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白の竜騎士物語  作者: 涙涙涙
55/136

Lv54 本の中から…

ふあぁぁ。。。zzz


昨日はなんか色々大変だったな。


結局ソファで寝るのも遅くなってしまった。


ていうか、まだバチバチ言ってるんだけどこの檻。


どんだけ魔力込められてるんだよ。


でも、雷魔法って水・風・土の魔力混合が必要だから簡単にできないはずなんだけどな。メルにはやはり魔導の才能があるな。父親ゆずりってやつか。


こんなあどけない寝顔ですごいなぁ。

ふふ、オッパイは全然ぺったんこだが今後に期待ってやつだな。ローブの下に来ていたインナーとパンツ一丁で寝てるから目のやり場に困るぜ。


、、、、、、、、、、ん??



「メ、メル!?なんでここで寝てるんだ!!?」


「ん、、、、、、おはよ、チーくん」


「おはよじゃなくて、あーもう!早く色々と隠して!!」


ノースリーブの隙間からチクPが見えそうだし、白のパンツがキラキラと眩しいし、目のやり場がない。


「おはようチー殿、、、、、、、なにを、している??」


セリーヌが起きてきた。

まずい予感、、、


「、、、、、おはよ、セリーヌ、、、、むにゃら」


二度寝を試みたのかソファで寝転がるオレにメルが乗り重なってきた。


「お、お、、、、お前たちーー!!!」


「まっ、、、まて、オレはなにも、、、、、」


「問答無用っ!!!!」


セリーヌが剣で切り掛かってきた。


ガキッッッバチィン!!!


メルの起こした雷の檻に剣が弾かれる。


「ひっひっひ、、、、、、わたしとチーくんの邪魔は、、、させない、、、、うにぁ!」


「なぁにがひっひっひだ。リッチーみたいな笑い方するんじゃない」


オレはいきがるメルの両ホッペをつかみ上下左右に回してやった。どうだ!!


「さぁ、もう朝だしこの檻を解きなさい」


「う、、、うにぁー!」


檻が解除され、メルが赤くなったホッペを涙目でさすっている。


「全く!全く全くけしからん!!」


セリーヌが朝からお怒りだ。


なんか『私だって……ゴニョゴニョ』とか小声でブツブツ言っているが気にしないどこう。


「なんや、このロリっ娘あどけない顔してると思っとったら意外と大胆やないの」

「わたくしもチー様と寝たいですわぁ。。。」

「、、、、、、へっへっ」

「メル殿、女子というのは淑女たるものであってだなうんたらかんたら、、、、」

「ダァリンのドーテーは早めに奪わんとさねぇ」

「もうっ!!信じらんない!みんな敵よ」


朝から賑やかなことだ。


ーーーーーーーーーーーーーー


「さて、そしたらちょっと出かけてくるけどすぐ戻るし、みんなゆっくり朝メシ食べて出かける準備しといて」


「これからみんなででかけるの??」


「魔物退治再開だよ。もうミスリルアントにはみんな負けないだろうしね」


「オッケー!次はギタギタにしてやるわ!」


「ほしたら、ちょっくら行ってきま!」


行ってらっしゃーい

と送られて、オレは酒場から出てドワーフ兄弟の元へ向かった。


ーーーーーーーーーーーーーー


「おぅおぅ!きたな!?」

「おやおや、おはようございます」


「どうかな?ミスリルのカギ、できた??」


「おぅ!バッチリよ!!」


ラックがカギを見せてきた。

蒼白の光を放ち、繊細な装飾も成された綺麗なカギだ。早速オレはミスリルの魔導書のカギ穴にカギを差し込んだ。


カチャリ


音がして回る感触。

3人は目を合わせて笑みを浮かべる。


カギが開き表紙をめくると、、、



ボフゥン!


開いた本から煙が噴き出した!?


「ゴホッ!ゴホ、なんだ、なにが?」

「ゲホッ!ゲホ、おぅおぅ!なんだってんだ?」

「コホッ!コホ、おやおやこれは、、、?」

「ケホッ!ケホ、煙多すぎだし!?」



、、、??なんか、1人多い。。。


「「「誰だお前!?」」」


「なんだし!?ケホッケホ、あたしの、ケホッ!名前、ケホッ!は、、、ケホッケホケホ!」


煙の中からすごい咳き込んでる小人が出てきた。

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