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白の竜騎士物語  作者: 涙涙涙
83/136

Lv82 どうして……

どうしてこうなった………




ここはお馴染みマスケ城の兵士修練場。


城の一階二階を吹き抜けた形で、広さは一般的な学校にある体育館程度。天井も高く、身体能力向上の機器や柱なども充分に備え付けられており、兵士達が様々な訓練をするのに最適な造りとなっている。

地面は土だが幾万幾億と踏みつけられた足場は砂のようにサラついており、中には兵士達の歯や爪のような物も見える。きっと、多くの者がこの修練場で己を高めるために励んでいたのであろうことは容易に想像ができる。


たが、いまはそんな修練場の詳細など問題ではない。



大事なことだから二回目だ。




ドウシテコウナッタ。。。。。



ーーーーーーーーー

ーーーーーー

ーーー




いま、オレの目の前には、


″武の王″と謳われるムゲン。


″鉄壁の要塞″と謳われるガウス。


″魔導の申し子″と謳われるフェリウス。


そして、セリーヌが急いで連れてきた

″俊剣″と兵士達に応援されているエリック。



合計4名の豪傑たちが並んでいる。



皆、腕に自信がありそれぞれ愛娘のいる父親だ。



「チーやんいったれー!」

「チー様!ふぁいとですわー!」

「チーくん、、、、、私のために勝つの」

「チハヤあんた!勝ったら結婚の許可が父親直々に降りるのよ!?わかってんでしょうね!!?」

「チー殿!私は、私は、、、、、!!!」

「チハヤんと結婚するのはあたしだしー!」

「やれやれ、ダァリンが負けるのも嫌だし勝って父親公認になるのもアレさね。。。まぁ、適当にはっ倒してやんな」

「「「「「チハヤ様ファイトー!」」」」」



当の娘達は完全にノリノリだし。。。

あれっ?なんか五人組くらいの声が増えてないか?



聞こえないキコエナイきこえない。。。。。





「ウチとこの五人衆まで、モテモテやなーチハヤ」

「うむ、全力で叩くのみだ」

「メルは。。。。。可愛い」

「いきなり連れて来られたが、、、娘をかけるとなると、本気で行かねばなるまい!」



「だからオレはそんな気は、、、っっ!!!?」



ブワッ…………



父親達の雰囲気が言葉を最後に、変わった。





「、、、、、さぁ、はよやろうや」


「、、、、、叩きつぶしてやる」


「。。。。。魔力『解・放』」


「、、、、、最速で、参る」





うなじのあたりがザワつく。




。。。。。全員、化け物だな

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