表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
白の竜騎士物語  作者: 涙涙涙
7/136

Lv7 咆哮

各々が輝く光を放つ6人の神。

その光すら飲み込むように深紫と漆黒の混ざりあうドラゴンのブレスが彼等に迫る。

並みの生物ならば骨すら残らず燃え尽きるであろう。


ブレスが到達する直前、アーサーの黄金鎧から球体の虹色の膜を放ち神々達を包み込む。


竜のブレスはアーサーの結界に触れた部分から瞬時にかき消されていく。


「ぐぬぅ、、、耐性を司る神の結界には通じぬか。ならば‼」


バランは激しい咆哮をあげた。


水中からでも腹に響くような竜の咆哮が辺りに響き渡る。吹き飛ばされた後ヨロヨロと立ち上がったチハヤは思わず耳を塞ぐ。


「声でかすぎんだろ...」


耳鳴りがするほどの咆哮。


その時、

チハヤ達の居る洞窟から遠く100kmほど離れた所に居たバランほどではないが巨体をもつ生物の耳がピクリと動く。

勿論、現時点でチハヤ達の中でそれに気付く者はいないが。


「吠えるくらいしかできないっしょー!」


英国騎士のような立派な外見をしたオーディンが馬に乗りながら光の玉をバランめがけて水中に放った。

それに続くように他の神も竜を滅する様に光の玉を放出していく。神気を溜め込んだ玉は一つ一つが山ひとつクレーターに変えるほどのエネルギーだ。


次々にバランに命中する。

尾に。

翼に。

胴に。

腕に。

顔に。


「っっっ‼バラァーーン‼?」


思わずチハヤが叫ぶ。


。。

。。。

返事がない。


池の底にもうもうと土煙が立ち込める。


段々と土煙が晴れ底の様子が浮かび上がっ

てきた。


視界が晴れ先ず見えてきたのは光輝く武器の数々。その先には刺さっていた竜の部位が見えた。


だが、神器の刺さっている部位以外が消滅して、、、、消し飛んでいた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ