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最弱零鉄の使い手  作者: 綾地才人
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二章 十二話 出し物決め

二章 十二話目です。

最近投稿ペースがバラバラで申し訳ありません。

この状態がまだ暫く続きそうです・・・

それでは今話もよろしくお願いいたします。

学園祭の開催が決定したことにより、教室内はクラスで出す出し物を何にするかで熱い答弁が繰り広げられいた。

何せ学園祭開催まであと一カ月程度しかないのだ。さっさと出し物を決めて準備を始めないと到底間に合わない。

とは言え、いきなり良い出し物など思い浮かぶはずがない。その為現在はいくつかのグループに別れて話し合い、生徒同士で案を出し合っている最中だ。


「しかしまぁ・・・理事長も無理を言うなぁ。たった一カ月で学園祭の準備をしろなんてよ」


「全くよ・・・他の生徒や教師の考えていることはある程度集まってくる情報で予測はできるけど、あの人の行動予測だけは無理ね」


フォルスの言葉にヤチルが相槌を打つ。


「でもまぁ、普通に授業を受けているよりも、今の状況のほうが私は楽しいから理事長には感謝しておくことにするわ。さて・・・じゃあとっととクラスの出し物、決めちゃいましょうか」


そう言ってヤチルは自身の周囲にいる同じグループメンバーの顔を見回す。

ヤチル、フォルス、フレア、ソフィア、そしてアラン。この五人でそれぞれに意見を出し合い話を詰めていく。


「やっぱり学園祭っていったら出店よね!」


「俺もフレアの意見賛成だな。けど出店は他クラスも出してくるだろう。作って売る商品によっては他のクラスと被ることも考えられるから早く決めて学園に申請しないとな」


フレアの出店の意見にフォルスが同意する。


「ソフィア様と・・・アランはなんか意見ある?」


ヤチルがソフィアとアランに話を振る。

どこが遠慮がちにアランへと話をするヤチルにアランは笑顔で返す。


「俺も出店って意見には賛成だ。ただ、せっかくやるなら少し珍しい物を作って売ってみたいな」


「珍しい物?」


「ああ・・・なぁソフィア。ライフィールで人気な食べ物って何かないか?出来れば俺達料理初心者でも作れそうな物がいいんだけど・・・」


「そうですね・・・クレープなんてどうですか?」


「「「「クレープ?」」」」


クレープという食べ物を知らないファーネリア生まれの四人から疑問の声が上がる。

そんな四人にソフィアはクレープについて詳しく教えてくれた。

何でも牛乳や砂糖・卵等を合わせたものを薄く焼いて出来た生地にフルーツ等を挟んで食べるものらしい。


「なんか聞いただけで美味しそう・・・」


「聞いた感じだと出店の機材でも作れそうだな」


「ああ。クレープ?なんて食べ物聞いたこともないし、作り方も簡単そうだ。これなら俺達生徒でも何とか売れるレベルの物が作れるだろう」


ソフィアが提案してくれたクレープにフレア、フォルス、アランがそれぞれの意見を話す。

その意見を聞いた上でヤチルが皆の意見と自身の意見をまとめる。


「私もクレープって言うのには賛成ね。じゃあこのグループで提案する出し物はクレープ屋ってことでいいかしら?」


「「「「異議なし!」」」」


五人でクラスに提案する出し物はクレープ屋に決まった。









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