一章 一話 いつもの日常と世界観
はじめまして、綾地才人と申します。
本作品を閲覧していただきありがとうございます。
早速ですが、本作品は私が初めて書く小説となります。
そのため誤字脱字はもちろん、掲載間隔も不定期になると思いますがよろしくお願いいたします。
それでは本作品をお楽しみください。
「さっさとどけよ!!!この無能!!!」
「ゴフッ!!」
俺、アラン・ホークはいつものようにいじめられていた。
「この場所は俺様が使ってやるっていってんだよ!さっさとどけ!」
「…この場所は今日、俺が学園に使用許可をもらって使ってるんだ君に渡すつもりはないよ」
腹に重い蹴りをいれてきたデムジに腹部をおさえながら答える
「はぁ? 『零鉄』のお前がこんないい場所で訓練なんざ笑わせるなぁ」
デムジは笑いながら俺を見下す。
そう、俺は『零鉄』という最弱の鉱石を使う鉱石武具士なのだ。
『零鉄』、そして鉱石武具士について語るにはこの世界について話さなければならない。
アイフォウル大陸……それが俺の住んでいる世界だ
ここに住むすべての人々は、刻印石と呼ばれる紋章を身体のどこかに持っている
刻印石には多くの種類があるが、必ずルビーやサファイアといった属性魔法を秘めた
鉱石であり、全ての人は自身の刻印石と同じ鉱石の武器、鉱石武具を作り出し扱うことができる。
だが何事にも例外というものはある。それこそが『零鉄』とよばれる鉱石だ。