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紳士クンの、割と不本意な日々Ⅱ  作者: 椎家 友妻
第三話 紳士クンとショッピング
58/124

11 男の、女性下着に対するスタンス

女性の読者の方は

『何をそんなに恥ずかしがってんのよ?

あんた男なんだから、女物の下着がこんなにあったら嬉しいんじゃないの?』

と思われるかもしれない。

確かに男は女性の下着に憧れを抱き、ある種のロマンすら感じている。

しかしそれは普段滅多にお目にかかれるものではなく、

なおかつそこに

『女性の恥じらい』

という甘美なるスパイスが加わるからこそ、

女性の下着に神々しいまでの魅力を感じるのだ。

だがこういったランジェリーショップのように

『さあ!どないでっか⁉』

というスタンスでドバーン!と見せつけられると、

男は欲情するどころかむしろたじろいでしまう。

彼女の付き添いでランジェーリーショップにやって来た彼氏が何処か居心地が悪そうなのは、

そういった心理からくるのではないかと著者は睨んでいる。

少なくとも著者はそうである。

かなりどうでもいい話だが。

 閑話休題。


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