おにゅーあんまい!! さーしーえー
おーまたんたんたんたんたんたんたんたん!!!
(●´∀`●)たいへんおまたせすますた!
……。
……………。
……………………。
──────ズドんむッッ……!!!
と、いう音が して──。
マール服飾店、
地下、三階の、
扉が、ひらいた。
「……、……」
「……、……」
もう、朝である。
ここが、もし。
地下で、なければ。
小鳥たち の さえずり が、
チュンちゅん、元気よく、
聞こえるに、違いない──。
「……、……」
「……、……」
ガクガクガクガクガクガク、
ガクガクガクガクぶるぶるぶる……!
部屋から出てきた少女たちは、
なぜか、ちどり足である。
よく見なくても、
足が、ふるえている──……、
一周まわって、ダンスのようだ。
誤解しないで いただきたいのは、
別に、この2人、
疲労困憊、という、
訳では、無い。
体力は、回復している。
ただ、部分的に。
リカバリーが、
おっつかなかった、
ポイントが、あるだけなのだ──……!!
かべづたいに、歩、こう、と……?
「ぐ、ふぐぅむ、ぬぅ……//////」
「うみゅ、みゅみゅぅ……//////」
『────だ……:大丈夫ですか?☼』
〘------そらぁー;足腰;
------立たんくなるのんっ☆
------あったり前のんなぁ〜〜っ☆☆〙
アンティとマイスナは、
なっがい廊下を、それぞれ、
左の壁、右の壁、
反対っこに、分かれるように──、
「ふんぬ、ふんぬ……っ/////」
「ふぐぅ、ふぐぅ……っ/////」
もたれかかり ながら、
えっちら、おっちら、
前に、進んでいた。
服装は、ふたりとも、
だっぽり とした、大きめの、
パーカーを羽織っており。
だが、覗く、震える足には、
ソレとは、不釣り合いな、
どうも……魅惑的な、
ランジェリー……と、思しき、
せくすぃーなデザインが、
施されている。
「うぐぐ……//////
に、にゃんで、
こんにゃ、め、にぃぃい……!///」
「ぁ、あんてぃ、だって……!///
とちゅうで、やめなかった、
くせにぃぃい……!//////」
「あんた、だってぇええ……!?///
く、くるったように、
感覚、なくなるまで、
やってきた、くせにぃ……!!///」
「や"……っ!? ///
やられた、こと……///
そのまま、おかえし、してたっ、
だけだも〜〜ん……!!//////」
「な、なぁにぃぉおお〜〜!?//////」
「ゃ、やるかぁぁああ〜〜!?//////」
────√ バチッ!! √────
目線、アンマイ。
「♡♡〜〜〜〜っっ!?//////」
「♡♡〜〜〜〜っっ!?//////」
思い起こされる、
パーカーが、無いバージョンの、
お互いの、すがた──。
デンジャラス☆せくすいー……!!
昨晩は、お楽しみでしたねっ☆☆
「♡♡───こ、こっち!?//////
むくんじゃねええええええええっ!!//////
また、思い出しちまうだろおぉーっ、
がああああああああぃぃいっ!!!//////」
「♡♡───あ、あんてぃ!?//////
むこう、むいててええええええっ!!//////
そんな、えっちな カッコウ、
してるのが、
わるいんだからねえええええっ!!?//////」
『>>>足、ガクガクに なりながら、
>>>何を絶叫してんだ、
>>>この仲良しペアーは……』
〘#……クックックッ……興味深いな?
#……股関節まわりの、
#……感覚が麻痺していると、
#……これほどまでに、人間とは、
#……無力な、存在なのだな?〙
「ち、ちくしょお……!!///
あ、あたしは、わるく、ないっ……!///
マイスナが、エロすぎるのが、
ぜったいに、わるいっ・・・!!///」
「ひ、ひとの、せいに、すなっ……!!///
アンティの、すけべ!!///
さかった、うさぎ!!///
エッチすぎる、くせに・・・!!//////」
『────あはは……☼
────前見て:歩いてくださいね……?☼』
『>>>あんだけやって、
>>>まだ、欲情できるのー。
>>>ははは! 底なしだなぁー!』
「──ぅ、うっしゃいわああ!!!//////」
「──しょ、しょーがないでしょ!!!///」
互いを見ると、
また、理性を失いかねないため、
なんとか、目線を そらしつつ、
地上を目指す、アンマイたち──。
「あ、アカン……!///
と、とりあえず、ヨロイ、だ……!!
ヨロイ、着ない、と……!!//////」
「この、ゃ、ヤバい、肌着……!!
カンゼン、にっ、隠せる、のは、
アレしか、ありません……ッッ!!!」
『>>>いや、脱いで、
>>>私服、着ろよ……』
『────でも:現在:
────肌着は:コレ:
────ひとつずつ:しか:
────ありませんし……☼』
『>>>あ、そっか。
>>>てか、ホントに、
>>>まったく汚れてないの?』
『────恐ろしい:復元力です……☼』
「ぬ、ぬぐ、とか……///」
「いまは、ちょと……///」
〘------逆に;起爆剤に;
------なりそうのんなぁ──☆☆〙
──いまは、上から、
──着ちゃうほうが、いい──。
──防衛策である。
ただ、パーカーじゃ、弱い。
私服も、ワンピースや、
ホットパンツが多い。
最強は、あの、ヨロイである。
──うん。あんな、へそ出しでも、
まさか、先の夜のようには、
咲かせまい────。
「が、がんばれっ……!!///
わ、わたしも、見ない、
からっ・・・!!//////」
「ひ、ひいっ……!!///
ぁ、アンティ、手は、
さわらないほうが……!!//////」
たいへんである。
「しょくどうむすめ、
にゃめんな、よおおおおおお……!!?///」
「ふぁ、ふぁいと、
ひゃっぱぁああ〜〜〜〜つ……!!!///」
なんとか、理性を、ふりしぼり。
地上1階の、店舗スペースに着くと。
ヘンタイが、つっぷして、
寝ていた。
「 ……〜〜〜〜〜〜ぐおぉZzzzzz〜〜……」
酒瓶を、持っている。
「──ごるぅおああああああああぁぁぁ!!!
へんたいいぃいいいひひいいい〜〜!!?
寝るなら、ヨロイしあげてから、
眠りやがれぇえええええええいいい!!!??」
「アブノさぁあああああああんんんっつつ!??
起きてくださいいいいいいいい〜〜!!!!!
げんかいでぇえええええええすッッ!!!!!」
さすがのアンマイも、涙目である。
すると、
アブノ・マールは、
うつ伏せで、寝ていたが────、、、
「……〜〜Zzzz……、む、ふご……、……」
ぴょい、と、ゆびを、さす。
「「 ……ッ!? 」」
『 がるるぅ〜〜♪♪ 』
そこには、ぷにガルンと、
収納形態になった、
ふたつの、ヨロイが、あった!!!
「──で、できてる、のねっ・・・!?///」
「──た、たすかっ、たぁっ・・・!!///」
よくみると、
コンパクトに仕舞われたヨロイたちの、
そばに、魔王の杖も、落ちている。
{{ すぴゃあぁぁ〜〜っZzzz……! }}
『 がるがるぅ〜〜♪♪♪ 』
へんたいが、
寝ぼけながら、言った。
「 Zzz……ふご……、ぐっと、せくすぃー……ッ☆」
「──しあがってんなら、
そう言えっての!! バカぁーっ!!///」
「──はやく着ないと、
気が、くるいそうです……っ!!!///」
────バサッ・・・!!
──きゅううおおおおんんん・・・!!
パーカーと、魔王の杖と、
ぷにガルンを、
亜空間に、しまい──……!
「ひっ、こっち、見るな、よ……!?//////」
「こっ、こっちの、セリフだもんね……!!//////」
──きぃぃイイいいんンンン・・・!!!
──ギャああゥオオオンンン・・・!!!
アンティとマイスナは、
ごっつ、エロい ランジェリーの上から、
調整済みの、ヨロイたちを、
装着、する・・・!!!
「──っ、おっ・・・!?
ちっと、装着、はやく、なってる……?」
「──っ、なんか・・・!?
すごく、しっくり、きますね……!」
「……Zzzzzz〜〜……」
「……徹夜で、やってくれたのかな?」
「……お金と、新しい肌着、どうする……?」
アンマイは、相談し、
とりあえず──金貨を何枚か、
置いて……帰ることにした。
「足りない分は、後日、
金額、確かめてから、かな……?」
「そ、そだね……。すっごい、
疲れてる、みたいだし……?」
「……Zzzz……、すんばら、せくすぃ……!」
今、ヨロイの下に、
しれっと着込んでいる、
この世でイチバン、
どクソエロいランジェリーのことも、
聞きたかった、アンマイであるが、
我らがアブノ・マールは、
せくすぃーなる、夢の中である。
仕方なしに、アンマイは、
マール服飾店を、後にする。
ヨロイの着心地は、
明らかに改善されており、
火照った興奮 は、
かなり、ナリを、ひそめてきている──。
「……//////」
「……//////」
だが、アンティとマイスナは、
それぞれ、
ギルドの塔の家に向かうまで、
互いの顔を、見れずにいた。
昨晩は、戦争だった。
気遣いゼロの、
果たし合いのような、モンである。
(……ちょと、やりすぎ、だわなぁ……///)
(……うぅ、き、きまずいっ……///)
すでに、お嫁にいけない身体に、
させ合っている、仲では、あるが。
互いに、キラわれる事が無いと
確信している分、
一度、タガが外れると、
とことん、容赦が無い。
あんなムチャクチャをしては……。
乱れまくった顔を、
あこがれの人に、
見せ合いまくっている。
(……〜〜//////っっっ。
なにをしとんのだ、あたしはぁ……//////)
(……〜〜//////っっ。
は、はじゅかしぃ、あんなのぉ……//////)
今さら、ドギマギする、
イミも分からんのだが、
明日からは、いよいよ、
カーディフの街への里帰りだし、
エルフの村、"フラネット"にも、
立ち寄る予定である。
集まっているであろう、
エルフたちに、
大切な、聞き込みも、ある。
今日は、
ドニオスの配達の仕事に、
取りこぼしが無いか、
気になる所である。
「は、配達が、のこってたら、
きょおじゅう、に、
おわらせ、ないと、ね……//////」
「そ、そだ、ねっ……//////」
気恥しさから、
あまり、互いを見れずに、
着いたは、朝の、
ドニオスギルド──。
わぃわぃ、ガヤガヤ・・・!!
ギシギシ・・・!!!
「──あっ! ヒゲイドさん、いるっ!!」
「──ほんとだ・・・っ!!」
冒険者で賑わう、早朝のギルドに、
ここ、数日間、
忙しそうで、話せていなかった、
ヒゲイド・ザッパーの姿があった。
すぐに、分かる。
なにせ、ドニオスのギルマスは、
身長、3メルトルテなのだ──。
「いろいろ、バレちったかんなぁ……。
ゆっくり、話したかったけど、
時間のタイミング、やばいよなぁー!」
「ダメもとで、話しかけて、みようよ!」
冒険者ギルドの朝は、
クエストの取り合い、
早いもん勝ちだ。
たいへん、けたたましい。
だが、その中でも、
アンティ・クルルと、
マイスナ・オクセンの、
足音は、ものすんごく、響いた──・・・!!
──きぃぃ───ぅんんんんんゥ──……!!!
──ギィィ───ゃアアンンンぅ──……!!!
「ヒゲイドさぁ──ん!!」
「こっち、こっち!!
ちょっと、お話が……」
「──! ぉ。おまえたち、
昨日は、何処に行って──、
──・・・?」
「あ、きづいた!」
「身長、たかい!」
ヒゲイドが、見る。
すると、奇妙なことが、起こった。
・・・がやがや。
・・・ざわざわ。
・・・・・ひそひそ。
「……ん?」
「あれ、しずか……?」
さわいでいた、冒険者たちが、
何やら、急に、
静まりかえっていくのである。
しかも、よく見ると……。
どうやら、こちらを、見ている??
「……???」
「……なんだぁ??」
不思議な、光景だった。
足音で、目線を引いたのだろう。
ただ、こちらを見て、
なぜ、静かになるのか???
「……???」
「……???」
「……な、なぁ、アレ、ってさ」
「あぁ……だよなぁ!!」
「おおっ、やっぱりか!」
「ええっ、すげぇ……」
「ぁ、そゆことか……!!」
「いっしゅん、わかんなかったわー」
「いいじゃん、いいじゃん!」
「あぁー……っ、似合うーっ……!」
「うおっ……前より、高級に、なってね??」
「洗練されてるよねーっ!」
「あれってさ……前から思ってたけど、
おいくらマンイェルなワケ……?」
「はっ、おれらの半年の収入じゃ、
買えないのは、確かだって!」
「やべ……かっけぇ」
「イカす」
「まさに、ライバルって、かんじ」
「……???????」
「……???????」
いや、うるせぇな。
うるせぇ、が。
なんで、みんな、
こっち、向いてんの???????
ズシン・・・、ズシン・・・。
という、足音が、ひびいた!
ヒゲイド・ザッパーが、
こちらへ、近づいてくる!
やっぱり、デカい。
ヒゲイド氏は、
自分のアゴヒゲを、いじりながら、
しげしげと、アンマイを、見る──。
「…………ほぉう?」
「な、なんすか……」
「ぉ、おはよ、ゴザイマス……」
「……うーむ、やはり、か」
アンマイは、さっぱり、
イミが、わからない!
「な、なんスか?」
「わけワカメ??」
そして、ヒゲイドさんの、ひと言!
「いや──お前たち、
ヨロイの 型式 が、
あたらしく──なって、いるな?」
「 「
ふ ぁ い ?
」 」
((´∀`*))きづけよ(笑
※そんな かわらん










