懇親上等
たまには連投しよう(๑´ㅂ`๑).*・゜
金娘:
「やっぱゴウガさんも来てたんですねー。はぁー。まさか全員そろうとは……」
銀娘:
「ゴウガさん、なに食べる?」
獣王:
「 ガオオオオオオオオオオオオオオ──!!!!! 」
金娘:
「ああ、とりあえず座りましょうよ。あ、すんませーん。でっかい椅子とか無いですか。なかったら丈夫なテーブルでもいいんで。できれば丸太のヤツとかあります?」
銀娘:
「ゴウガさん、お金持ってる?」
獣王:
「 ガオオオオオオオオオオオオオオ──ンンンンン!!!!! 」
熊神:
「………なんで……おま、そんな、普通にしゃべってんの……」
幼官:
「う、うわぁぁぁあああんん……!」
姉乳:
「……ぅおお」
妹乳:
「こっ、この方がっ、格闘職のプレミオムズ、ゴウガリオン殿なのですかっ……!?」
金娘:
「あ! アレ、あるじゃん。ゴウガさん! あの丸太、持ってきなよ! なんか、店のインテリアっぽいけど……どしよかな、まぁ、ここ座りなよ! 隣!」
獣王:
「ガオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」
──ズドォオオオオオオオオオオオンンン!!!
──ぐらぐらぐらぐらぐらぁぁ……。
萌殺:
「ぅぉぉ……。マジ、こえぇー…………」
玉兎:
「にょきっとなぁぁあああああ!!!」
花狼:
「くゆぅぅ……Zzz」
銃侍:
「おぉ、見なされ……。何やら、うさ丸殿が敬礼しておるでござる……」
白童:
「こっちのオオカミくんなんか、寝入ってますよぉ!!! はははー!!! どーなってんでしょーねぇー!!!」
獣王:
「ガオオオオオオオオオオオ……グルルルルルル……!!! ガオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」
──どぉおおおおおおおんんんんん!!!
幼官:
「ひぃぃっ、ぃいいいいい……!!!」
金娘:
「ちょっとゴウガさん!! なんでいきなり机、ぶっ叩いたの!! 机さんが可哀想でしょーよおっ!!?」
銀娘:
「アンティ。木の机に宝石がめり込んでるよ」
金娘:
「あぁ、なんだぁ、お代かぁ……。ゴウガさん、もちっと優しくやらなきゃダメですよぅ」
獣王:
「ガオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」
熊神:
「……なんで、そんな落ち着いてられんの、おま……」
姉乳:
「あんな至近距離で机ぶっ叩かれたら、私でも少しはビビるわよ……?」
妹乳:
「あ、アンティ……!? そっ、その方……大丈夫なんですの……?」
金娘:
「ん? あーぁ、だいじょぶ だいじょぶ! ゴウガさん、根はいい人だから」
獣王:
「ガオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」
──ぶんっっっ・・・!!
──ガキィイイッ、ぃぃぃいいいんんんんん・・・!!!!!
幼官:
「ひっ、ひえぇええええええええ……!!!??」
萌殺:
「……な、なんか、金属の塊を机に叩きこみやがったぞ……。マジ、おっかねぇんだけど……」
銃侍:
「ラビットくらいなら、ぺったんこになりそうな威力でござったな……」
玉兎:
「にょおわぁぁぁ……」
金娘:
「ちょっと、ゴウガさん!! お椀、そんな力いっぱい置いちゃだめだってばぁ!! 楽しみなのは分かっけどさぁー……」
銀娘:
「あげたお椀とお箸、ちゃんと使ってくれてるんだねー」
獣王:
「ガオゥ、ガオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンンンンンン──!!!!!」
姉乳:
「……ねぇ、くま。あの器、全部ミスリル銀で できてるっぽくない?」
熊神:
「うそだろ……おま、おれの盾より、ぜんぜん強度あんじゃねーの……?」
金娘:
「あっ……すませ、すませーん! この宝石でお支払いとか、いけます? オケ? あっ、お釣りとか……どーしよっかな」
獣王:
「ガオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」
金娘:
「えっ、いいの……? ホントにっすか……? は、はぁ……。じゃ、そゆことで。あ、この人めちゃくちゃ食べるんで、かたっぱしから食べ物持ってきてもらっていすか? お任せコースで!」
銀娘:
「肉まん100個ください」
姉乳:
「………」
熊神:
「……おまえより料理たのむヤツ、おれ、初めて見たわ……」
金娘:
「100個はすぐには無理? あー、そーよね! とりま50個でいーです! はぁ……。もぉー、ゴウガさんも居るなら、先に教えといてくださいよぅ」
銀娘:
「腹減ったなー」
獣王:
「ガオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!」
萌殺:
「……あいつらはマジなんで普通に対応してんの?」
銃侍:
「同じ拠点同士、仲が良いのではござらんか?」
白童:
「いやぁー!!! ドニオス勢、恐るべしですねぇー!!!」
妹乳:
「さっきの雄叫びで、お皿にヒビが入ったのですが……」
金娘:
「てゆーか、マイスナぁ! 肉まんって……アンタ、あれやる気でしょー!」
銀娘:
「やらいでかー!」
金娘:
「もぉー。落とすんじゃないわよぉ?」
銀娘:
「それは、ゴウガさんの技にかかっている!」
獣王:
「グオガオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」
幼官:
「あわ、うわわわわぁぁ……」
熊神:
「だ、大丈夫だ、エコ……。たぶん、とって食われたりは、しないだろうから、たぶん……」
金娘:
「あっ、肉まん来たみたいよ! うわっ……あっはっはっはっはっは!! 見てアレ! きゃっきゃっきゃけらけらけらっ♪」
獣王:
「ガオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!」
銃侍:
「……ベア殿。見るでござる。あの咆哮の真横で、屈託なく笑う黄金の義賊殿を……」
熊神:
「未来って、想像つかねぇもんだよなぁ……」
萌殺:
「マジか……。マジで、全員で飯食う時が来やがるとは……」
銀娘:
「あ、肉まん、こっちにください。どもー。エコちゃん、こっちおいで。チョイチョイ」
幼官:
「ふ、ふぇぇ……?」
銀娘:
「いいから、はい、これ持って。両手でね」
幼官:
「に、肉まん……? どっ、どうするの?」
銀娘:
「ゴウガさんを狙うんだよ」
幼官:
「ぇ、ええッッ……!?」
銀娘:
「見ててね。……──とりゃ──!!!」
──ぶんぶんぶんぶんぶん!!!
獣王:
「ガオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」
──ガフガフガフガフガフガフガフガフぅぅ──!!!!!
獣王:
「モグモグモグモグモグモグモグモグモグモグ……」
幼官:
「た──たべたっ!!」
玉兎:
「にょおおぅ……」
金娘:
「あっはっはっはっはっは!」
萌殺:
「マジかよ……」
銀娘:
「ねっ。次、やってみて」
幼官:
「ええっ……!? わ、私も……!?」
銀娘:
「うん。大丈夫だから」
獣王:
「 ガ オ オ オ オ オ …… !!! 」
銀娘:
「勇気を出して」
幼官:
「……、……。……──ぇ、え──い!!!」
──ぽいっ!
──ガブゥゥゥゥウウウウウ!!!
獣王:
「モグモグモグモグモグモグ……!!」
幼官:
「た、たべたっ!!!」
銀娘:
「ねっ。どんな速く投げても、食べてくれるんだよ」
幼官:
「す、すごーい!!!」
妹乳:
「……、……」
姉乳:
「すんません、私も肉まん50個」
熊神:
「おい……」
銀娘:
「そりゃー!」
幼官:
「えーいっ♪」
──ぽいぽいぽいぽいぽいぽいっ──!
獣王:
「ガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブウゥゥゥゥゥッッッ────!!!!!!!」
幼官:
「うわぁあああ──♪♪♪」
萌殺:
「なんか……マジで曲芸じみてきやがったな……」
銃侍:
「割と大丈夫そうでござるなぁ?」
白童:
「意外と打ち解けられそうですよねぇー!!!」
妹乳:
「な、なんという光景ですの……」
金娘:
「きひひ! きゃっきゃっきゃ! けらけらけらけらぁ♪♪」
銀娘:
「そいやーっ!」
幼官:
「えーいっ♪♪」
姉乳:
「──ふっ……。私の本気を見せる時が来たようね……? ──おりゃあああああぁぁぁああ──!!!」
──ぽーいぽいぽいぽいぽいぽいぽいっっっ!!!
獣王:
「ガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブガブウゥゥゥゥゥッッッ────!!!!!!!」
萌殺:
「マジで何個食わす気だ」
妹乳:
「御行儀が悪い所の話じゃ、なくってよ……」
銀娘:
「次なに頼むー」
姉乳:
「丸い食べもんがいいわよね?」
幼官:
「ハンバーグは!?」
姉乳:
「投げにくくない?」
銃侍:
「あ、実は某、やっとハタチになりもうして」
白童:
「おめでとうございまーす!!!」
萌殺:
「マジどうでもいい」
金娘:
「あ、すんませーん♪ パインスカッシュってありますか?」
熊神:
「はぁぁ……。あ、すまん、クルルカン……。ついでに、この店で一番強い酒、頼んでくれ……」
アンマイも賑やかなご飯は好き((´∀`*))










