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異世界に降り立った二人

美咲と司はみたこともないような城の庭で目覚めるが……。

 ――……ここはスルトバイスと云う世界。


 美咲と司は竜巻と共にここに降り立った。

 竜巻は二人を城の庭に落とすと、スッと消え去る。

 二人は地面に横たわり眠っていた。

 すると司は目覚め周囲を見渡す。


「ん? ここは何処だ」


 眠い目を擦りながら司は上体を起こし目の前にあるものをみる。


「どうみても城だ。んー……テーマパークって訳じゃないよな?」


 そう思い首を傾げる。


「ん……んー……えっ!? ここって何処なの?」


 そう言い美咲は驚き飛び起きた。


「美咲、起きたか。俺も分からない。ただ言えるのは知らない所にいるってことだけだ」

「うん……それは私も分かってる。でも、なんでこんな所に居るの?」

「さあな……それは俺も知りたい」


 そうこう話をしていると兵士たちが、ゾロゾロ城の中から出てくる。そして美咲と司のそばまできた。


「お前たちは何者だ?」


 偉そうな髭を生やした兵士は、そう問いかける。


「何者と言われても……そもそもここは何処なんだ?」

「何を分からないことを言っている? 知らないで城に侵入したとでも言うのか!」

「待ってください。私と司は、気づいたらここに居たんです」


 そう美咲は言い涙ぐんだ。


「それを信じろと? ふざけたことを言うな! まあいい……王の判断を仰ぐ」


 そう言い髭を生やした兵士は美咲と司を牢に入れろと近くに居た兵士たちに指示をだした。


「牢って……」

「待て美咲、とりあえずいう事を聞いておく」


 そう言われ美咲は首を縦に振る。

 その後、美咲と司はこの城の地下牢に連れて行かれた。


 ♧★♧★♧


 ここは地下牢である。


「なんで司と一緒の牢なの?」

「……なんか趣旨がズレてないか?」

「えー……普通、か弱い乙女と男を一緒の牢に入れないでしょ」


 それを聞き司は、なるほどと納得した。


「まあ……めんどくさかったのかもな」

「それって……おかしいわよ。一応、偉い人たちだよね」

「ああ、そうだな。それに……もしかしたら、ここって別の世界かもしれない」


 そう言われ美咲は小首を傾げる。


「そんなのみれば分かるよ。どうみても私たちの世界にないような雰囲気だしさぁ」

「そうか……美咲は創作系は得意だったな」

「うん、アニメや漫画に小説と映画とか好きだし。コミケも最近いくようになったんだよ。それに小説も書き始めたんだ」


 美咲はそう言い、ニコッと笑った。


「小説か……読んでみたいな」

「えー、司に読めるの?」

「……思いっきり馬鹿にしてるな。俺だって文字ぐらい読める!」


 ムッとし司は美咲から目を逸らす。


「司が怒ってるの初めてみた……ごめんね。あーえっと……言い過ぎた」

「ああ……でも確かに小説よりも漫画の方が好きだしな」


 そう言い司は苦笑する。

 それをみた美咲は、ハァーっと溜息をついた。


「それはそうと私たちって、どうなるんだろうね?」

「不可抗力だとしても俺たちは不法侵入だし……下手すると死刑かもな」

「やっぱり、そうなるよね。でも、どうにかならないのかな」


 そう言い美咲は、つらい表情で俯く。


「厳しいかもな……」


 そう司に言われ更に美咲の表情が暗くなる。

 色々と話をしていると兵士が牢へ近づいてきた。

 その兵士は二人に王からの伝言を告げる。

 その後、美咲と司を牢から出し王が待つ謁見の間へと向かった。

読んで頂きありがとうございます(^▽^)/


『二話目だね』…by美咲


『ああ……そうだな。いつまで書くつもりなんだ?』…by司


『さあ、どうなんだろ。作者しか分からないだろうし……』…by美咲


『恐らく聞いても逃げるだけだな』…by司


『ウンウン……聞くだけ無駄だね(-_-;)……』…by美咲


『|д゜).。o○(見透かされてる)……』…by作者


と、いう事で……(/・ω・)/


では、次話もよろしくお願いします(*^▽^*)

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