Lv46 強制力
1〜2分経っただろうか。。。
「ダァリンおまたせ」
武器屋の中からゲッソリとしたラックが出てきた。
「お、おぅ………ちくしょうめ。。。」
「さて、お次はリックだね」
姉さんは次は防具屋に入って行く。
更に1〜2分後。。。
「おまたせダァリン」
今度は中からまたもやゲッソリとしたリックが出てきた。
「おやおや………こんな事になるとは。。。」
いったい二人になにが!?
「ダァリン喜んでおくれよ!この二人が協力してカギを作ってくれるさぁね」
「・・・おぅ、今回だけだぞ」
「おやおや、こちらのセリフですよ」
「「仕方ない・・・弱みをにぎられちゃあ」」
いったいどんな弱みを握られてるのやら………
「そ、それじゃあ二人にこのミスリルを渡しておくよ」
「おぅ、ただ鍵を作るのに3日ほどかかるぜ」
「ですね、なにせ私達純ミスリル加工は初めてでして」
「まぁ、仕方ないか。協力してくれただけでもありがたい」
「それより小僧、金は払えるのか?」
「えっと、、、いくらくらいかかりそう?」
「おやおや、そうですね………材料費はかからないとして、2000ルギほどになるかと」
「けっこうするな。。。と、いうかオレほとんどお金持ってなくてさ」
「ダァリン、それなら良い方法があるさね」
「おや、私も良い提案があったのですが」
「あらまぁ、たぶん同じこと考えたさぁね。ダァリン、これから二人でミスリル採掘に行こうじゃないか。といっても、掘るんじゃなくて蟻退治さね」
「・・・なるほど、魔石で荒稼ぎする感じか」
「おぅ!それならすぐに鍛治代なんて釣りがくるくらい儲かると思うぜ!?」
「なら、決まりだね。このまま鉱山に行こうじゃないか」
「おぅ!それなら、魔石が余るくらい手に入ったらこないだの約束通り純ミスリル製の武器を作ってやるぜ!もちろん代金は頂くがな!」
「おやおや、私もです。はい」
「おし!ならできるだけ沢山狩ってくるか!」
こうして、姉さんとミスリルゲットの冒険に出るのであった。




