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転生して

ドキドキします。失敗してないか!

「可愛い子が、産まれましたよ!」


俺は、目を覚ました。


「おぉ!よかった、男の子か!」

「はい!将来いい跡継ぎになりますよ!ですが」

「なんだ?」

「この黒髪は、いったい?」

「そんなことはどうでもいい、何にせよ私の息子だ!」


なんだなんだ?、ゴツいオッサンに俺は抱き抱えられている。


「うぁあぅあ!あぅぅ!」

「おっ、どうしたんだ?よーしよしよし!」


うわぁ!めっちゃ持ち上げらてるんだけど?!


「はっはっは!元気な息子だ。そうだ!お前の名は、

ルシファ、ルシファ・アルデンテ、いい名前だ!」

「いいですね!」


そうして、俺はルシファ・アルデンテとなったのだ。

俺が転生してから7年がたった。


「ルシファ様!ルシファ様はどこへ?」


俺の名前を呼んでいるのは、この家のメイド、セリアだ。


「俺はここだよ!」


俺は、今何をしているかって言うと。


「ルシファ様、剣術の練習ですか?」


今の体に慣れておこうと剣術を練習している。


「あぁ、少しでも鍛えておこうと思ってな」

「そうですか、無理をしないでくださいね?」

「んっ、分かったよ」


セリアは、心配性なのだ。


「それはそうと、アドロフ様が呼んでいらしてましたよ?」

「そうか、後ちょっとやってから行くよ」

「分かりました、アドロフ様に言っておきます。」

「頼むよ」


一応、アドロフは今の俺の父親の名前だ。

母親は、アリアだ。

練習を終え、父親の元に向かった。

ドアを、コンコンっとノックし、


「ルシファです。失礼します」


ガチャっと


「おぉ、よくきた!実はなお前に専属のメイドをつけようと思ってな?」


…はぁ?

俺はいきなりの事に頭がついて行けなかった。


「えっ!ちょ、ちょっと待ってください」

「なんだ!不満か?」

「いえ、そう言う事じゃあなくて」

「ならいいじゃないか!」

「メイドっていったい?」

「いやぁ、お前にもメイドをつけてはいい頃かと思ってな!まあ、見てもらった方が早い。入れ!」

「しっ、しつれい…いたしま…す」


なに!

この世界にまだいるのか

こいつは、


「奴隷ですか?」


「はっはっは!可愛い子じゃろ!お前のメイドにしようと思ってな!少し高かったが、買うてきた!」


呆れたぜ、このエロジジイは。

んっ?この子は

「君は、獣人族か?」

「はっ、はい、私は獣人族の…白銀狼です。」

「名前は?大丈夫、何もしないよ」

「えっ、えっと、アリスです」

「そうか、可愛い名前だね。俺はルシファ、ルシファ・アルデンテ」


あっ、顔赤くしてうつむいちゃった。


「がっはっは !やりおるのう、わしの若い頃にそっくりじゃ!」


やかましい!全くこのエロジジイ


「あとは、セリアにメイドとして教育を任せるからの、分かったかアリスちゃん」

「わっ、分かりました」

「セリア!おるか!」

「今、ここに」


うおっ!いつの間に!

びっくりしてアリスちゃん、腰抜かしちゃたよ!


「おぉ、セリアこの子にメイドとしての教育を頼む!」

「はい、かしこまりました」


そうしてアリスちゃんは連れていかれた。

大丈夫か?

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