~新しく始まる異世界で~
あー、どうも鰤丸です
小説書いてみたくてチャレンジしてみました!よければ最後まで見てください
あー退屈
なんて一言がフラグを生んでいたなんて事は知る由もないのだが
あるとある夏の昼休み涼しい風が吹く屋上でただ1人ぼーっと寝転がってる男はそう言った
「なーにが退屈よ学校サボらせてまでこんな所に来させておいて」
と言いながら階段を登り髪を風でたなびかせながら東雲翔也の隣へ座りこみながら幼馴染みの高松雪は言った
「別にたまにはいいじゃねーかよ学校なんてつまんねーんだから」そう昼休みはもう終わって絶賛サボってる真っ最中なのだった
「ねぇ、覚えてる?昔私に言ったこと」
今から丁度十年前のことだ
「雪!お前は何があっても俺が守ってやるからな」
雪がある誘拐犯に攫われた経験で恐怖で家に引きこもり怯えていた所を翔也が無理矢理家から引きずり出し河川敷に来た時に雪が言われた言葉だ
雪から見れば翔也はすごくしっかりとしてはいる男ではあるがそれは雪の前でだけであって実際の所、翔也は思慮分別し物事を考えどんな事にも躊躇しない奴なのだ
そんなことを知ることも無い雪がそれをきっかけに雪は翔也のことが好きになっていったのだが鈍感な翔也は気付かない
「そんな事あったよな、あの時は本当お前を元気づけさせるのに必死でさ」
今、雪がこうも毎日元気でいられるのは翔也のおかげであると言っても過言ではない本当に雪は翔也に救われたのである
「あの時は私を連れ出してくれてありがとね!翔也が連れ出してくれなかったら多分今も昔のまんまだったと思ういつも助けられてばかりだね」
そう雪はあれから翔也へ依存している。本人は自覚していないが翔也へ頼りっきりとなっているのだ、翔也自身その事は気付いていてどうになしようとしてるのだが雪が無意識に頼っていてはどうしようもできないのだ
困ったもんだ俺がもしいなくなったとしたらあいつは1人でやって行けるのか?そう心の中で自問自答するがいつになっても答えが出ず悩んでいる。
何だかんだ話しているともうすぐ5時限目が終わりそうなところまで来た
「なあ雪お前は俺が突然居なくなったらどうするんだ?」
本当に突然だ自分でもなぜこのような事を言ったのかわからない過去に戻れるならぶん殴ってでも止めたいところだが何故か聞いてしまった
「え?翔也どこか行っちゃうの?」
涙目になりながらふるふる震えながら上目遣いで見てきて翔也へ問う
「っ!ち、違う違うもしもの話だ俺だっていずれ大人になるんだし仕事もするしってそういう意味で聞いたわけだよ、だからどっか行く訳では無いから安心してくれ」
こんな涙目になりながら上目遣いなんて卑怯だこうなってしまったら俺は断るに断れないんだよなー、こんなあざといってのに無意識にでやってるんだから本当に困ったもんだな他の知らない奴にこんなことしてなくちゃいいけどと困り顔になりながら心の中で考える
「私は翔也がどこか行くなら私もついていくよ!」
と言い手を握ってくる
なんだこいつ天使か?と思ったが天使ではない
雪だ、こんな告白じみたことを言うなんてやっぱり自覚がないんだろうこっちは照れることを通り過ぎてむしろ驚いて身動きが取れない所なのだ
「あ、え、えっとその」
自分が言ったことにようやく気づいたようだ雪の顔も真っ赤だ!
なんて可愛いんだと思いながらその反応を見る
取り敢えず話を逸らすために
「少し歩くか」
と言われて少し安心したのか安堵の息をし
ゆっくりと2人で歩きながら静寂の時間を過ごし2人息を揃えて
『あのさ』
丁度2人同時に話しかけたのだ
「は、はははあははは」
「ふふ、ふふふふ」
目を合わせ腹を抱えて笑ってしまった
どうやら2人とも考えてることは同じなようだ
ゆっくりと近づき雪の前へと立ち雪はどくんどくんと心臓の音が聞こえないか心配しながら
「俺はお前のこと何があっても守るもしお前がどこかに行こうともお前が拒絶しようとも俺はお前のことを守るさ俺はどこにも行かないしお前からは離れないから安心しろ」
よく考えてみればすごく、いやめちゃくちゃ恥ずかしいことを堂々と言ったのだ
な、なんて事を言ったんだ!俺のバカバカ
顔を赤くしながら少し下を向く
「それって私への告白?」
違うということを知っていてあえて翔也へと問う
雪にとってはこんなにも嬉しいことはない翔也がすっと居てくれて私を守ってくれるこんなに私は幸せなのだと思いながら翔也へと問う
そんなことを言われた翔也はびくっとしなんとか話を逸らすために話題を考えている中で
ここで言わなきゃ多分いや絶対翔也は気付かない
そう思う雪は決心し翔也へ告白しようとした時
「翔也!あ、あのね私翔也の事が……」
雪が告白を言おうとした瞬間
ピカッ!と光が指し
雪の邪魔をするように眩しい光が指し周りが白く淡い光が満ちて行く
「な、なんだこれは」
と思ったのだがそんな考える暇を与えずその光は翔也と雪へ纏わり付く
「雪!」
「翔也!」
2人が手を合わせようとした瞬間
その手が合わさることがなくまじりあうことはなく
2人を包む光が邪魔をした
その瞬間2人は突然屋上から消えたのだ
鞄だけを置き去りにして屋上から姿を消したのであった
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意識接続完了
これより魂を肉体への接続を実行します
成功確率15%
肉体への接続のためデータをインストールします
は?どういうことだ肉体へ接続?意味がわからん
此処はどこだ?しかも成功確率15%?ほとんど失敗じゃん
俺死ぬの?せっかく雪から告白されるって所だったのに
どういう事だ今いるのはさっきの光と何か関係があるのか
こんな状況にもなりながら冷静に判断する翔也だが
ゆ、雪っ!雪はどこだ此処に俺がいるなら雪も居るはずだ
だが周りはただただ真っ暗な闇の中で何一つ光が見えない
焦りながら考えるが結局の所なにも答えが浮かばない中でまたもや変な声が
データインストール完了
肉体への接続を開始します
ちょ、ちょっとまてなんなんだよいったい
話の内容がついていかない意味がわからない
成功しろ失敗にしろ結局どうなるんだ此処は結局どこなんだそんな事を問おうが返事はない
肉体への接続完了しました
これによりスキルを獲得しました
鑑定者
は?どういうこと何だそれ
意味がわからんさっぱりわからん
何が起きてるんだよ
と考えさせる暇もなくまた何処からか聞こえる声が
これより召喚を行うため
データインストールを開始します
もしや、と思ったがまだ確信は出来ない
もしかしたら今異世界召喚が行われているのかと
考える、だがそんな事本当にあるわけが無いと思うが
今浮かびあがる考えではそれしかないので
確信までとは行かないがそう思うしかなくなっていく
そんな中また
データインストール完了しました。
これより召喚を行います
ほんとにこれ俺の意思無視して無理矢理じゃねぇか
たまったもんじゃねぇぞ
それより雪はどこだ
「高松雪も召喚されているが期待するな」
ふと頭に響く声が聞こえる聞こえる頭はないのだが
コンピュータのプログラムの様に思えたその声が
なぜか返事をしてきた。しかもおっさんっぽい声だ
どういう事だなんで俺らがそんな異世界召喚されなくちゃ行けないんだよ!!
と少し起こり気味で返事をした
「そうだな自己紹介を忘れていた
七つの大罪のうちの1人
“暴食”ノクロム・アヴァンだ
取り敢えず目が覚めたら私を探せ!」
ものくろ?何それ白黒なの?
お前を探す?どういう事だ
「詳しいことはまた後で言う
そろそろ時間が無いもう一度言うぞ
目が覚めたら私を探せ
多少の誤差は許せ
後私はノクロムだ」
ったく!何なんだよ本当に
ふざけ……る……
突如意識が朦朧としていく中で
何とか出来ないか考えていたが意識が薄れていく
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っ、ま眩しい
うっすらと広がり自分へと差し込んでくる光で
翔也は目を覚ました
「っ!ここは」
ここはどこだと言わんばかりに首を降り
あたりを見回す、だが見たことがない景色
なぜならつい先程までは学校の屋上にいたのだから
「ほ、本当に異世界召喚されたのかよ」
これから始まる異世界冒険に待ち受ける
ことなど考えることもない程驚きながらそう言った
なんだかんだで書き終えたんだけど
やっぱり文とかぐちゃぐちゃな気がする
直したりしたらいいなどこういう風が
いいなどあったら教えてください!
誤字脱字ありましたらすみません。
週に1~2回程更新するつもりです。