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さらに説明されて

ルシファ視点


さて、話は終わった。ここから訂正だ。


俺は魔王の時の事を思い出した。

まず、魔物を操っていたのは俺ではなくお偉いさんだ。王様やその裏側のだろう。


俺はただ強い者を待っていただけだ。

あと、俺が恨んでいるのは王国でなくて帝国だ。そこのところは忘れないでね!


まあ、それが答えだ。

面倒な事をしやがる!


運よく転生したからボッコボコにできる事がありがたい。


待っていろよ!上の連中、引きずり下ろしてやる!


「ルシファ!聞いているの!」


リザが揺すってきた。


「聞いてるよ」


「凄いわよね!カッコいいわ!」


「ソウデスネー」


俺、今複雑な状況だわ。

だって、俺魔王、勇者妹、英雄一人俺の父親、なんだこれ!?


いったいどうなってんだ!

自称神様、恨むぜ!


「さて、英雄の事は分かったな?次だ」


「次?」


「英雄のその後だ!」


「えぇー!まだあるの!」


リザの目がキラキラしている。

凄いな。

あっ、アリス達もキラキラしてる。


「ふむ、実はな俺だけが知っている情報だ」


どっから手に入れた情報なんだろうね。もしかして…


「な、なんだ!別に悪いところから手に入れた情報じゃないぞ!アドロフからきいたんだ!」


あのジジイか、


「お、おほん、でだな「美しき聖女」は今この町で協会を建てて活動している」


「それ、私でも知っているわよ!」


「ルシファに説明しているからな?」


「そうだったわ!」


落ち着けよリザ。

俺はリザの頭を撫でて落ち着かした。


「「癒し魔法使い」は山にいると言う。「破壊の武道家」はまだまだ強くなりたいらしく旅にでた。

「技盗の盗賊」は盗賊団を結成して町を警備している。「戦の軍神エルフ」は自分の故郷に帰った。

「剛腕の剣士」アドロフは町の娘と結婚した。だが、ある日その町の娘が原因で今は地位が低いが奴は後悔しないと言った。」


おおお!カッコいい!


「そしてお前が生まれた、ルシファ、感謝してるよ」


なんか照れくさいな。


「ありがとうごさいます」


「いや、こちらこそ娘の許嫁になって嬉しいよ、こんな性格だからもう結婚できないじゃないかと心配してたんだ」


「お父様!」


「はっはっはっは!」


そろそろ勇者(妹)の話が聞きたいんですが?


「あの、勇者は?」


「そうだったな、勇者は…お前がこれから行く学校の理事長をしている!」


「「「「えぇぇぇぇぇぇぇぇ!」」」」



妹なにやってんだよ!









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