城の地下には
あるところに、『おひめさま』がいました。おひめさまは女王さまや王さま、おしろのみんなにあいされ、それはそれはうつくしく、きよく、ただしく、さとくそだちました。
おひめさまが15さいになったとある夜、王さまはおひめさまにこう言いました。
「ひめよ、なにか欲しいものはあるかね?」と。
おひめさまはこう答えました。
「では、城の鍵束が欲しいのです」
「そんなもので良いのかな?」
「ええ。わたくしはまだ、この城のことを何も知らないので⋯」
「素晴らしい。おまえがそんなに気配りも、自身の身も考えていたとは⋯ああ、もちろん良いよ。明日の朝、待っていなさい」
そして、翌日。ひめさまのベッドの側に、城の鍵束が置かれていました。
もちろん、ひめは片っ端から城の内部を見て回ります。人の許可を得なければならなかったりするところは他の人に許可を取ったり。人が付き添わなければならないところは人を呼んだりしました。
そうして、大体の部屋を見回った時。
姫はとある地下に続く階段を見つけた。それまで沢山の部屋を見てきた姫は湧き出ていた好奇心に背を押され、その階段を降りて行く。
そこに、いたのは。
⚠︎バッドエンド気味
おひめさまが15さいになったとある夜、王さまはおひめさまにこう言いました。
「ひめよ、なにか欲しいものはあるかね?」と。
おひめさまはこう答えました。
「では、城の鍵束が欲しいのです」
「そんなもので良いのかな?」
「ええ。わたくしはまだ、この城のことを何も知らないので⋯」
「素晴らしい。おまえがそんなに気配りも、自身の身も考えていたとは⋯ああ、もちろん良いよ。明日の朝、待っていなさい」
そして、翌日。ひめさまのベッドの側に、城の鍵束が置かれていました。
もちろん、ひめは片っ端から城の内部を見て回ります。人の許可を得なければならなかったりするところは他の人に許可を取ったり。人が付き添わなければならないところは人を呼んだりしました。
そうして、大体の部屋を見回った時。
姫はとある地下に続く階段を見つけた。それまで沢山の部屋を見てきた姫は湧き出ていた好奇心に背を押され、その階段を降りて行く。
そこに、いたのは。
⚠︎バッドエンド気味