第042話 金海国際空港 〜 韓国に到着。 〜
私が飛行機の中に居る時… 彩香達は韓国に到着。
金海国際空港に到着。
「 彩香。こっち! 」と声がした。
手を振ってる女性… それは黄金さんの妹の茉美さん。
“ うわぁー茉美さんだ!本物だぁ〜! ”
“ 凄い、生で見るの初めてですわ! ”
“ えー私会えるの感激! ” と言ってるメンバー。
「 茉美さん。生で見れるの私感激だわ! 」と真純ちゃん。
「 私も茉美さんを生で見れるのは嬉しいです。家族に自慢したいです! 」と芽依ちゃん。
「 そういえば、芽依ちゃんの家族は芸能一家だったね。」真純ちゃん。
「 うん。父、母、兄2人の芸能界入ってる!」と芽依ちゃんは答えた。
「 そういえば、茉美ちゃんの隣に居るのは朴・信恵さん?」と真鶴ちゃん。
「 あ、お姉ちゃんだ! 」と凛音ちゃんは言った。
凛音ちゃんは信恵ちゃんの所へ走って行った。
「 凛音。分かるか? 」
「 信恵お姉ちゃん。分かるよ! 」と凛音さんは信恵さんに声を掛けた。
「 な、彩香。子供達と兄貴は? 」
『 次の便で来るそうです。』
「 ふーん。了解!お前達はどうするんだ? 」
『 どうしよう。バス多分、社長手配してると思う… 』
すると… バス乗り場から男性の声がした。
“ 日本からお越しのGRT48メンバーの方々。 ” と日本語で…
美里ちゃんが…
「 なんか、あの男の人私達の事呼んでるよ? 」
社長はそのバスの運転士に声を掛けた。
「 あれ?社長って韓国語出来るの? 」
「 知らない。聞いた事無いし、何カ国語を出来るのかなんて… 」
「 社長の話せる言語。聞いた話ですが… 韓国語に中国語、仏蘭西語に伊太利亜語に英語出来るんじゃないですかね? 」菜那子ちゃん。
「 菜那子ちゃん… それ誰から聞いたの? 」
「 いや、メンバーじゃなくて事務所のスタッフです。」
「 誰からとか覚えてるの? 」と真緒ちゃんが言った。
「 すいません。3年前の時に事務所を出る時に女のスタッフ数人かで話してるのを聞こえてただけなので、誰が発信元なのかは分かりません。ごめんなさい… 」
「 いいよ。大丈夫だから… 」
と真緒ちゃんは菜那子ちゃんに言った。
「 そういえば、恵理奈。」
と沙友理ちゃんは恵理奈ちゃんの所にやってきた。
「 なんですか? 」と恵理奈ちゃん。
「 確か、社長と独逸語で軽く話してたよね? 」
「 いつの事言ってます? 」と聞き返した。
「 覚えてないが… 2人っきりで社長と話してる姿見た。その時にドイツ語かなんか聞き慣れない言語聞こえて来たから。」
恵理奈ちゃんは少しして答えた。
「 あーあ。あの時ですね… 確かにドイツ語で話してましたね。」
「 へぇー。社長… ドイツ語話せるのって凄いです。」
「 なら、美里の時はどうだったんだ? 」と真緒ちゃん。
美里ちゃんは少し考えていた……
「 あーあ。思い出した!確か韓国語で話したわ! 」
と大きなトーンを上げた。
そしたら菜七子ちゃんが菜那子ちゃんの背後から…
「 社長って凄い人ですね… 何カ国語も話せて羨ましいです。バイリンガルでしたっけ?多言語話せる人羨ましいです。」
茉莉花ちゃんも李さんも…
「 確か、私の時も中国語で会話してました。」
「 はい、私の時もそうでした。」と後に続けて答えた。
「 でも、恵理奈ちゃんも凄いね! 」
「 何が? 」
「 何がって?ドイツ語に日本語に英語の3カ国語話せるし… 」
「 それやったら、ELLAちゃんだって… 日本語にドイツ語話せるんだよ! 」
「 私は日本語はまだまだです。」流暢な日本語のELLAちゃん。
「 でも、完璧に見えると思うなぁ〜 」
「 まだまだです!勉強しないと… 個人的には英語も勉強したいですし、」とELLAちゃん。
それを聞いていた理恵ちゃんがやってきて、
「 皆さん、羨ましいです。幾つかの言語喋れるのって!」
『 理恵ちゃん。時間掛けて練習しないと… 』
「 それだったら、彩香先輩は喋れるんですか?韓国語とか中国語にフランス語、ドイツ語を! 」
『 韓国語なら挨拶ぐらいは… 』
「 例えば…? 」
『 아뇨하세요(アニョハセヨ)。』
「 それは、おはようね!
アンニョンハセヨでもオッケー!」と美里ちゃん。
「 他は? 」
『 안영(アンニョン) 』
「 それは、“ おはよう ” とか “ やあ ” とか “ こんにちは ” とか “こんばんは ” とか “ さようなら ” の意味だね。」
「 なら、それ以外は? 」
『 他幾つか喋れる。』
「 先輩!それやったら意味ないじゃないですか… もうちょっと自己紹介とか韓国の人と話せるレベルじゃないと。それで喋れるってまだまだ先輩も勉強しないと!頑張って下さい! 」
理恵ちゃんに言われた彩香はグサッと胸を刺された感覚。
博多弁とか大阪弁や京言葉に名古屋弁などなら話せるがそれを言うと彼女達に何を言われるのか分からなかったので、私は何にも言えなかった。
まさかの理恵ちゃんに言われるのを予想しなかったのだ。
麗奈ちゃんは察したかの様に…
私の肩を叩いて “ ドンマイ! ” と右隣に立って言った。
2時間後に私と何人かの社員が空港に到着。
バスの運転手が私の方を見て、私も彼の方を見た。
「 黄金?黄金じゃねぇーか! 」と韓国語で話をした。
『 おー!お前か… 久しぶりだね。』
「 何年ぶりだ? 」
『 何年ぶりやろな… 高校の時以来やから30年ぶりか。それ以上かな。』
彼は私の高校の時代の留学してた高校の同級生。
高校生の時以来会っていないので久しぶりの事で抱き合った。
「 そういえば、高校の集まり。まだだった様な… 」
『 え?まだしてなかったのか? 』
「 なんて言えば良いのか分からないけど、お前が日本に行ってから1.2回集まったりはしてたけど、同窓会とはちょっと違った感じ。高校卒業してからの30歳の時に海外の卒業旅行の1回と居酒屋での数人の飲み会の1回。」
『 え?卒業旅行何処行ったの?日本? 』
「 日本は提案に入ってたけど、当時… なんか流行ってて、何かは忘れたんやけど、フランス行ってきた。」
『 へぇー… フランスか!羨ましいな。』
「 黄金、お前韓国の滞在期間は何日?1週間? 」
『 今の所… 2週間の予定。後の1週間はGRT48のツアー観る予定。』
「 ならさ!お前が毎日か偶に通っていた焼肉店とか行ってみたら? 」
『 お。あの焼肉店か! 秀賢さん元気? 』
と彼は悲しそうな顔して私に言った。
「 実は亡くなった。」
『 何で? 』
「 心臓の病気。」
『 何歳で亡くなられたのか? 』
「 当時のお前が17.18の時だから、55歳。でお前が帰ってから27年経過したから… 82歳やね。」
『 82歳か。息子は元気か? 確か…軫永。』
「 軫永さんは元気だね!父親の跡継ぎで焼肉店経営してるわ! 」
『 おう!そうか。まだ続いてるのか… 』
「 確か、息子と娘が居る。奥さんも美人だぞ! 」
『 あ、了解!なら、後で向かうわ! 』
「 電話しておくわ! 」
彼は彩香と私の両方を見て、耳元で言った。
「 なぁ、お前が高校の時に言ってた親戚か?GRT48ってアイドルの子か?」
『 そうだったっけ笑笑 あれ?俺そんな事行ったっけなハハハハ 』
「 言ったよ。多分… 俺の記憶正しければ。」
“ 私高校の時言ったっけ? ” と思いながらも…
思い出して見ようとしたが、全くの記憶がゼロだった。
『 ねぇ。おじさん。』と私の服を引っ張った彩香。
私は彩香に“ なんだ? ” と言って彩香の身長に合わせた。
{ この人誰?知り合い? }と。
私は彩香に高校の時の友人で1年弱一緒に居たと説明。
理恵ちゃんは女優で親戚の信恵さんと…
安本社長は私の高校の時の友人と私の3人で今後の予定を話した。
「 な、兄貴。」と茉美ちゃん…
『 お!茉美か、今日来れたんだな。』と私は頭をポンポンと撫ぜた。
茉美さんは私の手を払い言葉は発しなかったが…
“ もう子供じゃないからそんな事しなくて良い ” と言う顔の表情。
隣には、彼女のマネージャーさんが御辞儀…
耳元でマネージャーは子供達を見て茉美さんから聞いているとの事を小さい声で呟かれた。
安本社長がメンバー達の所に来て、予定を話した。
社長曰く…
{ 明洞、海雲台、大邱、江南、梨泰院、鍾路、仁川、江華島、東大門、南大門、龍山、水原、汝矣島、金浦、永登浦の他にも行きたい街があると思うが、各自で行動しないで集団行動で御願いします。勝手に1人では動かないで下さい。君達はアイドルって事を自覚して下さいね! }
“ はぁーい。” と手を挙げるメンバー。
「 分かりました。で、何処行く? 」と喜び燥ぐ理恵ちゃん。
「 おい、理恵。燥ぎ過ぎ。」と姉の知恵さん。
「 お姉ちゃん。いつ居たの? 」
「 最初からお前らと同じ便に乗ってたわ! 」
「 えー。気付かなかった。」
「 そういえば、飛行機の中で言っていた梨泰院とか行ってみたいです。」清香ちゃん。
「 そっか。清香は韓国ドラマとか映画観てるんだね… 」
「 はい。転勤ばかりしてて友達少なく… いつも1人で韓国ドラマや映画観てました。」
「 私達も観るよ!映画。」と彩香ちゃん。
「 私も観る!ドラマ。 」と遥香ちゃんの常川姉妹…
「 私も行ってみたいところありますね… 」と優美ちゃんが呟いた。
「 前川先輩も行きたい所あるんですか? 」と(榮)莉菜ちゃんが優美さんに…
「 そりゃ、あるよ! 」
「 例えば… 何処ですか? 」と理恵ちゃんが横から割り込んだ。
「 江南区とか海雲台とか… 色々。」
「 私は母の実家にまず向かいたいです。 」美里ちゃんは手を挙げた。
「 私は市場行ってみたいです! 」と静香ちゃん。
「 東大門市場と南大門市場の二つあるよね?確か… 」と結衣ちゃん。
「 そうですよ!その二つです。」と美里ちゃんは答えた。
「 美里ちゃん…はどっち派なの?行くとしたら。」と静香ちゃん。
「 んーーーー。決めれないね… 」と困った表情。
「 確か歴史が違うんじゃない?東大門市場と南大門市場とで… 」と麗奈ちゃんが携帯を弄りながら言った。
〈 南大門市場 〉
《 600年の歴史を誇るソウル最古の市場、南大門市場!キムチや海苔、高麗人参、マツタケなどの韓国食材、そして眼鏡、革製品、装飾品、時計、お土産、食材などを中心になんでも揃っている市場?という名にふさわしい下町情緒あふれる活気ある市場。》
〈 東大門市場 〉
〈 24時間眠らない街といわれる東大門市場。ここは服装関連の大型ビルが30近く立ち並ぶ一大買物地点。特に平日の夜中は全国各地から仕入れにやって来る人で卸売市場は大賑わい!精力的あふれるソウルを実感できる市場。〉
「 ねぇ、市場って韓国読みで市場って言うの?初めて知った。」と野香ちゃん…
「 そうだよ!市場って書いてシジャン。韓国の人はそう言うんだよ! 」
「 話は、それまで! バスに乗ろう。」と安本社長は手をパンパンと叩いてGRT達に言った。
「 なら、兄貴。兄貴は私が今いるゲストハウスに案内させるから車に乗って! 」と茉美は私にそう言った。
私は茉美の車に乗った。
「 凛音!なら、また後でな! 」と信恵さん。
「 信恵お姉ちゃん… またね! 」と凛音はそう言ってバスに乗った。
『 茉美さん… また後で! 』
「 おう、彩香!」と彩香は茉美さんに言いバスに乗車。
GRT48達メンバーは高校の時の友人が運転するバスに乗った。
私は茉美と信恵さんの3人でそのゲストハウスに向かった。
(蓮と紬も一緒に乗っています… )




