やってきて
あれから、数日後
「なにぃ!リザがくるぅ!」
「今日挨拶をしに来るといっておったの」
俺は今焦っていた。
「なぜ早く言わないのですか!」
「わしもさっき知った所じゃ」
うわー!くるのかー!
「あ、あのご主人様、リザ様と言うのは?」
「ああ、俺の許嫁だ」
「ご、ご主人様の…許嫁」
「とにかく、リザ・エリトリア嬢がやってくる、セリア、おもてなしの準備じゃ」
あぁ、くるのかー、
「お前は、しゃんとせい!男じゃろうが!」
「は、はい!」
「ご主人様、リザ様とはどんな方ですか?」
「見た目は可愛いだが、性格がお転婆なんだ。」
「そうなんですか。」
「あとな、礼儀正しくしておけよ。相手は王族だ。」
「えっ!なんでそんな方くるんですか?」
「まあ、俺の家は貴族ではあるが、階級でいったら下のほうだ。」
「はい」
「ではなぜ俺の許嫁になったのか、俺は貴族のパーティーに参加させらていてな、
だけど、全然誰も話せなくて一人で別の場所にいたんだ。
そうしたら、一人の女の子いじめられていたんだ。
俺はその女の子を助けたんだ。そしたら、
「ふっ、ふん!誰も助けてなんていってないわよ!」って言われたんだ。」
「えっ?それは」
「まあ待て、まだ先がある。助けたあと別の場所に俺は移動しようと思ったらいきなり腕を掴まれて、
「待ちなさい!あんた、私の許婿になりなさい!」て言われた」
「…おっ、大雑把な人ですね」
「ああ」
俺は話を終わらして、急いで着替えた。
そしてやってきた。