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紳士クンの、割と不本意な日々Ⅱ  作者: 椎家 友妻
第二話 紳士クンの御奉仕 後編
23/124

3 学園よりも、家でのお世話がメイン

 今回の特別授業は、一年の女子生徒がメイドに扮し、

給仕カードを渡した上級生に四日間仕えるというものだが、

実際の所、学園の中でお世話をする事はあまりない。

登下校の際に上級生の鞄を持ったり、昼食のお弁当を用意して、

一緒に食べたりする程度である。

なのでこの特別授業においてメインとなるのは学園でのお世話よりも、

その上級生の家でのお世話だった。

 そういう訳なので特別授業は学園の中では大してやる事もなく、

あっという間に放課後になった。

 

 終礼を終えた紳士クンはさっさと教室を出て、希里が居る教室へ向かった。

服装はもちろんメイド服。

最初着る時は物凄く恥ずかしかった紳士クンだが、

朝からずっとこの格好なのと、

クラスメイトも皆メイド服を着ているという事で、

その恥ずかしさはすっかり消え失せていた。

(正確に言うと、麻痺していた)



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