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リザ2

「そんな出会いがあったんですか 」


「そうなのよ」


気付けば、仲良くなっていた。

私にも友達ってのができるかしら、

そう、思いつつあった。


「所で、メイドあなた名前は?」


「アリスです」


「アリス、いい名前ね、私の名前はリザ。リザ・エリトリアよ」


「エリトリアってあの!」


「ええ、王族の中でも五本の指に入る名家よ。」


「でっ、でも、ご主人様そんなこと」


「ルシファはお金や地位に興味がないのよ」


「あ~、ご主人様らしいですね!」


「そうね」


私達は見合いあった。そして、


「「あはははははは!」」


私は大笑いした。

私、こんなに笑ったの久しぶりだわ。

この子とはお友達になれる気がする。

私は勇気を出して

「あの!」


その瞬間、

魔物声が聞こえた。


「グオオオオオ!」


私は耳を塞いだ、余りにも大きい魔物の声

身震いがした。


「大丈夫です!きっとご主人様が助けに来てくれます!」


「え、ええ、そうよね」


その時、

中庭の茂みから魔物が!


「グルゥ!ゲッ!ゲッ!」


どうやら、仲間を呼んでるみたい。

5、6匹のゴブリンが出てきた。


「リザ様!お逃げ下さい!」


アリスが叫んだ。


「ダメよ!私も戦うわ!」


「でも!」


「危ない!」


私は、火魔法「フャイヤーアロー」を使った。

アリスの後ろにいたゴブリンに当たり、絶命した。


「リザ様!」


今度はアリスが動いた。

アリスが持っていたナイフで私の後ろにいたゴブリンの喉を切った。


「やるわね!」


「リザ様も!」


私はアリスと一緒に戦った。

だけど、倒しても倒しても次々とゴブリンが出てきた。

私の体力も消耗し、アリスも疲れ始めていた。


「はあ、はあ、この!」


私はやるんだ!


だけど、


ズン、ズン、ズン


足音が聞こえて来た。


「な、なによ!あれ!」


「グオオオオオ!」


あの魔物の声コイツだったのね!!

オーガ


私は魔法をオーガに放った。

でも、オーガに放った魔法は弾かれた。


「嘘!」


「危ないです!うっ!」


「アリス!!」


オーガの一撃がアリスに当たった。


「アリス!アリス!!ねえ、おきてよ!アリス!」


アリスはピクリともしないでも、息はあった。

私はオーガに向かって魔法をたくさん放った。

けど、オーガは弾いてしまう。

どうしよう!どうしよう!!


オーガは木を引っこ抜いて私達に投げてきた。


ダメ避けられない!


「ルシファ!!助けてぇぇぇ!」






「あいよ」


声が聞こえた。走馬灯かな?

私は前を向いた。


ルシファが、いた!












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