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~金髪の美少女はいいよね~

どうも鰤丸です

テストがあったので投稿遅れました

申し訳ない

まだまだこの扱いに慣れてなくて

誤字脱字あるかもなのでもし見つけたら

報告してくれると有難いです

周りを見渡して見てみると

そこは雄大な緑が広がる自然だった


「え?異世界召喚って普通街とかじゃないの?」


と呟いてみても見間違いではなく

そこは森の樹海の様なところであった

翔也の服装は元いた世界の制服

だけであったのだ


「どうやって生き延びろって言うの!?」


そう翔也は今普通なら冒険に必要な

防具や武器の一つももっていないのだ

ましてや元いた平和な世界ではこんな森に

出かけることもないし森での生き方なんか

一切知らないのだし

自衛隊の人たちならばなんとかなったであろうが

生憎翔也はただの高校生であった


「無理ゲーだろこれは」


普通なら自殺までとは行かないが諦めるやつ

もいるはずだろう、だが翔也は冷静に考える

先程言っていた“暴食グラトニー”の、ものくろさんが

言っていたことを鮮明に思い出す。


「確か探せとか言ってたよな」


どこにものくろさんがいるかもわからない

ましてやどっちに進むのかもわからない

食べるものすらないこんな状況なのにどうやって

ものくろさを探せと?それこそもっと無理ゲーだ


適当に食べ物を食べるのもいいがもし毒などが

あったとしたら翔也には見抜けるわけがない

と、色々なことを考えていると

目の前に何かボタンのようなのがある


「何だこれ?」


と、興味津々にそれを押してみる

いつもの冷静沈着な様子はなく興味津々だ


ポチッ


目の前には自分の名前が書いてある

ステータスみたいなのがある


「おぉっ!」


目の前に突如広がったのは自分の事が

書いてあるステータス一覧?の様なものであった




−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

名前 東雲翔也


職業 冒険者


称号 むっつりスケベ


スキル 『鑑定者ジャッジ』・・・見たものを詳しく説明する


HP 100


MP 50


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


とのいうことだそうだ

ん?むっつりスケベってどういう事!?

そんな称号嬉しくないんですけど

ぜ、全然嬉しくないんだからねっ!

まぁ、それは後で考えるとして


問題はHPだこの世界の基準のHPが分からないが

多分めちゃくちゃHPは少ないのであろう

え?何これ異世界召喚って普通チート系能力

あるんじゃなかったの?少なくとも

俺の頭の記憶にはそう残っているけど

こんなの攻撃2、3回くらったら死なない?

どうしろってんのよ!まじ無理ゲーでしょ


そこは及第点としても防具は?武器は?

何も無いのにどーやって戦うっていうの!?

本当に召喚した奴は何がしたいのやら

俺異世界人に怒られるようなことした覚え

一切ないんだけどどうしてなの!?


まじ、異世界召喚した奴許すまじ


とまぁ文句言っても始まらないから

取り敢えずこのスキル『鑑定者ジャッジ

を早速だが使ってみよう!

見たものの能力や性能が分かるんだよね確か


とスキルを使うためにそこらへんを歩いて

周りの草や木などを観察して回った


観察結果この森の草は回復薬になるらしい

なので取り敢えず持っていける分は持っていく

それに必要な水を探しているのだが

全く見つからない


「マジでとうしよう」


水ないとか死ぬじゃんそれ

異世界冒険始まって第一の難関が水って

なによ!ほんとにこの始まり方なんなんだよ


とかぶつくさ言いながら歩いている


因みにもうひとつ分かったのは

ここはアヴァン大森林という名だそうだ

アヴァン?なんか聞いたことのあるような

名前だな、あ!思い出したものくろさんの名前の事だ

と言うことはこのどこかにものくろさんが

いるっていう事みたいだ!


取り敢えずものくろさんを探すのはここで

間違いないみたいだ!そのためにも

生きてものくろさんを見つけなくちゃならないな

ものくろさんなら何とかしてくれるだろう


鑑定者ジャッジ』のお陰で毒がないかも

確認できなんとか食べ物があるので

生きていけるはずなんだが

問題は魔物だよなこんな所で会ってしまったら

どうにも対応が出来ないそこそこ運動神経は

いい方だと思ってはいるがそれは向こうの世界で

通じることだこちらの世界にはどうせあまり役に

立ちはしないだろう、なので簡易的なものでも

何でも武器は必要であったので武器を作ることにしてみた


鑑定者ジャッジ』のお陰で簡易的なものだが

1mくらいの木の槍を作ることが出来た

鑑定者ジャッジ』はなかなか優秀だ

例えばこの木の槍に使っている木はこの世界的に

見てかなりの上物の木らしい

こいつを折ったりするのには苦労したのだが


このアヴァン大森林の産物はほとんどと言って

いい程の上物の素材ばかりであった

流石は七つの大罪のうちの1人の

ものくろさんがいる大森林であるわけだ!


取り敢えず木の槍を構えてみる

見様見真似で槍をふってみる

まぁまぁそこそこ様になってるんじゃないか?

どうなんだろう?


“ガサッ”


びくっ!な、何だ!魔物か?

すかさず槍を構える


1、2分草むらの方から聞こえる音は

聞こえなくなっていったので安堵の息をもらし

「いなくなったか?」

完全なフラグを立ててしまった


ぴょーん


目の前に出てきたのは可愛い兎だったのだ

体長50cmにも満たないただの兎だった

そんな兎を見た翔也はまたしても

安堵の息をもらしてしまった。

その瞬間、兎は翔也目掛けて地を思いっきり

踏み込み翔也目掛けてジャンプしてきたのだ


「っ、うぉっ!」


と、驚いた声を上げた瞬間その声は

悲鳴へと変わるのだった

兎のジャンプは人間の動体視力では見える早さ

ではなかったのだ。構えた槍をふろうとした時には

もう遅いその愛嬌のある兎の脚の爪は翔也の

腹に刺さっていたのだ。血がドクドクと

流れ落ち思考が一瞬遅れその時には既に

兎に蹴り飛ばされ後ろに数10mは飛ばされた


「がはっ!」


数10m飛ばされた先には運悪く

木の枝があり背中にざっくりと刺さった


「ぐぅあっ!」


翔也の腹と背中から流れ出る血を見て

ようやく状況を判断し怪我をしているということに

気が付き直後、兎への恐怖が湧き悲鳴を

上げながら這いつくばりながらその場を

なんとしてでも逃げるように無様な姿を

晒しながら逃げるよう動き始める


「な、何なんだよあれ最早化け物じゃねぇか!」


兎の強さとは思えないほどの破壊力だった

それもそのはずこの世界は異世界なのだから

ましてや、ここはかの“暴食グラトニー”の

アヴァン大森林なのだからだ!

この森の奥深くに眠っているノクロムから

漏れだした魔力で森や動物は成長しているのだから

そこらで見かける兎の数10倍は強い

この森の探検にくるのは熟練の冒険者

しかこないのだから


翔也は何とかして打開策を練るも

何もいい案が思い浮かばない

先ほどの攻撃で木の槍も折れてしまい

武器は何一つないのだあるといえば

拾った石を砕いて粉にした煙玉みたいなのと

先程拾った薬草しかないのだ

薬草を回復薬にしようと思ってもそれに

必要な水がどこにも見当たらないのだ

水が無ければその薬草はただの雑草と同じなのだ


「くっそ!どうしたらいいんだよ!」


翔也が異世界召喚された瞬間から

詰んでいたとでもいえるようや

不備がありまくりな異世界召喚

翔也は心から本気で召喚した奴をいつか

ぶっ飛ばしてやると心に決めながら

取り敢えず距離をとるために這いつく

ばりながらこの場を去ろうとする


その直後


「ドンッ!」


聞き慣れた音が聞こえたのだ

そう、兎だ!また翔也を追って

こっちを目指して向かっている最中なのだ

またしても翔也の最大の危機が迫った

人生でこんなに死にそうになるのは初めてだ


「っ!こんなところで死んでたまるか」


歯を食いしばり兎へ向かい打つ

だか兎は見当たらないのだ

前方から物凄い音は聞こえたのだが

肝心な兎の姿が見当たらない、どこへ行った?

考えようとした時上から兎が降ってきたのだ


「なっ!そんなんありかよ」


兎の先程の物凄い音は空へ飛ぶために

踏み込み飛んだ爆音だったのだ!

だか、そのお陰で翔也にとっては完全な不意打ちということになってしまった。

その一瞬の隙を逃すものかと兎は翔也へと襲いかかる

咄嗟に腕をクロスして防御体制に試みるのだが

そんな防御を無視したかのように兎の蹴りで

地面へと叩きつけられるのだ


「がはっ!」


口から血を吐き出す

地面に叩きつけられた反動で内蔵が

急激に圧迫され血を吐いたのだ

尋常ではない痛みを翔也は唇を噛み締め

その激痛にふらふらになりながら我慢する


「これでも喰らいやがれ!」


最後のあがきのように先程作った

大量の石の粉を今出せる全力で兎に向かって投げつける

直接的なダメージは兎には皆無であるが一瞬の隙

を与えるには十分な時間稼ぎであった

その石の粉が兎に当たると同時にその粉は

数メートルに渡って粉を撒き散らし目くらましの

ようになり兎の視界を邪魔するように舞っていく

ガッツポーズを取るように拳を握りしめ

再度、兎から逃げるように全速力で走り出す


「はぁはぁっ」


おかしいおかしいおかしすぎるだろ

この異世界どうなってんだよ!兎であのレベルって

どういう事だよ!強すぎだろっどう対抗しろってんだ

ふと、ステータスバーのことを思い出す

チラッとHPの欄を見てみると4分の3は無くなっている

大体残りのHPは25といったところだろう


「え?これ俺死んじゃう感じじゃね?」


と、いつもの冷静沈着さがどこにも見当たらない

それもそのはずステータスバーによる自分が

あとどのくらいで死ぬかが目に見えるからだ

先程の兎の攻撃のせいで大量の血が失っているからだ

意識も少しずつだがだんだんと朦朧としてきている。

だが、脚は止めない少しでもあの化物ウサギさんに見つかったら

次はたぶん生きてはいられないだろうどうやったら逃げられるか

考えてみるが血が減りすぎたため思考が追い付かない

思考が追い付かなくとも本能的に脚は止まらない

煙玉を投げたところから1キロ程離れたところで

目の前に目をやると霧がかった遺跡が見え始めた

その遺跡は、なんともいえがたいぼろぼろの遺跡だった


「なんだここ」


そう思いながらも遺跡に向かいながら脚を進める

遺跡の目の前に立つとなかなか怪しい雰囲気をかもし出している

思ったより遺跡は小さいが遺跡の奥のほうからおびただしいほどの

魔力が流れ出ているのが翔也にでもわかるほど流れている

恐る恐る遺跡に近づいてみるが先程のような魔物の気配はない、


まぁここだけの話結構暗いとこ苦手なんだよね

明かりがついてくれればいいんだけどさ

それは取り敢えず置いといて中にものくろさんがいるのかな?ここは封印されてるんだよね確かどうしよういきなり襲いかかって来たら俺死んじゃうよ一瞬て意識飛んでしまうよ!


と、ビクビク震えながら遺跡へとはいってみる

ぶおっと音がなり遺跡は翔也が思ったのと同じように

周りの蝋燭みたいなのに火が灯し始めた

中はなかなか広く真っ直ぐ100m程道が続いてるようで

所々に部屋が何個かあるがそこは無視して真っ直ぐ進む


え?なんで部屋に入らないかだって?決まってんじゃん

怖いからだよ!お化け出てきたらどうするんだよ

なんだかんだ100m程進んだらやたらとでかい大きな扉が見えてきた、いかにもって感じのドアだな漫画でよく見るような悪魔が出てきそうな感じの扉だ悪魔が出てこなきゃいいけど、扉を開けようと思った瞬間扉が勝手にギギィと音を出しながら扉が開いた


目を細めながら奥を覗いてみると何やら棒のようなものが突き刺さっているのが見えた、恐る恐る部屋に足を一歩踏み入れた途端、声が聞こえた


「やっと来たか、待ちくたびれたよ」


聞いたことのある声がその部屋から響いて聞こえてくる

だが、その声の主は見当たらないオロオロしながら声の主のものくろさんを探してみるがやはり見当たらないのだ

どういうことだ?と考えていると


「私は肉体ごと封印されてるからな」


あー、そうなんだとあまり良く分からないが納得する

ん?あれ?今俺って声出てたっけ?


「私がお前の頭に直接語りかけてるんだよ」


あー、なんだそういうことか!ってそんなこと出来るのかよ流石は異世界って感じだな


「これくらいの魔法は序の口だぞ?まぁそれは後でおいおい説明してやるから取り敢えずそこの剣を取ってはくれないか?そうしたら私の封印は解けるからな」


え!?そんな凄そうなのが序の口なの?俺なんてまともにスキル持ってないし魔法も使えないのに序の口って

今後先が思いやられるよ

と文句を言いながら剣がある所まで歩いていく

その剣はごく普通の感じの剣だが凄味がわからん

むしろ錆びていてしょぼいオーラしかだしてないのだ


「いいから早く抜いてくれ」


とまぁ文句も言われたので抜いて見ることにする

よいしょっと!

スルリと案外簡単に抜けてしまったのだ

その瞬間剣が輝きを放ちだし部屋全体が光に染められた


眩しくまだ目がチカチカしている中ゆっくりと目を開けてみると目の前には160cm近くの金髪の赤眼でゴスロリのような感じの服を着ている美少女が立っている


「封印を解いてくれて助かった」


と美少女ノクロム・アヴァンはそう言った











とまあ、こんな感じで書いてみましたが

まだまだですね今後はこのまま冒険していくような感じにしていきたいです

若干ハーレム要素あると思います

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