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紳士クンの、割と不本意な日々Ⅱ  作者: 椎家 友妻
第四話 紳士クンと彼女のお悩み
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1 お昼休みは図書館で

 あるよく晴れた日の昼休み。

紳士クンは久し振りに、学園の中央に位置する図書館にやって来た。

ここは学園の校舎から独立しており、

エシオニア学園の男女の生徒が唯一共同で使える場所である。

なのでここは別名『出会いの館』とも呼ばれ、

男女の出会いのスポットとしての一面も持っていた。

以前紳士クンはここで伴兆太郎と望まざる再会を果たしてしまったのだが、

ここへ来るのはそれ以来だった。

 (もしまた会ったら、この前のお礼を言わなきゃ)

 ちなみに普段の昼休みはクラスメイトの笑美や華子、

そして上級生の令や太刀と過ごす(というか絡まれる)事が多いのだが、

あの面々はいかんせんにぎやか過ぎる傾向があるので、

たまには一人でのんびり過ごしたいと思い、紳士クンはここへやって来たのだ。

 木製のズッシリとした質感のドアを開け、紳士クンは図書館の中へ足を踏み入れた。



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