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龍神の国  作者: チャロ吉
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プロローグ

神様だって、疲れて仕舞うときがある。

何時も人間の御願いを聞いているが、何時も助けてあげられる訳ではないのだ。

それなのに、何か悪いことがあると神を呪ったりする。

神様だって人間だ。いや、人間だった。

昔、むかしの人間が、その昔の偉い人間だった神様に、神様を押しつけられたのだ。

そうやって、次々と神様は、変わっていく。

皆、神様を辞めたくなってしまうのだ。

私も前の神様に、押しつけられた口だ。

前の神様は、戦争が自分のせいで始まるのを見てがっかりしてしまって、辞めた。

前の神様は、異教徒を殺せ等とは、一度も言ったことが無いのに。

何故か、皆神様のせいになって仕舞うのだ。

神様だって、人間だった事があるので、多少のことは大目に見るが、我慢にも限界があるのだ。

指示してもいないことを、さも金言のように言われてしまうと、収拾が付かなくなってしまう。

神様だって、逃げたくなるし、辞めたくなるのだ。

チョットだけ人間よりもお人好しで、優しいだけなのだ。

だまされやすくて涙もろい。そんな神様の気持ちは人間に分る時が来るのだろうか。

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