精霊達の英雄
ちょっとした番外編です
ある精霊達の英雄物語
精霊達は人間と契約して力を与えていた。その内の一人、精霊に力をもらった人間は魔物と戦った、
殺して殺して殺しまくった。そのうち人間は力に溺れてしまった。
俺は強い、この世で一番最強だ!男はついにを人を殺すようになった。
精霊は気がついた、操られていることに。
精霊は逃げようとしても逃げられなかった。契約をしてしまったからだ。
その事を知った精霊王はどうする事もできなかった。人間と契約をした精霊は人間が死ねば精霊が死ぬ。
そういう契約だ。困った精霊王は自分と契約できる者を探した。そしてついに見つけた。
魔王だ。
魔王が暇を持て余して歩いていたところに偶然に出会った。
精霊王は事情を話した。
「私と契約して娘を助けて!」
事情を知った魔王は
「いいよ!だが条件がある」
精霊王は条件を聞いた。
二度と人間と契約しないこと
それが条件だった。
精霊王は直ぐに了承し契約した。
魔王は人間のところに向かった。
村がひどい有り様だった。
人間が焼けた匂いが強烈で男は焼けただれた者達や破裂した者もいる。女は…無惨に死んでいた。
精霊王は人間を探した。
見つけた。あの男だ!
見つけた先にはあの男と精霊がいた。
精霊は意識がない状態のまま男の肩に乗っていた。
力の使いすぎだ!
すぐに解除しなければ精霊が壊れてしまう!魔王は急ぎ助けた!
魔王が男を気絶させ、精霊との契約を解除させた。
男は目覚めさせぬまま、魔王は灰にした。
精霊王は感謝した。魔王は契約を解除して城に帰って行った。
魔王は精霊達の中で英雄になった。