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登場人物

　　　　〈〈登場人物〉〉

『真野族(まやぞく)』

梓紗(あずさ)

真野族（まやぞく）という、元々は忍びや隠密稼業（おんみつかぎょう）を生業（なりわい）にし、今は魔物と戦う一族の少女

部族の神話に登場する、4人の兄弟神の1人である女神の加護を受ける

冰龍(ひりゅう)

真野族（まやぞく）の青年、梓紗の幼なじみで従兄。彼女と同じく、神話の兄弟神の1人である神の加護を受ける

魔物にある呪いを受け、顔と身体に痣がある

琭葩(ろくは)

真野族（まやぞく）の青年で、冰龍の弟。同じく兄弟神の1人である神の加護を受ける

兄をかなり尊敬し、心酔（しんすい）している

梓紗の恋人なのだが…

梔昏(しぐれ)

真野族（まやぞく）の青年で、梓紗の兄。同じく兄弟神の1人である神の加護を受ける

従兄弟である冰龍とは親友で、彼にかかった呪いの内容を知る数少ない人物

『魔物達』

鬼結(きゆ)

鬼族(おにぞく)の長である鬼の娘

全魔物を支配下に置く蟒之王(おろちのおう)の側近として動く、三人衆の一人。

本来は、朗らかで視野の広く、情が深い性格

絶世の美女

本名は、阿夜女鬼結媛(あやめきゆのひめ)

水月(すいげつ)

水鬼族(みずおに)の長で、鬼結の仲間である青年

三人衆の一人で、物静かで冷静な切れ者

魔物だが、敵である梓紗達を好意的に見ている伏がある

中性的な容貌の美形

本名は巍於水月閣(たかおすいげつかく)

雪橋(ゆきはし)

雪鬼（ゆきおに）族の長で、鬼結の仲間である青年

三人衆の一人で、高飛車で高慢、且（か）つ短気だが、仲間思いは一番強い

鬼結に恋をしている

男性的な容貌の美形

本名は弥獲廼雪橋(やえのゆきはし)

蟒之王(おろちのおう)

全魔物を支配下に置く、魔物達の王

真野族（まやぞく）神話に登場する天帝や兄弟神達によって、闇へ封じられるが、復活

復讐として、人間を襲わせるようになる

冰龍に呪いを残した張本人

本名は、常夜蟒之王(とこよおろちのおう)

『神々』

翠嗚観之尊(すいおみのみこと)

真野族（まやぞく）神話の兄弟神、四天王（してんのう）の長兄

雨や海、川を始めとする水の守り神

冰龍が加護を受ける

篝（かが）誉（よ）璃（り）之（の）尊(みこと)

真野族（まやぞく）神話の兄弟神、四天王（してんのう）の次兄

火山や炎の守り神

梔昏が加護を受ける

阿祗夜(あぎや）維（つな）之（の）尊（みこと)

真野族（まやぞく）神話の兄弟神、四天王（してんのう）の三兄

大地の守り神

琭葩が加護を受ける

貴澄（きすみ）珠（たま）江（おり）媛（ひめの）尊(みこと)

真野族（まやぞく）神話の兄弟神、四天王（してんのう）の末妹である女神

晴天と風の守り神

梓紗が加護を受ける

天帝(てんてい)、天帝妃(てんていひ)

四天王（してんのう）の父母で、神達の中の最高神にあたる存在

天帝である、峰慈（ほうじ）延寄（のべより）之（の）大神（おおがみ）尊（みこと）は朝の神

天妃、美夜（みや）都（づ）貴予（きよ）乃（の）媛尊（ひめみこと）は夜の女神