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第038話 韓国ツアー2週間前❷



プルプル…… プルプル…

まだその時は妹の茉美は電話に出てなかった。


映画の撮影中だったのだ。


「 茉美、そこはハッキリ手を前に出して。」

と女性の映画監督が茉美に韓国語で怒鳴っていた。


「 はい。すいません… 」

と茉美は片手に犯人役の俳優に拳銃を向けていた。



「 一旦休憩。一旦、休憩! 」

と女性の映画監督は撮影スタッフに大声を出した。



茉美は拳銃を下ろし、テーブルに置いた。

茉美はマネージャーに自分の携帯を渡した。


「 先程から、携帯振動鳴ってました。確認しておいて下さい。」


茉美は携帯を受け取った。

「 あ、お兄ちゃんからだ。何のようかな……? 」


「 誰からだったんですか? 」とマネージャー。


「 私のお兄さんです。」と茉美はマネージャーに言った。


「 重要な電話だと思うから、全ての撮影終わったら連絡してね! 」


茉美は水分とタオルを拭くのをやめた。

椅子を離れ、撮影現場に向かった。


一方で彩香は休憩中で、私の電話を待っていた。


『 黄金さん… まだ、茉美姉ちゃんに連絡付かないのかなぁ。』


それを聞いていた麗奈が言った。


「 今じゃなくて、帰ってから聞かれ。その方が伝わりやすいでしょうが! 」


『 そうだね! 』と2人は楽屋を一緒に出た。



私はとある会社の社長と専務と3人で会話していた。


「 そういえば、社長さんの従姉妹さん。彩香さんってGRT48のアイドルですよね? 」


『 はい。そうですけど… それがどうしましたか? 』


「 いや、実は私にもGRT48のアイドルが親戚に居まして、韓国にも支社がありまして… 今度ツアーがある時についでに仕事で来てみたらと言われたんです。」


『 え?ちなみにどなたなんですか? 』


「 仁美ちゃんです。」


『 え?野村さん?父親が狂言師で母親が女優の… 』


「 そうです。野村さんの所の仁美ちゃんです。」


『 そうなんですね… ちなみにどういった家系図になるんですか? 』と私は社長さんに聞いた。


彼は答えた。その答えはまさかの意外な答えだった。


「 私の母親の姉の1番上の女の子の子供でその息子が狂言師で元女優(引退後狂言師の道へ)の子供が彼女です。 」


口で説明するより、紙で書いて説明した方が早かったので、社長は私に真っ白な紙で説明して貰った。


『 所謂… 師匠と弟子みたいな関係ですかね… 』


「 まぁ、そんな所でしょう。でもその当時女優でまだ若かったらしく、妊娠が発覚して辞めてしまったらしいんです。その時の記事が大きくNEWSになっていましたよ! 私も数年経ってから伯母さんに聞いたんで詳しい事は知らないですけどね。」


私も確かにそのようなNEWSをあったと言う話題は聞いた事があるが、まさかのその記事の娘が仁美ちゃんだとは驚いた。


『 え?そしたら… この事は仁美ちゃんも知ってるんですか? 』


私は社長に聞くと… 知らないと返された。

この事を本人は知ってるのかと聞いたが分からないと。


その会社は車関係の会社。

何年か前に不正や横領で逮捕された会社で働いていた数人が新しく起業して立ち上げた5.6年は経過している会社。


彼らも不正とか横領とかあったのを知っていたが、確実な証拠が無くどうしようも無かったので、

当時の営業部長(現在社長)と品質管理課長(現在専務)。

あと… 総務部部長と次長(副社長と常務)とあと10人の14人。


彼等は退職願を一緒に出して、会社を辞めたのだ。

その後数年して、前勤めていた会社が倒産したのをNEWSなどで知り、やっぱり正解だったんだと全員で一致した。


『 前、居た会社の人達で知ってる方とかいらっしゃったんですか? 今、その人達とかは? 』


「 私の時の同期数人は、私の会社に採用してます。

 働き口が無いと助けを求めて来たので、なんとか社員も300人と資本金は3,000万と中小企業としてやってますが、何人かは自動車整備士として、色々な会社の補佐(サポート)を御願いしています。」と社長は答えた。


聞いた事がある。自動車整備士にも…

1級自動車整備士、2級自動車整備士、3級自動車整備士の3種類。

どれも国家資格で取得する事がかなり困難(1級は難関)。


私の会社にも数人自動車整備士が10人ぐらい。

偶に人数が足りない会社の支援したり補助したりなど……


そういえば、話が変わっていた事を思い出した。


『 そういえば先程… 韓国ツアーが何とかと仰っていましたけど、韓国に支社があるんでしたよね?私の会社も韓国(むこう)に支社があるんで、様子観に行こうかなぁと思っていますが、一緒に仕事の様子観に行きますか? 』


「 あ、そうでしたね。そういえば (株)龍雷神も韓国支社ありましたね。なら、ついでに私の支社も伺いますか? 」


『 それ、良いですね。なら私の支社も伺いませんか?仕事の様子とかご覧になって頂けるとこちらも嬉しいです。』


私は社長とがっちりと握手した。

“ そうですね!その時連絡下さい。” と言って会社を出た。


茉美はとある映画の撮影の最後のシーンを撮り終えたら終了の時だった。


「 はぁーい。アクション! 」と韓国語の女性映画監督。


犯人役の俳優に茉美さんとあと5.6人の刑事役をしている女優または俳優達は終盤に差し掛かっていた。


犯人役の俳優は刑事役の茉美さんが持つ片手の拳銃を頭に当て追い詰められていたが笑い茉美さん演じる刑事役に挑発な言葉を発していた。

そこで茉美さんが打ったかのように見えた弾は頭では無く右腕に当たり犯人は左手で腕を抑えた。(茉美さんの背後から)

そして、犯人役の俳優は茉美さんが来る前に自分で開発した毒薬を飲み、最後は息を絶った所で撮影は終了した。


「 はーい。カアッッット!辞め。」

と女性の映画監督は椅子から立ち上がり撮影を辞めさせた。


「 これで、撮影は終了です!お疲れ様でした。」


と女性の映画監督は助監督(じょかんとく)ED(エグゼクティブプロデューサー)[=製作総指揮者]にPD(プロデューサー)AD(アシスタントディレクター)出演者(エキストラ)他。


その他に… 何人か。

[ 照明技師に撮影技師、写真家(カメラマン)撮影所(スタジオ)の人に衣装師(スタイリスト)記録師(スクリプター)


“ お疲れ様でした。何人かで打ち上げしましょう! ”

“ そうですね!私も参加します!飲めませんけど… 笑 ”

“ 参加します!私も飲めないんですけど… ジュースなら。 ”

“ 参加します!麦酒でも… ※1チャミスルでも… ”

“ はい、OB(オービー)麦酒(ビール)やCASS ”

“ 私はこの2種類。百歳酒(ペクセジュ)に※2韓国梅酒(メファス) 呑みましょうかね… ”

“ 勿論、俺はマッコリが1番好きやからそれやな。”との意見。


※1チャミスルとは… 韓国焼酎(ソジュ)の事。

※2メファスとは… 韓国の梅酒の事。


“ 茉美さん。打ち上げ参加しますか? ”

 と女性の編集技師の人が茉美さんに聞いてきた。


「 私、大丈夫です。連絡1つしてから後で伺うので店の名前教えて頂けると嬉しいです! 」


とその編集技師の女性の人に茉美さんは言うと…

40代ぐらいの助監督の男性は店の場所と地図を渡した。


私は家に着くと、彩香はまだ帰ってなかった。

麗奈ちゃん達とまだ事務所に居たからだ。


「 彩香。一緒に帰るぞ! 」

『 麗奈。分かったよ! 』と彩香は帰る準備をした。


麗奈ちゃんは姉の涼華さんを呼んでいた。

涼華さんも結婚式場の仕事を終えて帰る所だったのだ。


「 麗奈。お待たせ! 」

「 姉貴。ありがとう!」

『 涼華さん。ありがとうございます! 』

「 彩香ちゃん。富山以来ですね… 子供達は元気ですか? 」

『 はい、元気ですくすく育ってます。』

「 姉ちゃん。まず彩香の家に向かってね。」

「 はいはい、分かりました。」


と涼華さんと麗奈ちゃんと彩香の3人は家に向かっていた。


私はその頃家で妹の茉美に電話掛けていた。


「 茉美。また電話だよ! 」とマネージャーから。


茉美は携帯をマネージャーから受け取り、

携帯画面を見ると、『 お兄ちゃん。』と表示された。


「 もしもし、お兄ちゃん。何年ぶり? 」

『 何年ぶりだろうね… お前が20歳の時だから、10年… それ以上かな?分からないけど、元気か!? 』

「 うん。元気! 」と茉美さんは私にそう言った。


「 そういえば、結婚したの聞いたよ!彩香さんと… 」

『 お、おう。ありがとう… それ今周りに誰もいないよな? 』

「 マネージャーさんぐらいかな。」

『 マネージャーには言って大丈夫なのか? 』

「 うん。大丈夫… 秘密にしてって伝えてあるから! 」

『 あ、もう言ってあるのか… なら頼むな! 』

「 それで、お兄ちゃん。要件は何? 」


と茉美に言われた私は彩香の韓国ツアーと同時に子供達を連れて行っても良いのかを尋ねた。

妹の茉美も蓮君と紬ちゃんを見たいと喜んだのだ。



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