ゆめとうつつ
乙女はゆめを見る。うつつの世界から遠ざかり、意識の奥底へと落ちてゆく。
真っ白な世界に現れたのは、王子様の格好をした不思議な青年だった。彼は言う。
「君は今から、失っていた『本当に大切なもの』を取り戻しにいくんだ」
そうして、ゆめが、物語が動き出す。
気付けば、彼女の意識は子供時代のそれへと向かっていた。
真っ白な世界に現れたのは、王子様の格好をした不思議な青年だった。彼は言う。
「君は今から、失っていた『本当に大切なもの』を取り戻しにいくんだ」
そうして、ゆめが、物語が動き出す。
気付けば、彼女の意識は子供時代のそれへと向かっていた。