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商店街にて

行間をどうしようか迷ったあげく、このような文章に。

読みづらかったら申し訳ない。

 時は西暦2060年・≪大霊異時代≫。

 人類が三度目の世界大戦を引き起こして約30年後の世界。

 古の神秘と霊異が復権し、現代科学と反目しあるいは融和し合う新時代。

 人と人外とが交流し、科学と霊異が混ざりあい、緩やかながらも確実な発展を続けている。

 そんな時代の日本。

 ある街を舞台とした、とある悪の秘密結社(と、一人の少女)の物語。




 後継・御名(あとつぐ・みな)は、いわゆる普通の女子学生である。

 御歳13才。同年代と比べ身長や発育はまあ遅いが、それでも許容範囲。運動も学力も特に秀でた部分はないが、ことさら悪いというわけでもない。

 日本の極々普通の一般家庭に生まれ、その暮らしもまた裕福でもなければ貧しくもないという具合。

 小学校卒業と同時に、海上浮遊都市ギガフロートシティである天壌市の学校へ入学、同時に両親と離れ一人暮らしとはなったが、それでもこの新都市では比較的多くみられる学生の一形態でしかない。


 では彼女には何か特殊な能力はあるのか?

 否である。

 この大霊異時代において、生まれながらに超能力や特異な力を持つ者、いわゆる異能者の数は年々増え続けてはいるが御名はそれとは無縁だった。

 では魔術か何かの薫陶を受けているのか?

 これもまた否である。

 先も言ったが彼女は一般家庭の生まれだ。その手の人間は今時少なくないし、御名の友人にも何人かはそう言った人種が存在しているが、彼女自身はそちらの関係には無知である。

 つまりはっきり言って、彼女は霊異に関してはまったくこれっぽちも才能など持ち合わせてなどいなかった。


 繰り返し言うが、御名は普通の女子学生だ。普通の。

 平凡、平均、平坦という言葉がよく似合う少女ロリータだ。

 一般人。民間人。

 まあ色々と表現はあるだろうが、つまりは本当に普通なのだ。

 なので、

「知人が街中でガチ喧嘩してたとしてもスルーするのは普通ですよね」

「ッスゾ、ガキャオラァ!!」

「ぼかぁ日本人なんで日本語で喋ってくれませんかねーwww あ、畜生風情には難しい要求でしたかwww」


 御名の視線の先には夕日の赤い光を背負った二人の男。

 一人は先程からチンピラのような口調で猛る長身の青年。

 名を真上・顎人(まかみ・あぎと)。

 まるで狼のような鋭い眼光に睨まれたら大抵の人間はその筋の人間と勘違いするだろう。少なくとも御名は間違えた。実際にはもっと性質が悪かったが。


 対峙するように立っているのは黒いスーツを着た男。

 歳の頃は少年と青年の中間くらいか、髪をオールバックにした彼はひたすらに顎人を煽り続ける。

 吉祥・傀(きちじょう・かい)。

 人を小馬鹿にしたような口調と語尾が特徴的である。十人中十人がうざいと思うだろう。少なくとも御名は思った。今もそう思っている。あと重度のロリコンだ。


「クソガキが一発ぶん殴らせろや――――キレちまったよ久々に」

「あれー? なんかこの間もそんな事言ってませんでしたかww」

「……殴る!」

「まったくキャンキャン、キャンキャンと煩いことで。犬じゃあるまいし……おっと失礼、イヌ科の人でしたねwww」

「ぶっ殺す!」

「ぶっころちゅwwww」


 小学生かっ!

 と、御名はツッコミを入れたいのを自制する。

 此処が商店街のど真ん中で、かつ人通りさえなければガン無視決めて帰っているところだ。

 いくら知人だろうとも、人外二人の喧嘩に割って入ればただでは済まない。物理的にも世間体的にも。

 御名の現在の商店街での認知度は、≪ツッコミお嬢≫という不名誉極まりない称号を頂くほどだ。

 これは頂けない。

 少なくとも中学女子が持っていてはいけない部類の名前だろう。

「割と的確かつ妥当だと思うの」

「――――いつからいたんです?」

「最初からだけど?」

 御名に話しかけてきたのは、やはり知人の少女だった。

 不和森・鏡(ふわもり・かがみ)。

 細いを通りこして小枝のような小柄な体と、それに不釣り合いな巨大な眼帯を付け両目を覆うように隠している。


「鏡ちゃん、なんであの二人を放置してるのかな?」

「巻き込まれたくないし」

「こら」

「陛下と犬との喧嘩に割ってい入るなんて、自殺行為だよ」

 怖い。まあ正直なところ自分も同意見であったが。

 しかし気になる点はある。

「鏡ちゃん、いつもならあの二人相手でも毒を吐くのに……」

 仲が悪いのではなく、仲が良いからこそ遠慮なく毒を吐くのが鏡という娘だ。

 それがこうして、御名に話しかけてくる場合は二通り。

 一つは放置しておいた方が良い場合、あるいは放置した方が面白い場合。

 もう一つは、放置せざるをえない状況である場合だ。


「わりと本気で怒ってるわけですね」

「いぐざくとりー」

「誰から教わりましたか」

「食人植物女」

 ……まあ、それはいい。

 問題はやはりあの二人をどうするかだ。見捨てたいが、

「それは駄目。放置したら放置したでわたしが宰相に怒られる」

「保身優先か!」

「それに……わたしじゃあの二人を力づくじゃ抑えられない」


 正論だ。

 馬鹿二人と鏡。三人はいわゆる異能者だ。

 総勢十三名で構成される秘密結社≪絶滅社≫に所属している。そこらの異能者とは比べることすらおこがましい生粋の怪物達の集団。

 そして今まさに商店街のど真ん中で言い争いをしている馬鹿は、戦闘力だけなら同結社の中でも最上位に位置している。馬鹿ではあるが、強い馬鹿なのだ。

 だから、

「素直に帰って応援を呼んだら? 少なくとも怒られるのは馬鹿二人に抑えられますよ。多分」

「駄目」

「なんでです?」

「今は午後五時二十分を回ったところ。六時には≪魔法少女・撲殺☆マリー≫が始まっちゃう。往復してる時間は、ない」

「子供か!」

 ……いえ、子供でしたね。

 なんて言っている間にも、


「うぁらああああああああー!!!」

「外れですwww NDK? NDK?」

「死ねやああああああああ!!!!」


 始まってしまった。

 野生の獣ような機動で拳と蹴りを繰り出す顎人と、それをへらへら煽りながら完全に回避する傀。

 あの二人の周囲だけ大気の流れがおかしくなっている。顎人の鋭すぎる拳撃が大気を強引に引き裂いている為だ。

 空間をミキサーにでも掛けている状態と言えばいいのか。

 

「ほら、お姉ちゃんがいちいちツッコミ入れてるから始まっちゃった」

「私のせいですか!?」

「だから責任取ってあの二人を止めてきて。止めてください」

 それは命令なの、お願いなの!?

 そんな叫びを無視して、鏡は御名の制服を握ると馬鹿の方へと引っ張り始める。

 意外と力強い。

「ちょ、無理矢理はやめて」

「じゃ、逝ってきて」 

 なんて理不尽な。

 御名はそれでも諦めずに鏡に問い続ける。

「そもそも、なんで私に頼むのかな? かな!?」

「え?」

「え?」

「お姉ちゃんはうちのツッコミリーダーでしょ?」

「違うよ!」

 ツッコミリーダーって何だ、と御名は言おうとしたが、鏡の言わなくても分かってるくせにーという無言の圧力に屈する。

 この娘は、あの人動ミキサーの中に入っていけと言うのか。


「それにほら、周り見てみなよ」

 鏡に促され、ぐるりと見渡す。

 感じるのはそれなりに多い視線。それに加え、

「今日はツッコミしないのかな?」「馬鹿、あの嬢ちゃんがツッコミしないわけないだろ」「ツッコミお嬢可愛いよお嬢」

 という、商店街住民の声。

「ツッコミツッコミうるさい!」

 うおお俺らツッコマれたぞ! やったね妙ちゃん! 

 逆に喜ばれた。なんだ此処の住人! あと誰だ妙ちゃん。

 更には、「ツッコミお嬢に任せておけば商店街も安泰だな」という声まで上がっている。

「理不尽!?」

「良かったねお姉ちゃん。期待されてるよ」

「嬉しくない!」



 だが流れには逆らえなかった。

「……あれに今から割って入るのかあ……」

 億劫。と言うか恐怖である。割と慣れたが。

 もはやあの二人の近くだけ、ミキサーを通り越して局地的台風と化している。

 行きたくない。

 しかし、

「私が行かないと駄目なんですよねえ」


 とりあえず挨拶から始めてみようと、御名は二人に歩み寄る。

 なお彼らとは数メートル手前で止まっておく。

 近づくと本気で危ないからだ。

「こ、こんにちわー傀さん、顎人さん」

 御名が話しかけるや台風が収まる。

 顎人が攻撃の手を止めたのだ。

「おっす御名ちゃん! 今日もロリロリしてるね! 可愛いよロリ!」

「ロリロリうっさい!」

 初っ端からこのロリ発言である。

 見た目の良さを完全に台無しにしている。黙っていれば格好良いのに……

「おう、嬢ちゃん。危ねえからどいてろ。今からこの馬鹿の相手すっから」

 やっちゃってください!

 とは流石の御名にも言えなかった。

 と言うか目的はその逆だ。


「いやいやいや! 私はお二人を止めに来たんですよ。」

「ああ?」

「えー」

 とてつもなく不服そうである。

 いや不満そうなのは顎人の方だけで、傀は残念そうな顔だったが。

「いいですか? ここ商店街ですよ分かりますよね。普通の人だって買い物してるんですから、喧嘩するにしても場所を弁えてください」

 顎人も顎人だが、傀も傀だ。

 馬鹿ではあるが暴力という側面では厄介極まりない。

 そして、そんな事は当人たちが一番よく分かっているはずである。

「……おう、まあ俺らが悪かったのは認めるわ」

「ら? 先に喧嘩吹っ掛けてきたのは顎人だろ」

「あ”あ”?」

「だーかーらー!」

 なんでこう喧嘩っ早いのか。

 そこでふと気付いた。先に仕掛けてたのは顎人の方だ、と傀が言った言葉。

「顎人さんが傀さんに喧嘩を……ですか?」

「そーそー。かがみんと一緒に買い物してたら急にこの駄犬が襲いかかってきてさー」

「ほうほう……」

 傀の言葉は真実なのだろう。

 顎人の方も特に反論せず、不機嫌極まりない顔でそっぽを向いている。


「理由はなんです?」

「知らね」

 役立たず!

「はあ……顎人さん、理由を答えてもらっていいですか」

「…………おう」

 なにやら歯切れが悪い。

 なにか言えない、言いたくない理由があるのだろうか。

 だがそれで引いては意味がない。御名がここでそうですかじゃあ解散、と言っても後でまたぶり返す可能性も考えられるからだ。


「早く言えよ犬」

「てめえが言うんじゃねえよ馬鹿!」

「お静かにロリコン! 顎人さんも早く理由を言って!」

 駄目だ、やはりこの二人を放置できない。

 御名はここで顎人に対して最も効果があるだろう言葉で攻めることにした。

「いいですか顎人さん。別に喧嘩する分には私は何も言いませんよ。ただ――――街中で喧嘩した、なんてソフィアさんが聞いたら、なんて言いますかねえ?」

「あー、ソフィアの姉さんなあ」

「……っぐ」

 効果あり。

 ソフィアとは、顎人の彼女……まあ正確には違うのだろうが、彼女だ。

 他人に対してどこか一線を引いている顎人が比較的柔らかい反応をする人物であり、ソフィアの方もそんな顎人に対して甲斐甲斐しく付き添っているのを御名はよく見掛けていた。

 そんなソフィアは非常に品の良い女性だ。人が出来ていると言うのか。

 顎人が喧嘩したなんて事実を知れば、どういう反応をするだろう。


「怒りますかね? もしかしたら泣いちゃいますかね?」

 さあ、どうでる?

 ソフィアの名前を出した以上は、顎人も折れざるを得ないだろう。

 これを折れないなら本人を呼ぶしかない。

「どうなんです?」

「…………こいつが」

「このロリコンが?」

「御名ちゃんひどい」

 黙ってろ変態。

「俺の――――大事に取っておいたプリンを喰いやがったからだッ!!」

「ぷりん」

「ぷりんwwww」

「…………おう」


 小学生並の口喧嘩と人外の物理喧嘩してた理由が、プリン。

「小学生以下ですかっ!!」

「うわ、下らね。ただのプリンであれとか」

「馬鹿野郎! ただのプリンじゃねえ! うちのソフィアの手作りだぞ……わかってんのか!?」

 プリン。

 見た目ヤクザな威圧感ある男の口から発せられるには、あまりにも似つかわしくない単語だ。

 だがそんなギャップを感じさせないほど熱い言葉で顎人は語り出す。


「いいかあ――――俺はよお、あいつに恋を教えるって約束をしてんだ。

 彼女から彼氏への手作りの品物。彼氏がどんな反応をするかってのをあいつは学びたいし、楽しみたいんだよ。

 それがだ、肝心のプリンが食べられましたじゃあ、あいつが悲しむ。

 別に俺はプリンを食べられたから怒ってんじゃねえよ――――あいつが泣く、そんな事態になることが許せねえ。ただそれだけだ」

「惚気ストップ!」

 放っておいたらどこまでも語り続けそうな顎人を無理やり止める。

 格好良いセリフだが、理由がプリンである。

「ま、まあ理由は分かりました。つまり傀さんが顎人さんが楽しみにしてたプリン……恋人イベントを潰したことに怒って、こんな事になってしまったと」

「いやはや……駄犬は短気だねー」

「るっせえ! 第一てめえだってソフィアの菓子が美味いのは知ってるだろうが。俺だってそれなりに楽しみにしてたんだぞ、それを!」

「はいはい、止まって!」

 ソフィアさんが絡むと本当に止まらないなこの人。

 御名は、さてどうしたものかと思案し、その横で傀がぽつりと呟く。

「姉さんのプリンねえ……犬がそこまで言うなら、本当に美味いんだろうなあ」


「――――うん?」

 聞きづ手ならない言葉が傀から発せられたような。

「傀さん? プリン食べたのって、傀さんじゃないんですか?」

「え、違うよ」

「あ?」

 こちらの疑問に対し、そうだよ? と、これまでの前提を覆す発言を始める。

 曰く、今日は朝から街中パトロールと称した暇つぶしで午前中を過ごし、昼寝をして、起床後すぐに鏡と買い物に出かけたとの事だ。

「いやーかがみんから誘ってくるなんて珍しいからさーうきうき気分だったのにさーこの駄犬が急に――――」

「黙ってろロリペド」

 ペドではないですーという傀の言葉を聞き流し、今度は顎人に証言を求める。

「顎人さんは、傀さんがプリンを食べたのを直接見たわけではないんですか?」

「おう……俺が見に行った時にはもう無くなっててな」

 それじゃあ、

「プリンを食べたのは傀さんだって――――誰に、聞いたんです?」

「ああ、ちみっ娘――――鏡の奴だよ」

「…………」

 鏡がいた方向を振り向く。

 そこに眼帯の少女の姿は無い。

 だが、そこには一枚の紙が落ちていて、一言大きな文字でこう書かれていた。

「見てて楽しかったよお姉ちゃん。ばい、かがみ……」

 力無く崩れ落ちる御名。

 その様子を見て傀はへらへら笑っており、顎人はあのクソガキ、とぷるぷる震えている。

 赤い夕陽は三人を照らし、時刻は六時を指そうとしていた。



 後日。

 絶滅社の拠点で、御名は鏡に詰め寄っていた。

「結局、悪いのは鏡ちゃんじゃないですか!」

「ごめんねお姉ちゃん」

「しかも一人勝手に帰ってるし! なんですかあの雑な手紙!?」

「めんごめんご」

「かるぅい!!」

 結局あの騒動は、子供の悪戯と言う事ですんだらしく、流石の顎人も鏡相手にはきつく言う事はしなかったそうだ。

 顔に似合わず子供には優しい男なのだ。

 最も、そのことを傀が煽り始めて別所でまた喧嘩してたそうだが。ニュースで流れていないところを見ると、大事にはなっていないのだろう。


「それで――――」

 どうして、こんな事をしたんですかと御名は鏡に聞く。

 別段怒っているわけではないが、巻き込まれた方としてはきちんと理由を問い正さないとすっきりしないからだ。

「犬のお兄さんが天使のお姉ちゃんのプリンを楽しみにしてたのは知ってたよ。でも、その時わたしもプリン食べたくなっちゃってさ」

「それで食べた、と?」

 あまりにもあっけらかんとした物言いに愕然とする。

 呆れ顔の御名を無視して、鏡は言葉を続けた。

「後はあれだね。プリン食べたの陛下のせいにして、犬を焚きつけたらどうなるかなあ――――なんて」

 そんぐらいだよ、と笑う。

 どうしようもない。

「わりと暇つぶしにはなったよ」

 誤算だったのは、傀が寝起きのテンションのまま全力疾走で鏡を連れ出した事。

 本当なら商店街ではなく、拠点前ぐらいの位置でやるつもりだったらしい。御名があの時間に商店街に来てくれたのは本当に運任せだったようだ。


「後はまあ、犬のお兄さんがあそこまで怒るなんて思って無かったってことくらいかな?」

「考えなしですか!」

 戦争は案外、こういうどうしようもない理由で始まるものなのかもなあ、と御名は考える。

 と、言うかだ。

「もし私があの時間に商店街を通りがからなかったら、鏡ちゃんどうしてたんですか?」

 拠点前なら、他のメンバーもいるから対処自体はどうにでもなっただろう。

 ソフィアも居るだろうから、もっと穏便に済んだかもしれない。

 御名の疑問に対して、んー、と鏡は頭を揺らしてこう答えた。

 とても可愛らしい、歳相応の、ぞっとするような笑顔で、

「最悪、あの商店街は≪処理≫してたね」

「――――――」

 と、けらけら笑う鏡の姿は、その容姿とは裏腹に悪魔染みていた。

 真正の邪気は、無邪気とよく似ている。

 どれほど幼く見えても、この少女も怪物には違いないのだ。


 この街の平和は、御名のツッコミ力に委ねられているのだ。

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