夢のなかで
ルシファ視点
「ふざけるなぁぁぁぁぁぁ!」
俺は、叫んだ!
魔力を解放した。
魔力を体に纏いゴブリンにゆっくりと近づいた。
「ギャアギャア」
「やかましい!!」
俺は、アリス当たらないように、
混合魔法「雷炎」を使った。
「グキャッ!」
アリスの近くいたゴブリンを塵ひとつ残さずに消した。
「グルゥ!」
ゴブリンは、逃げていった。
「ふぅ、アリスは、っと」
アリスは、気絶している。
怖い目に合わせちまったな、
俺はアリスを背負って屋敷に帰った。
「ルシファ様!どうしたんです!その格好」
「ゴブリンと戦ったんだ、アリスをベッドに、大丈夫、気絶しているだけだ。」
セリアにアリスを任せて俺は自分の部屋で休んだ。
ふぅ、俺の秘密をアリスに見れたか?
まあいいさ、その時はその時さ。
俺は魔力を使ったため、体に負荷をかけすぎた。
まだ体が慣れてないな。
俺は眠りに落ちた。
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「やぁ、またあったね。」
俺は瞼をあけた。
あの真っ白な空間だ。
「んっ?お前か、自称神様」
「だから、自称じゃないって!」
「分かった分かった、んで、何のようだ?」
「君が、いつ動くか暇しているんだよ !」
「知らねぇよ!俺は、今7歳だ!」
「それでね、君にポイント制を付けようと思うんだ!」
「ポイント制?」
「そお、ポイント制、ポイントを集めると豪華な商品が与えられまーす!」
「面白そうじゃねえか、でっ、そのポイントとやらはどうやって集めるんだ?」
「ふっふっふ、それはね~、君が成り上がれば集まるよ!」
「はぁ?」
「だから、君が偉くなればいいんだよ。」
「えっ?つまり王様になれってことか?」
「うん、奴隷、平民、商人、貴族、王族の順に上がればいいんだよ!」
「だけど、俺は貴族だぞ?」
「捨てればいいじゃない?」
「いや、待て待てっ、えっ貴族を捨てないといけないの?」
「うん、たとえ平民におちてもポイントは減らないよ!
後ね!ボーナスを付けたんだ!」
「ボーナス?」
「貴族の不正や犯罪を暴いたり、誰かの悩み事を解決したらボーナスポイントがつきます」
「なるほどな!でっ、豪華な商品と言うやつは何なんだ?」
「商品というか、能力だね!どんな能力なのかは秘密だよ」
「ふぅーん、まっ、やるよ!」
「よかった!じゃあ手を出して」
「あいよ」
俺は自称神様に手を出した。
自称神様は俺の手を握った。
その瞬間、
俺の手が輝いた。
「うお、まぶしいな、おい!」
「これでいいよ」
自称神様は俺の手を離した。
んっ?
手の平に数字が書いてある。
「それがポイントの数字だよ、人には見えないからね」
「おう!」
「じゃあ、楽しみにしているからねー!」
っと、自称神様はいってしまった。
俺は前みたいに急激な眠気がきた。