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『プレスマンを首に下げた犬』

作者: 成城速記部

 誰にでも噛みつく犬がいました。

 飼い主である速記者は、速記を通じて、世のため人のために貢献しているのに、飼い犬が迷惑をかけては意味がありませんので、一計を案じまして、犬の首輪に六色のプレスマンをぶらさげることにしました。犬が歩くと、プレスマン同士が当たって、ちょっとしゃれた音がするのです。犬は、喜んで、毎日市場へ出かけて、これ見よがしにプレスマンをちゃらちゃら言わせながら、散歩を楽しんでいました。

 ある日、市場で買われている老犬が、この犬に言いました。

「お前の首のプレスマンは、飾りではない。お前が来たことを周りの人に伝える警報器なのだ」と。



教訓:プレスマン同士がぶつかり合う様子から、「犬も歩けば棒に当たる」という言葉が生まれたという。

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