Lv28 出会い出会い出会い 1
ドン!ゴロゴロゴロー・・・
防具屋の曲がり角を曲がった瞬間何かが、いや、誰かがぶつかってきた。
「いったぁーい!ですわ」
、、、女の子だ。
綺麗な翡翠色の長い髪をクルクルと顔の横で巻いたお人形さんのような可愛い女の子が尻餅をついている。
しかも、胸がデカすぎる!!!!!!
全身を白と銀の装飾の入った甲冑で身を包んでいるが、何故か胸の部分が大きく開いている。
それは何故か?恐らく普通に胸の締まった鎧ならこの神の創造物は収まりきらないからであろう!
むむむ。。。恐ろしい戦闘力を感じるぞ。
Gカップはあるだろう、動く度にタプんと揺れている。
「チハヤ?」
はひ!?
「ねぇ?なんでいつもより説明口調が長くて、それに気合いが入っている気がするのかしら?それにこの娘の胸から視線を動かさないのはなぜかしら??」
オレの頭の中を読むな!
気のせいじゃないだろそれ!?
見えてるの???
それに、胸とくびれとお尻に目が行くのは生物の雄としての習性なのだ!
「いや、ぶつかっちゃったし大丈夫かな?って思って。。。というかキミ!ホントに大丈夫か!?」
奥義『注意そらし』!!!
ふ〜〜、危なかったぜ
オレは地面にお尻をついた女の子に起こしてあげようと右手を差し出した。
「あぃたたた、、、あ、ありがとうございます。
こちらこ、そ……です……わ………」
「ん?どうしたの??」
翡翠色の髪の子が目を丸くしつつ、頬を赤く染めながらオレの顔を見ている。
「ホ、ホントに大丈夫?ねえ君??」
「え、えぇ。。。ま、前を向いておらず失礼しましたわ。突然目の前に虫が飛んできたので咄嗟に走って逃げてしまいましたの。こちらこそ、ぶつかってしまい申し訳ございませんでした。ですわ」
ほっ。大丈夫そうだ。
「あ、、、あの!?それより、お名前を教えていただけないでしょうか!!?ですわ!」
「いぃっ!!?」
女の子は座りながら、胸をタプんと音立てながらオレの右手を両手で握りしめてきた。
「え、いや、その、なんで??」
「あぁぁ。。。これこそ運命の出会いですわ。このような場所で素敵な殿方と出会えるなんて!」
彼女は握り締めた手を自分の胸元に持っていく。
「えぇっ!?ちょっ、いや、ははぁ、まいったな。。」
思わず顔中の筋肉という筋肉がだれてしまう。
仕方ないことだ。このような豊満な大地に包まれると男性は全てこうなる。うん。そうに違いない。
「ち、ちょっと!!なにしてんのよあんた!?チハヤもチハヤよ!!サッサと行くわよ!!!!!!」
「いっ!?いででででで!!!!!!」
「あぁ!!お待ちになってですわーーー・・・・」
オレはナナに左耳を掴まれ引きずられていく。
あぁ、さらば豊満なる大地よ。
いででででで
もちろん、ナナがそのとき鬼ニョッキしていたのは言うまでもない。




