第052話 アイドル達恋愛話⑵ ~ 黄金。再会⑵ ~
美里ちゃんは憓秀さんに明日の昼から開始して良いか聞いていた。
(麗奈) 美里ちゃん。連絡まだ⁉︎
(美里) まだ既読が付いてないです。
(菜那子) 今日こんな時間まで起きてるから明日休みにして欲しいですね。
(桜雪) 休みにして欲しいです。
(菜七子) 明日… 歌踊するんだったら早めに寝なきゃね。
美里ちゃんが携帯を確認した。既読になっていた。
憓秀さんに何故昼からなのか聞かれたので…
美里は “ 今、小・中学校時代の恋愛話をしている。” と。
【美里ちゃんの携帯にて】こういうやりとりをした。
美里 “ 明日、昼から歌踊開始して良いですか? ”
憓秀 “ 何故昼からなの? ” (既読)
ここから…
美里 “ 小・中学校時代の恋愛話をしてます。”
憓秀 “ お前らもか‼︎ ”
美里 “ お前らもって事は… 智香さんや敦美さんの時も。”
憓秀 “ 同じ事やってた。なら明日は1日休みにしぃ ”
美里 “ 分かりました。メンバーに伝えておきます。”
(美里) 麗奈ちゃん。
(麗奈) 憓秀さんから返信来た?
(美里) 来たよ。憓秀さんはこう返事来てた。
“ お前らも同じ様な事やってるのか… ” ってさ。
(菜七子) そういえば、先程知恵さんがお前らもって言ってましたね。
(菜那子) それって智香先輩や敦美先輩達の時もお話してたって事ですね。
(理恵) その時のコーチも憓秀さんだったんですね。
(麗奈) 皆… 眠たいか⁉︎
(七瀬) 私は大丈夫かな…
(遥香) 私も大丈夫です。
(沙友理) 私は少し眠たいですね… あー。(小欠伸)
(紫穂) 私も何にも話す事ないんで… なんか眠たくなってきました。
(千聖) 私も大丈夫です。
(恵菜) 私も平気です。
(麗奈) 無理して起きてなくて大丈夫だからね。
もしキツかったら言って、そんな長くならないから。
(凛音) 七瀬さん。小3の時ってどんな子でしたか?
(七瀬) 私か⁉︎ 他の人より背は高かったが…
それ以外は自慢出来る事無かった。
(凛音) 何cmだったんですか?
(七瀬) 大体135~140ぐらいだったかね…
(さくら) 高いです‼︎ 私なんか小3で125cm前後でしたよ。
(美波) 私は130cmぐらいかな…
(莉菜) 皆さん背大きかったんですね。
(七瀬) でも嫌だった。何も取り柄無かったし…
(真鶴) まぁ、バレーとかバスケ部とかに入ってたらね。
(恵菜) 私も小学生の頃はそんな背高くなかったですよ。
(七瀬) まぁね。でもある男の子の一言で吹っ切れた。
(莉菜) その男の子が好きになったんですね。
(七瀬) うん… 好きになった。
(麗奈) 小3から付き合い始めたの?
(七瀬) うん。
(真純) どちらから告白したんですか?
(七瀬) 私。
(真純) なんて?
(七瀬) 付き合って下さいって。
(真純) 3年間?
(七瀬) うん。
(真純) 3年間だけ?
(七瀬) だね。中学はバラバラだったし…
これだけはしょうがなかった。
(真緒) 彼と同じ中学校に行けば良かったんじゃないですか
(七瀬) それが… 無理だったの。
彼は父親の仕事で別の県に行ってしまったから。
(理恵) あー。そうなんですね… 残念。
(凛音) その彼とはそれ以来?
(七瀬) いや、それがね。偶々なんだけど…
(麗奈) 握手会とかで再会したとか?
(七瀬) 握手会で会ったの。私が25歳の時に…
(莉菜) 彼は七瀬先輩がアイドルになってたのを知ってたの?
(七瀬) 多分… だと思う。
握手会の時に、彼が言ってきたの。
“ 小学校以来だな… 久しぶり‼︎ ” って。
(美里) キャー‼︎ なんかそれ羨ましい。
その彼、顔立ちとか変わってた?
(七瀬) 昔のまま。背も私ぐらいで、格好良くなってた。
(美里) 結婚してるのかなぁ?その彼は…
(七瀬) うん。高校の時の先輩と5.6年付き合ってから
(美里) あらら… 残念です。
(七瀬) でも変わってなくて良かったです。
(恵菜) 七瀬さん。その人って何されてますか?
(七瀬) バスケの選手らしい。TEAM名忘れた。
(恵菜) その彼の名前は?
(七瀬) 香月奏多。
(恵菜) あ、この人知ってます。日本代表の選手です。
七瀬さん… 凄いです‼︎ この方と小学校の同級生って‼︎
(七瀬) そ、そうか… (照れた)
(紫穂) (大欠伸) なんか色々な恋愛話しますね…
(静香) なら、恵菜さんは好きな人とか居たんですか?
(恵菜) わ、私⁉︎ 私は居たけど… 付き合ってない。
(静香) 同じバスケ部の子?
(恵菜) 静香ちゃん。なんで分かるの?
(静香) なんとなくってか… 勘。
(恵菜) 私は完全に片思いかな。
彼は好きな人居たらしいから…
(美雪) 先輩方… なんか眠たくなってきましたヨォ。
(さくら) 私も… なんか。。。
(小夜) なら、また日本に着いてからだね。
(麗奈) そうだね。今日はこれで解散。
明日は1日OFFだからゆっくり休んでね。
(凪沙) 分かりました。
(清香) はーい。
(紗綾香) 分かりました。
(春桜) はぁーい。
(菜七子) 明日… (時計を見て)今日の予定どうするの?
(菜那子) 各自で行動じゃない?
(真緒) 麗奈。外に出ても良いんだよな⁉︎
(麗奈) 良いけど、危ない目に遭うのだけは辞めておくれ。
(真緒) 分かった。
(美雪) 美里、どうする?この後…
(美里) 美雪ちゃん。どうしよう?
(麗奈) 外に出るのは辞めとけな。外暗いし…
(美里) 分かった。
何人かは大ホールから出ていた。
『 ねぇ、麗奈。話あるんだけど… 』
「 ここで? 」
『 ここでは話しにくい。』
「 なら部屋で。」
彩香と麗奈は大ホールの床を片付けた。
部屋に入って2人きりになり彩香は麗奈に話をした。
(麗奈) 話ってなんだ?
(彩香) 実は前から考えてた事なんだけど…
(麗奈) 卒業とか?
(彩香) エッ‼︎ なんで分かるの?
(麗奈) なんでって… お前は良い歳でしょ?
それに後2年で30になるし、それにお母さんでもある
無理してアイドルの活動を続けなくても良いと私は思う
(彩香) 卒業した後は裏方として仕事したいし。
あと女優の仕事もしたい。
(麗奈) 仕事に関してはお前に任せる。
私はアイドルが仕事。私はメンバー達を支えるから‼︎
お前がこの仕事の裏方をやりたいのならそれは自分自身で決めて
(彩香) 麗奈ちゃん。ありがとう‼︎
(麗奈) 大丈夫。この事は他のメンバーには内密にしておくから…
彩香は麗奈ちゃんを抱きしめた。(翌日の1時半経過)
その後… シャワー浴びて髪の毛を乾かし横になった。
(菜七子) この後暇。何する?
(菜那子) 何する?イントロでもする?
話してると… 美里ちゃんと凛音ちゃんがやってきた。
(美里) イントロですか⁉︎ 私もやりたい。
(凛音) イントロ‼︎ 面白そう。私も混ぜて下さい。
(遥香) 私もイントロしたい。
(真緒) はい‼︎ (挙手した)
(真純) (挙手)私も!
(真鶴) 私も参加したいです。賞金とかあるの⁉︎
(菜那子) 何も考えてない。
(菜七子) なんかあった方が面白そう。
凛ちゃん。小夜ちゃん。
数人のメンバーが参加したいと言ってきた。
(七瀬) 何処の部屋で音楽ゲームします?
(美里) 私の部屋?
(紗綾香) 私は寝ますね‼︎
(春桜) 私も眠たいので横になります。
(美雪) 私はすぐ寝ます。
(さくら) あーあ。眠たい… お休みなさい。
(凪沙) 先輩方… 何時まで起きてるつもりですか⁉︎
(美里) 凪沙ちゃん。明日は1日OFFだからゆっくりしてて良いんだよ。
(真里亞) 私は朝起きるの苦手なので、早めに寝ます。
10時頃に起きてきます。
(莉菜) 私も寝ます。
(桜雪) 美里ちゃん。私は先に部屋で寝てるね‼︎
(美里) 分かりましたよ。
(菜那子) 私の部屋空いてるよ‼︎
(真緒) 私の部屋も空いてるから。
(菜七子) なら私達の部屋と真緒、真純ちゃんの部屋に!
(真純) なら3グループに分けてトーナメント形式ね。
さくらちゃんと莉菜ちゃん、桜雪ちゃん…
後数人のメンバーで各自の泊まる部屋の中に入室。
(結依) 香椎先輩はイントロしますか?
(結衣) 結依ちゃん… 私は横になってるね‼︎
(結依) 新垣ちゃん。 分かったよ!
(美里) 他のみんなは?
(恵菜) 私は寝ます。
(千聖) 私もさっき走ってきたばかりでゆっくりしたいです。
なので横になってます。
(千霞) 沙友理。お前は?
(沙友理) 私も横になる。
(千霞) 分かった。
(貴美恵) 私も寝ます。
(凛音) やりたい人だけ残ってね。
恋愛話の時は殆どのメンバー達が居たのに…
今では美里ちゃんや凛音ちゃん達を含めて50人程に。
(美里) なら始めますか‼︎
(凛音) なら25人に分けてトーナメント形式にしようよ!
(菜七子) それ賛成。
(菜那子) 部屋は防音設備は整ってないから音量小さめね。
(菜七子) 誰が音楽を流すの⁉︎
(静香) なら私が携帯のYouTubeから音楽流しましょうか?
(凛音) なら私も出題側に‼︎
(美里) なら私も先に出題側に回りますね‼︎
(菜七子) AirPodsを耳に付けて、片方を隣の人に渡して!
(菜那子) なら部屋を3つに部屋分けないとね。
(凛音) 何処の部屋にする?
(美里) 桜雪ちゃん。寝てるから別の部屋だね。
(七瀬) 私の部屋は彩香さんと麗奈ちゃん寝てるから使えないね。
(菜那子) なら… 私達の部屋だね。
(菜七子) そうだね。
メンバー50人はそれぞれの部屋に移動した。
メンバー達は耳にAirPodsを付けイントロ開始した。
(音楽ゲーム)は翌日の4時まで続いた。
3時半過ぎには殆どのメンバーが限界まで……
4時にはもう解散して宿泊部屋にて横になっていたのだ。
私は藝珍さんに教えて貰った宝石店へ。
志旼さんの宝石店の地図を確認した。
{紙に書かれていたのは現在地から徒歩7.8分の所にあると記載。
3つ目の信号を右折して2つ目の信号を左折し、2つ目の信号を左折する。そして左側を注意して3店舗目のお店が宝石店}
3つ目の信号まで歩いた。
その後右折して… 2つ目の信号。
その信号を左折してまた2つ目の信号を左折する。
紙に書いて貰って正解だった。
紙に書いて貰わずに口で説明されてたら混乱していた。
目標の信号を左折したら左側を注意しながら歩いた。
1店舗目は雑貨屋。お洒落な雑貨が豊富。
外から見えたが割と背が高く眼鏡を掛けた50代男性。
向こうから会釈されたので会釈返しした。
そのまま2店舗目。
服屋… 店の名前『 EMPTY海雲台店 』
若者に人気な服に男女問わず値段が結構高めだった。
欲しい服が何着かあったが帰ってからで良いと入店不可。
そして3店舗目… 宝石店だった。
店の名前は『 ALANPSjewelry海雲台店 』
『 あった。』
そして、お店の中へ入った。
中には30代ぐらいの若い女性が2人接客をしていた。
お客さんには日本人らしき人に韓国の夫婦にカップル等。
「 何かお探し物ですか? 」
私はこう答えた。
『 オーナーさん、居られますか? 』
「 オーナーですか。分かりました。」
「 お母さん。お客さんが呼んでるよ? 」
「 何のようかな⁉︎ 」と黒の長髪の女性がやってきた。
「 お待たせしました。」とオーナーが言った。
『 ご無沙汰してます。お元気でしたか? 』
私はその女性にそう質問した。
彼女は一瞬だけど瞳孔が大きく開いた。
「 もしかして、黄金? 」
『 はい。ご無沙汰してます。志旼さん。』
「 すっかり大きくなって… 何年ぶり? 」
『 30年ぶりになりますね。』
「 そうだったね。黄金が高校生の頃だから… 」
『 33年になります。』
「 あんたが17歳の時で私が22の時かぁ。」
『 ですね。私はもう51歳になりました。』
「 私は60歳過ぎてるし‼︎ おばさんだよ。私… 」
『 もうお互いそんな歳になりましたね。』
「 ってかこの店どうやって知ったの? 」
『 お姉さんに会ってきました。』
「 藝珍に会ってきたのね。キムチ食ってきた?」
『 はい。食べました。』
「 あそこのは滅多にはない激辛のお店だから。」
『 めっちゃ美味しかったです。』
「 なら良かった。お店の中見てく⁉︎ 」
とお店の中を見ていたら男性の声がした。
(男性) 先輩。
(黄金) 康晴… ここで何してるの?
(康晴) 偶々、ここのお店の品揃え良かったので…
(志旼) お知り合いですか?
(黄金) あ、GRT48の創始者なんです。
(志旼) あ、そうなんですか。志旼です。
(康晴) 宜しくお願いします。
(志旼) 誰かの為に買われるんですか?
(康晴) 実は妻に何かプレゼントしようかと。
(黄金) ちょっと待て。お前結婚してたのか⁉︎
(康晴) 2.3年前に家族以外に誰にも話してない。
家族以外に今日お前が初めて話した。
(黄金) って事は何歳差?
(康晴) 何歳差?かは分からない。24歳。
(黄金) 25歳差か… 見合いとか?何されてる方?
(康晴) 妹が働いている会社の後輩の方。看護師。
(黄金) 良かったな。おめでとう。
(康晴) ありがとうございます‼︎ 先輩
(黄金) メンバーは結婚してる事知ってるの?
(康晴) 誰も知らないと思う。
(黄金) この事を誰かに報告しといた方が良くない?
(康晴) なら麗奈ちゃんとお前の妻に報告しておきます。
(黄金) 了解した。
(康晴) 彩香さんに何かプレゼントするのか?
(黄金) 迷ってる。
(康晴) ならこれオススメだよ‼︎
とガラスケースの中にある指輪を指差した(康晴さんが)。
値段を見ると43198707.56韓国ウォンと値札が。
(康晴) 43198707.56ウォンだから大体日本円にして…
(黄金) 4,500,000円。
(康晴) 450万もするのか… 高いなぁ‼︎
(志旼) 黄金。流石御目が高い。ここの店の1番。
(黄金) これより安めは?
(志旼) これより安めはこれ。
見てみると… 日本円に換算して、350.360万円ぐらい。
1番高い値は700~800万の指輪が何点か展示されていた。
(黄金) どれにしようか迷う。
(康晴) ですね。妻にどの値段の指輪を渡したら喜んでくれるか…
(黄金) ちなみに奥さんは一緒じゃないの⁉︎
(康晴) 日本に居ます。
(黄金) ふーん。でも値段じゃなくないか?
渡したらそれで喜んで貰えると思うんやけどな。
(康晴) そうですよね。
そうして黄金は400万の指輪を購入。
康晴さんも350万の指輪と10数万の首輪を購入した。
(志旼) なら日本に郵送で宜しいですか?
(黄金) 直接渡す。
(志旼) 黄金。結婚してるの?
(黄金) してる。この事は内密に頼む。
(志旼) 何で?
(黄金) 何でって言いづらい。
(志旼) 御相手はアイドルグループの子?
(黄金) まぁ、そんな所かな。
(志旼) 恋愛禁止じゃなかったの?
(黄金) まぁ、相手が私の事を好きって言ってくれてるし。
(志旼) 御名前は?
(黄金) それ言うたらすぐ分かる。
(志旼) 彩香さん?
(黄金) (少し間を空けて) 当たりです。
(志旼) 大丈夫なの?
(康晴) 大丈夫では無いですが… 了承得ました。
(志旼) バレたら?
(康晴) お終いですね… アイドル活動も。
(黄金) って事で、志旼さん。この事は内密にで‼︎
(志旼) って事でって。分かったよ。
この事は姉貴も知らないんだよね。
(黄金) 藝珍さんも知りません。
(志旼) 分かった。周りに言わなければ良いんね。
(黄金) 御願いしますね!
黄金は志旼さんから指輪の袋を受け取り康晴さんと一緒に宝石店を出た。
結局は宝石店の一つ前の服屋には入店せず。
前を通っただけだが… 1組の夫婦に30代の男性2人。
女性の服も何点か置いてあり、10代の女の子とその母親。
店の前には25歳の男性。18歳ぐらいの女性2人組に30代の女の子。
後は5.6人と行列が出来ていた。
特に列の中で10代の女性は…
러블리 보헤미안룩 (ラブリーボヘミアンルック)の服装をしていた。




