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最弱零鉄の使い手  作者: 綾地才人
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二章 十一話 授業変更

二章 十一話目です。

新クラスメイト、ヤチル登場となります。

それではよろしくお願いいたします。

【9/30追記】

少し急用ができたしまった為、次の投稿が遅れます。ご了承ください。


ソフィアが突然アランの腕に抱きついた事で教室前は一時騒然としたが、休み時間の終わりと共に再び教室に現れたリーフレットの¨あまりソフィアさんを困らせないように¨の一言よって集まった生徒達は自分達の教室へと慌てて戻っていく。


アランを挟んで火花を散らしているソフィアとフレアも、先生であるリーフレットを見て渋々とそれぞれの席へと戻っていく。

やっと二人から、そして他生徒の視線から完全に解放されたことをリーフレットに感謝しつつ、アランも自分の席に戻り着席した。


「は~い、じゃあ今日最後の授業を始めましょう」


リーフレットは全ての生徒が席に着いたことを確認してから授業を開始する。


「とは言っても、この時間では勉強をすることはないんだけどね~」


「ん?。先生勉強しないってどういうことですかぁ?この時間は確か二重体質(ダブル)について勉強するはずだったと思うんですけど・・・」


勉強はしない、と言ったリーフレットに対し一人のクラスメイトが質問をする。

短い茶髪をトレードマークの緑色のリボンで結び元気な声で質問をする女生徒。


ヤチル・パールフェン。

いつも元気で明るいクラスのムードメーカー的存在の女生徒だ。

また(アランを除く)学年クラス問わずに分け隔てなく友達を持っており、その圧倒的な交流関係の広さからレギルス学園内では屈指の情報屋としても知られている。


「そうね~。本当ならパールフェンさんの言う通り、今日は二重体質(ダブル)をはじめとする特殊体質について教えようと思っていたのだけど・・・また理事長の悪い癖が出てねぇ~」


「あぁ・・・そう言う事ですか」


ヤチルが察したとばかりに頷く。

溜息を付きながら言ったリーフレットの返答に、クラスの生徒誰もがヤチルと同じく納得する。

この学園の理事長はファーネリア王国の歴史の中でも屈指の実力を持つ人物が努めているのだが・・・咄嗟の思いつきで行動するという悪い癖があった。

その行動に教師は勿論のこと生徒まで巻き込まれるのはいつものことだ。だが巻き込まれた人物に被害が出たことは今までにないので教師たちも強くは諌めることが出来ないらしい。


いくらヤチルが学園の情報屋であったとしても、そんな理事長の行動まで読むことは至難の業だろう。


「・・・というわけで~急ですが、学園が改修工事に入る前に学園祭を開催することとなりました。なのでこの時間はクラスでの出し物を決める時間に当てようと思います」


「「「「学園祭!?」」」」


いきなりの学園祭開催宣言にクラスの誰もが声を上げ驚いた。








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