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カタりダす、シロノもノ。

※くっっっっっっっっ

 っっっっっそ、書き直しました(^_^;)笑


※タイトル、演出、効果音、

 セリフ(言う人、内容)等、

 ひっさしぶりに、別モノです(笑)


※なんか、『 いいねボタン 』が、

 下に できたらしいよ!!!!!

 工エエェェ((((;゜Д゜))))ェェエエ工




 ぐったりしている、

 クマさん、オシ姉、ゴウガさんを、

 クラウンに分析してもらう。


 案の定……、あまり、

 よろしくない結果が、

 視界野に、表示される。




金娘:「" 虚弱化(きょじゃくか) Lv.2 "……。

     確か……だよ、ね? 」


陽神:『────ええ:残念なことに☼

    ────効果時間が:

    ────設定されていますね☼

    ────見てください☼

    ────……"47:58:24"……☼

    ────現在も:カウントが進行中☼』


金神:『>>>48時間……2日間ほど、

    >>>ステータスを、

    >>>弱体化させる効果みたいだね。

    >>>カウンターは……一応、

    >>>()っては、いっているみたいだけれど──……。

    >>>ぅーん、難儀(なんぎ)だな……』


金娘:「弱、体化……」




 深刻な問題になっているのか、

 心配だけれど……、当の本人たちは、

 けっこう、元気に悪態を ついてる、、、かな?




熊神:「くそォ──……! しまったゼ!!

    おれと、したことが……。

    つい、アツく、なっちまったな。

    けったくそ わりィ──ッ!!」


姉乳:「ちぇッ……背中の剣が、重く感じるわ。

    まさに、" お荷物(にもつ)確定(カクテイ) "、って感じ?」


獣王:「ガオォ〜〜ン……! きゅ〜〜〜〜っ☆」




 だ、だいじょぶ、、、そう、かな・・・?




金娘:「えぇーっと……。

    時間の経過と共に、

    効果が解除されるのは、

    間違いなさそう?」


陽神:『────肯定します☼

    ────その可能性は:

    ────かなり高いかと☼』


金娘:「そ、っか……。

    命に、別状(べつじょう)がないなら、

    よかったよ」


姉乳:「()んだ本人としては、

    かーなり、気怠(けだる)いんだけれどねぇぇー。

    " ハーフ・ヴァンパイア " にも、

    効果がある設置型トラップって、

    結構、(めずら)しいのよ……?

    (ひさ)しく無かった感覚だわァ……」




 オシ姉の言葉を聞いて、

 ヒキ姉のほうを向いたら、

 軽く、(うなず)くジェスチャーをしてくれた。

 へ、へぇえ……?

 ふたりって、状態異常に、

 かなり、耐性が、あるってコト?


 ま、今は、おもっくそ、食らってらっさるが・・・。


 クマさんと、ライオンさんも、

 かなり、ダルそうにしてる。




獣王:「ガオガオガ~~……!」


熊神:「ったく、めんどくせェよなァ……。

    ……しっかし。

    ここにいた、(ラビット)たちァ──……、

    こんな、バッド・ステータスを、

    常時、継続して受けまくりながら、

    ずっと、仲間同士で……、

    ヤり合ってた、、、ってことかよ。

    なァ……?」


銃神:「……で、ござるな。

    ここまで、胸くそが悪い場所も、珍しい。

    いったい、誰が、

    このような場所を……!」


萌神:「マジ、さいあくだなー」


異火:『 あくしゅみ じゃのー 』



銀娘:「……誰も、幸せに、なれない場所だね」


金娘:「……! そう、ね……」




 ここには……ただ、" 悪意 "、しか・・・。




金娘:「私……、正直、

    まだ、感情が、追いついてない」


銀娘:「──! アンティ……」


金娘:「ここに、いた……、ウサギたちの、

    キモチを……想像することを、

    心の、どっかで、、、拒否、

    しちゃってる」


妹乳:「……そうです、わね」




 直視・・・したく、ないのだ。

 イヤな、ものから、

 目を、そむけたい、きもち。


 だれだって・・・もっているはずの、

 当たり前の、こと──。




銀娘:「……ゆるさない」


金娘:「っ!?」


銀娘:「アンティに、そんなカオ、させるなんて」


金娘:「っ! マイスナ……」


銀娘:「ローザのチカラで、ぜんぶ、消し飛ばしてやる」




妹乳:「 あっ……ツ 」

姉乳:「 ま──ッ 」




金娘:「──まだよ。

    それは……調べてから」


銀娘:「……!」


金娘:「でしょう? だって」




    何か、手がかりを、

    見つけなきゃ。




金娘:「私たちが──……。

    ここに、" (とど)いた "。

    意味が、なくなる、から──……」


銀娘:「……っ。わかった。ムリ、してない?」


金娘:「ありがとぅ。一緒に、来てくれる?」


銀娘:「聞く必要の、ないことだよ」




 ふふ──……、……。


 フワリ、と。


 私たちは、空中の、ミルフィーユのような、

 歯車の(かさ)なる足場から、浮かび上がり。


 "巨大(きょだい)漏斗(ろうと)"の、

 表面へと、近づいてった。




熊神:「ぉ、おい!! 気ィつけろよッッ!?

    イチメン、(かく)し魔法陣だらけ──……、 」


姉乳:「クマ! ……信じましょう。

    あの子たちだって、、わかっている」


熊神:「──っ。あ、あァ…… 」




陽神:『────反重力(ハングラビティ)機構(システマ):オン☼

    ────ベアークラッチ:展開☼』




 ギリギリまで降下(こうか)し、

 いくつかのカメラをオンにし、

 視界情報を、何度か切り替え、

 トラップの部分を調査する。


 ──……!

 本当に、テッテイ的に、、、

 すべての表面に、魔法陣が──……。




金娘:「"血"で……(きざ)み込まれてある。

    魔法陣を、、、(とが)ったもので、

    (けず)るように書いて……。

    その(ミゾ)に、血が……()()まれたんだ」


銀娘:「うさぎさんの、血?」

 

金娘:「……クラウン?」


陽神:『────確認しましょう☼

    ────お任せください☼』




 こんなことを、

 調べては、ほしく、なかった、けれど──。


 きゅぅぅうううんんん……。




陽神:『────分析完了(アナライジング)

    ────やはり……"ラビット"の:

    ────ものの:ようです☼』


金娘:「……そう。決まり、だ」


銀娘:「 ? 」


金娘:「ウサギの……"血"で、

    発動する魔法陣を、

    いっぱい、足もと、に……」


銀娘:「……さいてぃ」




 私は──"魔無し"、だけれど。

 魔法陣の術式は、死にもの狂いで、勉強した。


 だから……わかる。

 この、魔法陣の、特性。



金娘:「これは……"死"を、

    動力に、してる。

    こんなモノは……あっては、

    ならない」


銀娘:「 、 」


金娘:「……クラウン。

    ここいら付近で……"ラビット"以外の、

    要素を、見つけられない?」


銀娘:「 えっ! 」


陽神:『────:……!☼

    ────し:少々:お待ちください──☼』




 クラウンが、再分析を、かける。

 数十枚のマホウのガラスが、

 周囲を、透過(とうか)し、すり抜ける──。


 ──ヴぉヴぉんん────……!




陽神:『────:……!☼

    ────周囲に:いくつか:

    ────"エルダー・グール"の:

    ────残骸を:発見しました☼』


金娘:「──! ぐ、"屍喰鬼(グール)"……?」



白童:「──それだ」





 ──エルフの声が、


 ストン、と、とおる。





白童:「"エルダー・グール"は……、

    普通のグールとは違い、

    少し、知性があります。

    ソイツらに"魔法陣"を(きざ)ませ、

    その後、使い捨てにされたのでしょう」


熊神:「……、ぁん? おま──」


姉乳:「つかいすて?」




 突然しゃべりだした、ユーくんに、

 みんな……妙な、感覚(かんかく)を、

 感じていた。




白童:「……──アンティさん、マイスナさん?

    最下層(さいかそう)の──"受け皿"に、

    "観測機(かんそくき)"、、、の ようなものなど、

    送れますか?」


金娘&銀娘:

   「「……えっ!?」」




 ゅ、ユーくんから、" 観測機 "、……?


 まさか、デバイスの作成を、

 提案される、なんて。


 少し、キョドってしまった。




金娘:「ぅ、うんっ……」

銀娘:「やれると、思います……」




 急ごしらえで、飛行隊タイプの、

 調査ユニットを組む。


 カッコいい、ボルボンボ・コッコ鳥、

 みたいなヤツだ。

 

 二機、投下する。



 ──キュゥゥウウウンン・・・!!!

 ───ギュゥウウウウンンン・・・!!!




陽神:『────自然落下だけでは:

    ────スピード不足と判定☼』


金神:『>>>ロケット・ブースターを試してる。

    >>>は・・・逆噴射のタイミングは、

    >>>任せてくれよ』


月神:〘------"放射系"も;

    ------搭載(とうさい)しているのん☆

    ------()りなかったら;

    ------転送できるのんし☆〙


水神:〘#……む。受け皿、と言うが……、

    #……"(みずうみ)"くらいの大きさは、

    #……あるだろう。

    #……まったく……悪趣味な場所だ。

    #……あの国と、いい勝負だな……〙


金娘:「……」

銀娘:「……使いすてます。

    発火させてください」




 無人機なので、ハデに加速させ、

 ミサイルのように、最下層に到達(とうたつ)させる。




金娘:「視覚に……()せそう?」


陽神:『────調整しています☼

    ────お待ちを──☼』



 私とマイスナに見せるだけなら、

 すぐに、できたんだろーけど、な。。。


 みだれた、ウィンドウが、

 全員の眼前に、(うつ)し出された。



 ── ヴぉ・・・ん・・・!

 



銀娘:「──!!

    何かが……、立ってる。

    い っ ぱ い ── 」


金娘:「ぅ……」





 ── 黒い、水面の上。


 たくさんの、まっくろな、"人影(ヒトカゲ)"が、


 " 観測機(こちら) " を、、、見ていた。


 じっと、じっと・・・。


 どこまでも、(ウツ)ろ、に────……。





萌神:「マジかよ……。なんだ、コイツら。

    マジ、新種? ゴーストかよ……?」

銃神:「……! 相違(そうい)あるまいて。

    見よ──」

萌神:「あっ・・・!! マジか、

    アイツらの、アタマ・・・!!」

銃神:「うむ・・・。耳が、あるで、ござろう。

    " (ラビット) "の、ような、耳が──……」




 ──!!


 ほん、と・・・だ。

 なんなの、この・・・、・・・いや。


 ……この子、らは。


 ラビットたちから、生まれた……、

 ……って、コトは、まちがい、ない……。


 でも、なぜなの?


 なんで、くろい、シルエットが・・・。


 ヒトガタに、ちかいの、だろうか・・・。


 くろい、うさぎの、みみを、もつ、



 たくさんの、ぼうれい────……。







     ちゃぷ・・・




             □ □

   □ □       □ □

   □ □      ⊿◪□◪◺

  ⊿◪□◪      □□□□□

  □□□□      □□□□

  □□□□◺     □□□□□

 ⊿□□□□□     □□□□

 □□□□□□     □□□□

  □□□□◹□     □□□□

  □□□□ □    □ □□

  □□ □ □    □ □□

 ⊿□□ □       □ □

 □□  □       □ □

 □□  □       ̄  ̄  ̄ ̄

    ̄ ̄  ̄ ̄








白童:「特殊な個体は、いますか?」


金娘&銀娘:

   「「 へっ……? 」」




 いるやろがぃ。


 たくさん。

 



白童:「そうではなくて。

    体が、(おお)きなものや、

    周囲に、くらべると……、

    禍々(まがまが)しいオーラを(はな)っている。

    そんな個体(ヤツ)です」


金娘:「えっ……とぉ?

    み、見て、みる、けど……!」

銀娘:「ち、ちょっと、待ってて……!」




 ──観測を、続けた。


 けど……。


 棒立(ぼうだ)ちの、

 ウサ耳のシルエットたちは、


 みんな……ほぼ、同じ大きさ。

 おんなじ……みんな……オンナジ、だ。


 うつろな……目。

 ウサギの、耳……。


 くろい。どこまでも、まっくろな、世界だ。


 魔物(アンデッド)だけど……同情を、

 感じずには、いられない。


 虚無を……感じた。





金娘:「特別な……個体は……、

    いない、みたい……。

    ……! あのっ、"受け皿"、だけど、

    けっこう……損壊(そんかい)してる。

    古い、モノ、なのかな……?」


銀娘:「大きな亀裂(きれつ)が入ってて、

    今にも、倒壊(とうかい)しそうです」


白童:「そうですか……」



熊神:「 ── お ま え な 」






 そして──。


 クマさんが、しびれを、切らす。





熊神:「……いい加減にしとけよ? ユユユぅ」




 

 正直、まってました、と、

 思ってしまった。





熊神:「おま……。なにを、知ってる?」


白童:「──……」




 急いで、金色の、足場まで、戻る。


 みんなの視線が、

 ユーくんに、集まっている。





熊神:「 ここまで来て……。

     " しらんぷり "は、ねェだろ。

      ……な? 」


白童:「 ──…… 」







 ユーくんは、


 何かを……迷っていた。


 でも、やがて。




 " はぁー…… "、と──。






白童:「 ── " ミュステルの() " 」


熊神:「──!!」


白童:「そう……呼ばれる、場所です。

    ボクも、この目では、

    初めて、見ましたが──」


姉乳:「とうとう、()きやがったわね?」


金娘:「……──!? み、

    " ミュステル "……!!

    ──それって!!!!!」


銀娘:「北東の森の、

    メダマ怪人(カイジン)が、言ってた……!!」





 ── " アミ・ミュステル "……(さま)……、



 ────って、ヤツ!?!?!?





熊神:「はっ……やっと、ゲロったな?

    ほぃじゃあ、博識(はくしき)な、

    エルフの ぼっちゃんに、

    聞くとするぜ……!!」


    ──この"地獄"は、

    いったい……誰の、采配(サイハイ)だ……?」


白童:「"ミュステルの()"──。

    これはね──── 」







 ──しずかな、言葉。







白童:「──はるか昔。

    "吸血鬼"と、"エルフ"が考えだした、

    "おまじない" だよ」






アリス・ギア・アイギス、

始めました((´∀`))。

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『はぐるまどらいぶ。はじめから読む』
― 新着の感想 ―
[一言] 獣王:「ガオォ〜〜ン……! きゅ〜〜〜〜っ☆」 かぁいいw ずいぶんかきなおしたな!? アリス・ギア・アイギスは良いぞ
[一言] 確かミュステルは「共鳴術式」、 アミはナトリで良く居そうな名前、だったよね。 そういえばトドメちゃんどうしたのかな?
2022/02/05 01:08 退会済み
管理
[一言] \\アリス・ギア・アイギス//
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