13話 スキルと魔法を手動で増やしていくぅ〜
地理の本を読んでから一週間経った。あれから毎日毎日地下室にこもり、ニートもどきみたいな感じで本を読みまくった。そう、読みまくった。お父さんに許可を出された本をガンガン読んだ。そしたら翻訳のレベルがかなり上がった。とりあえずステータスを開く。
—————————————————
【ルーラ・ケイオス】
2歳 女 魔法使い LV 7
HP :62/62
MP :387/387
SP :157/157
攻撃 :52
防御 :53
魔攻 :4
魔防 :3
俊敏 :16
-スキル-
識別LV8
-魔法スキル-
創造魔法LV∞(神域限界突破)
-パッシブスキル-
翻訳LV5
-称号-
異世界人
創神
-加護-
魔法使いの加護
—————————————————
夜に識別使いまくってSPを消費してるから、相対的に識別のレベルが上がってきた。もう少しでLV10行くな。言語理解とおんなじ感じで進化とかするのかな?ちょっと楽しみだ。同じくMPも結界を張りっ放しにしてれば消費できるから、かなり簡単に増やせる。おかげで400行きそうだ。こういう、地味だけどどんどん溜まってく感じのやつって、いいよね。それと……なんか魔攻と魔防が下がってる気がするのは俺だけ?まあいいか。
そんでまあ、翻訳はレベル5まで上がった。言語理解が1日で上がったのに対して1週間でこれだけしか上がらないところを見ると、なるほど進化しただけあるスキルだなと思う。まあ、その分スキルレベルが上がった時の感動と達成感があって楽しいけどね。
そして、翻訳LV5ともなると、普通に本を読んでいるのと差し障りないくらいのスピードで読める。文字を見るとすぐに頭に意味が染み込んでくる。前みたいにもやぁーっとではなく、しっかりと読んでるって感じだ。これはいい。これで異世界語のエロ本でも読み放題だ……ゴホッゴホッ、おっとすまない咳き込んでしまった。
まあその話はそれでいいとして、今日は新しいスキルを作ってみたいと思う。前々から作りたいなぁとは思っていたものの、本を読むのが楽しくなっちゃってて忘れてた。いや、本って一回読み始めると止まらないんだよね。まあ読んでた本はほとんど童話とか神話とかだったけど。ラノベプリーズ。
いろいろごたごたはあったがそれは置いておいて、本題に入ろう。
これからスキルを作っていく。いつものカゴの中で、いつも通り真夜中だ。どうせ創造魔法を使うなら寝る前にやったほうが効率がいいからね。
ということで作る。まずは何を作ろうか………。やっぱりここは、異世界ファンタジーRPGゲームでど定番な魔法から行ってみますか!
「創造魔法で火魔法を作成(小声)」
《【創造魔法LV∞】によって スキル【火玉LV1】が作成されました 【火玉LV1】は【スキル記憶】によって自動で記憶されました》
おお、キタコレ。火魔法じゃなくて火玉なのね。火球の方がしっくりくる気がするけど、まあこの世界独特の仕様というか、そういうことなんだろう、うん。
とりまステータス確認。
—————————————————
【ルーラ・ケイオス】
2歳 女 魔法使い LV 7
HP :62/62
MP :357/387
SP :157/157
攻撃 :52
防御 :53
魔攻 :4
魔防 :3
俊敏 :16
-スキル-
識別LV8
-魔法スキル-
創造魔法LV∞(神域限界突破)
火玉LV1
-パッシブスキル-
翻訳LV5
-称号-
異世界人
創神
-加護-
魔法使いの加護
—————————————————
うんうん。ちゃんと火玉追加されてるね。ていうか、スキル1個につき30MP消費するのか。え、てかそれだと結界の方がよほどMPを使う気がしてならないんだけど。あれ、1分使うと200ぐらいMP吸われるんだよね。なんかバランスおかしい?まあいいか。つかう時間は結界の方が多いしね。
それじゃ、次行きますか。
「創造魔法で水玉を作成」
《【創造魔法LV∞】によって スキル【水玉LV1】が作成されました 【水玉LV1】は【スキル記憶】によって自動で記憶されました》
おけおけ。順調だね。じゃあこの調子でどんどん増やして行きますか!
*・゜゜・*:.。..。.:*・'*:.。. .。.:*・゜゜・*
数分後……
—————————————————
【ルーラ・ケイオス】
2歳 女 魔法使い LV 7
HP :62/62
MP :67/387
SP :157/157
攻撃 :52
防御 :53
魔攻 :4
魔防 :3
俊敏 :16
-スキル-
識別LV8
筋力強化LV1
瞬発LV1
-魔法スキル-
創造魔法LV∞(神域限界突破)
閃光玉LV1
盲目玉LV1
火玉LV1
水玉LV1
風玉LV1
土玉LV1
-パッシブスキル-
翻訳LV5
-称号-
異世界人
創神
-加護-
魔法使いの加護
—————————————————
思いついた物からどんどんスキルを作っていった。風玉、土玉、闇玉、光玉と言っていくだけで色んなのできた。楽である。闇玉は盲目玉で光玉は閃光弾だったけど、問題なく作成することができて良かった。
駄目元で身体強化と縮地を試してみたら、筋力強化と瞬発になった。これもちょっと変わったけど、なんか上手くいった。結果良ければ全て良しだ。許容範囲だ。まあ作るのに1つ70MP使ったがな。普通のスキルが70で、それ以外が30MPを使って作るのかな?あ、でも識別は30だったような…。まいっか。
最初の予定だと2、3個作れればいいなぁぐらいだったのに、かなり多めに作れて満足満足!一本満足だー!素直に嬉しいね。
さて、ただMPが減ったからか、すごい眠気が襲ってきた。もう遅いし、今日は寝るか。明日は魔法試射会だな。ああ楽しみだ。