Lv67 王に続け!
兵士の一人が叫ぶ。
「ホ、ホーマーの魔法部隊が城下町の入り口まで来ております!!」
「来たか。。。」
マスケ王は立ち上がり歩き出した。
「王自ら出ることはなりません!私達が出向きます!!」
セリーヌが止めるがマスケ王は止まらなかった。
「よい。国の一大事じゃ。城に隠れてばかりの王に、どの民がついてこようか」
「し、しかし!、、、、、私達も参ります!」
セリーヌを先頭にメル、カナデ、ライア、カリーナと、その後ろには兵士達が列をなし続く。
「、、、、、父は、来てるのか」
兵士の一人が答えた。
「はっ!ホーマーのフェリウス王の姿はまだ確認できておりません!」
「、、、、、そう、、、」
メルが神妙な顔つきになる。
「なんや?自分の親父にビビっとんのかい?」
「、、、、、父には、一度も勝てたことが、ない」
「ですが、メル様も数日前とは別人のように強くなっておりますわ」
「、、、、、父の、魔力の底は、見えない、、、」
「なんやなんや、弱腰やのう」
「そうです、メル殿。私も父は決して超えられない壁だと思っていましたが、今は違う。私たちは成長しています!」
「、、、、、ありがとう、、、全力で、いく」
一行はやがて、城下町の入り口にたどり着いた。
ん?
オレかい?
もちろん埋まったままさ!
たすけてーーーーー!!




