天地の神
「君はだれ?」
そうディーテが頭にハテナを浮かばせながら言った。その女の子は顔をあげてディーテの目をみた。
「ちゃんと持ってるな。」
「?どうゆうことですか?」
そうディーテが聞くと女の子は掴んでいた袖を離して言った。
「私は天地の神 スフィアーだ。」
ディーテはそう言われても信じず年下の子供を相手してるかのように質問した。
「その天地の神様がどうしてこんなところにいるんですか?」
「簡単なことだよ。その右目の祝福は私が与えたものだ。私はちゃんと与えられてるか心配で天界から降りてきたんだよ。」
「降りてきたって・・・神様たちは全員オッドアイだよ。君の目はオッドアイじゃないじゃないか。」
そうディーテが優しく言うとスフィアーはディーテの袖を持って路地裏に入っていった。
「ここには誰もいないだろ。」
そう言うとスフィアーは頭の上に手を挙げて指パッチンをした。ディーテはその指パッチンに注目してスフィアーの目から目を離した。
「いったい何がしたいの?」
そうディーテが言ってスフィアーの目をまた見た。そしたらスフィアーの目が黒から右目はディーテと同じ赤色左目は水色がかった青色になっていた。
「どうだ?これで証明になったか?」
「なってないよ。魔法とか使って目の色とか変えたんじゃないの?」
そうディーテが言うとスフィアーはムスって感じの顔をした。
「じゃあ、戦ってみるかい?ディーテ トォルデゴートよ。」
「戦うって、、、私みたいに特訓とかしてないでしょ?」
「うん。けど勝てる私は君の何億倍も強いよ。」
「どうなってもしらないよ。構築魔法 小剣」
そうディーテはナイフをだしてスフィアーに斬りかかった。