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最弱零鉄の使い手  作者: 綾地才人
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一章 二話 『零鉄』とヒロイン登場

二話目です。

よろしくお願いいたします。

『零鉄』

属性鉱石の中で唯一、魔力をもたない鉱石とされている。

他の鉱石は魔法が使えるのに対いて『零鉄』はそれが全くできない。

例えば『ルビー』の武器なら炎魔法が、『サファイア』の武器なら水魔法が使用できる

その時点で他の鉱石よりも劣るわけだが、さらに追い打ちをかける特性が『零鉄』にはある。

それが「()()」という点である。

魔法が使えない以上『零鉄』武器を使うアランは接近戦で戦うしかない。しかし『零鉄』はガラス並みの強度しかないのだ。いくら相手の魔法をくぐり抜けて接近戦にもちこもうと肝心の武器が直ぐに壊れてしまえば戦いにすらならない。

魔法が使えずすぐに壊れる『零鉄』の刻印石をもつアランはデムジをはじめ、アランが通うレギルス学園の生徒たちから無能・クズと虐められているのだ。


「お前みたいな無能が特訓したって強くなれるわけないだろ?『ルビー』の刻印石をもつ俺様が特訓したほうがいいに決まってんだろが!!!」


デムジが大声で叫ぶ


「何度も言うがここは今日俺が学院に許可をもらって使用している場所だ!そんなに使いたければ学園に許可を貰いにいけばいいだろ!」


「……ンっだとてめぇ!!!!!」


アランがそう答えるとデムジは自身の刻印石からルビーの大剣を取り出し振りかぶりながら迫ってきた、反論されたのがむかついたのだろう。アランが大剣で斬られそうになった瞬間


「がぁ!!!」


デムジが右に吹っ飛んだ

アランは咄嗟にデムジが吹っ飛んだ方向とは逆方向を見る

そこには長い赤髪をなびかせながらデムジを睨む少女がいた。






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