表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
白の竜騎士物語  作者: 涙涙涙
69/136

Lv68 火蓋

高価そうなローブをきた隊長らしき魔法兵が言う。


「マスケ王よ!そなた達の企み、このホーマー魔法団が打ち砕いてみせる!!」


城下町の入り口にて、

マスケ王率いる一行はホーマーの魔法団と向き合っていた。


マスケ王は答える。


「企みとは心外なものだ!我が国に企みなど、ありはしない!!」


マスケ王の恫喝に、魔法兵達は怯みを見せた。



「やれやれ。。。。。私が、話そう。。。」



一人のシンプルな装飾のない紫のローブと杖をもった男が前に出てきた。


「、、、、、父っ!?」


皆が一瞬メルの顔を見て、すぐにフェリウス王に向き直った。

ただ、一人を除いて。


「おやまぁ久しぶりだねぇ、フェリウス」


「カリーナ。。。。。か」


姉さんが一歩前に出る。


「相変わらず魔法の研究ばっかしてそうだねぇ。たまにはお天道様の下で娘と遊びな」


「その姿。。。。。アレを解放したのか。。。」


「あぁ、おかげさまでね。惚れ直したかい?」


「。。。。。黙れ」


「まぁいいさね。それより、一体これはどういうことたい?物騒な連中まで連れてきちまってさ」


「伝令が。。。。。来たのだ」


「伝令?あんたんとこのかい?」


「そう聞いている。。。。。白い馬に乗った伝令が、マスケ国がミスリルを手に入れたと。。。そして、その武力とともに三国の姫をたぶらかし、この大陸からマスケ以外を滅ぼそうとしていると。。。」


「そんなバカなことがあるかっ!?」


マスケ王は思わず叫んだ。


「ならば。。。。。ミスリルは手に入ってないと、いうのだな。。。??」


「それは、、、先日鉱山の魔物を討伐し、道が開けたばかりじゃ!そもそも、ミスリルを軍用しようなどと考えてはおらぬ!」


「それが、答えか。。。。。ならばもう一つ。。。我が娘が、なぜ我が国と相対している??」


「、、、、、父、これは私の、意思」


「そうか。。。。。」




スゥッーーーーーーーー



フェリウス王が人差し指を顔の前に立てた。



「!!!?マズいさねっ!!!」



フェリウス王の指先に魔力が集まる。



キューーーーーーーン。。。。。。



「ならば。。。。。コレが私の、そなた達に対する応えだ。。。。。」



「!!!みんな伏せっ…………」



『エクスプロミネンス』



ドゴォン!!



轟音とともに周囲が爆炎に包まれた。






ーーーーーーーーーーーーーーー




ヤバ!


ヤバいってこれ!!


早く出なきゃ。。。



たすけてーーーーー!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ