夏休みだよ! 全員集合!? さーしーえー
ニコニコ静画でもコミック版が始まりましたね♪
よければコメントなどお願いします(笑)
……え? 三周年……?
マジで……?((((;゜Д゜))))
すぺさるTHANKS<(_ _*)>.*・゜
今回のメインは挿し絵ですぁ!
「くまったぜ……まーた背中に寝ぐせが、ついちまった」
「そうでござるか? あんまり、わからんでござるよ?」
わかってねぇなぁ、わからん侍め……。
おま、ココとか、ぺったんこになってんだろ?
「んぉ、騒音エルフは何処いった?」
「歯を磨きに行っておられるご様子」
「……マジカは?」
「まだ寝ておろうて」
「おま、もう夕方だぞ……」
「ふ、良いではありませぬか。せっかくの"夏休み"でござる故♪」
「……はぁ。"夏休み"、ねぇ──?」
今回の、おれ達の"夏休み"は、
王都の貴族連中が言い出した事らしい。
普段、それなりの激務をこなす、
おれ達を気遣っての事だとかなんとか……。
ただ、手配された休暇先ってのが、
ちゃっかりと、薬草不足問題が起きている、
ホールエルの街なのは、
"ご愛嬌"と言うやつだろう……。
最終決定をくだした王都のギルマスから、
「ごめんなさいね」というメッセージが、
プレミオム・アーツに届いていた。
ほとんどのプレミオムズが移動するという事で、
何故か、エコープルも同行することになった。
ま……安全と言えば、確かに安全だろう。
各職・全員Aランクの護衛付きと変わんねぇしな!
"嘘"に参っちまう審議官にとっては、
確かに、いい息抜きになるだろうよ。
ヒキハも、上手く雑務を片してきたようだ。
オシハの見張り役として、引っ付いてきてくれた。
……今のメンツなら、
ホワイトバーグベアくらいなら、
ボコボコにできるかもしれん……。
かくして、おれ達は、
東の街、ホールエルに集まっている。
はぁ──……にしたって、だ。
「……"薬草不足は、おまえ達にとっては休暇中に解決できるだろう?" って貴族共の魂胆、見え見えだよなぁ……?」
「からからから♪ 王女殿下の生誕祭も終わり、手が空く時期でありますからな。よい頃合いだったのでござろう。某は、素直に嬉しく思います故」
「長期休暇なんか……。別に毎日、ちゃんと寝られりゃ文句は無いんだがなぁ」
まぁ、おれらが同時にのんびりできるなんて、
確かに、滅多にない機会だろう。
さっそく、移動疲れに逆らわずに、
えらく、ゆっくり寝ちまったし……。
今日は皆で飲みに行って、
明日からは別行動で、
プラプラ、街の情報収集だな。
「あー、あちぃ。氷の魔石、まだかぁ、オシハぁぁ……」
袖無しのデカい肌着に、
毛皮まみれの腕を通す。
ん? ……何見てんだ、わからん侍。
「今度。風呂でも御一緒に、どうでござる?」
「おま……着ぐるみ状態のおれ、見たいだけだろ」
「からからから♪」
などと、ヒナワと話していると。
「はぁ〜〜い♪ お待たせしましたぁ〜〜♪」
おっぱいの楽しそうな声が、
二階の客室に入ってきた。
「──おぅ、オシハ。遅かったな、おま──」
……。
…………。
…………………。
………………………………なん?
ヒナワが、聞いた。
「……オシハ殿。お聞きしてもよいでござるか?」
「なによ、若様」
「何故……神官を担いでおられるのか?」
「戦利品よ!」
知り合いの女剣士に氷の魔石をお願いしたら、
ぐったりとした神官を持ち帰った件について。
「おま……何をしとんのじゃああああああああああ!!!」
休暇中(仮)に、さっそく厄介事を起こすんじゃねぇええええ!!!
何を一日経つ前にやらかしてんだ……!
ヒキハのヤツも居たはずだろうっ!?
おっぱいの暴挙は、おっぱいで止めやがれ!
「姉さま……そのような誤解される言い方は……」
おっ、でたなっ! 乳の良心め!!
どうすんだ!! とうとう姉の方が、
犯罪に手を染めよったぞ!!
ん? あれっ。
何、おまえも担いでんの……えっ。
「──あっるぅうええええええええええええ──!?!?」
思わず、裏声でそうになる。
くまに、裏声が出せたとは。
「ちょっとくま! さっきからアンタ、うるさいわよ!」
「べ、ベア殿……これには理由がありましてですね……」
ふと乳山脈の後ろを見ると、
パジャマ姿の寸胴魔女が、
マジでビビっている。
「マジか……とうとう、やりやがったか……。いつか、なんか、やらかすとはマジで思ってたが……聖職者かっさらってくるとか、マジで、マジ有り得ねぇなコイツら……。コレ、ウチもマジ共犯扱いじゃねぇの……? こいつら、チチもアタマも、マジどうかしてんなオィ……」
「あれー!!! お口スッキリで戻ってきたら、何やらモンダイが担ぎ込まれてますねぇー!!! たははーっ!!!」
うるせぇわ……。
上手いこと言おうとしてんじゃねぇぞ、
騒音エルフめ。
「からからから♪ 休暇初日に神罰がくだりそうでござるなぁー♪」
「かんべんしてくれ……」
頭を押さえるおれに、
階段からエコープルの声が届く。
「うわあああぁぁあ! うさ丸がぁあー!」
「にょわー!!」
「くゆーぅ」
ゴロゴロゴロゴロゴロゴロぉぉ──!!!
ぼてんぼてんぼてんぼ──!!!
……今の音、何?
( *`・ω・)今エコたん描いてる。










