§03 文句言うな!
まさかのお気に入り登録ありがとうございます。
作品には付物の「誤字脱字」!
仕方ないのです。自分で打ち込みしていればすぐ分ることなのですがタイプミスや変換ミスは避けられません。
職業作家であれば編集者や専門の校正担当が居ます。
ですが殆どのネット作家は一人で兼ねているのです。
作者の限りある貴重な時間です。
読者の皆さ~ん。
その限りある貴重な時間を創作活動に傾けて欲しいですか?
それとも校正作業に傾けて欲しいですか?
答えは明らかですね。
読者が求めるものはお話の「続き」であって、文章の「完璧さ」では無いのですから……
なに?
校正作業にこそ全てを注いで欲しいだと?!?
そんなこと言う馬鹿はネット小説を読む資格は無い!!!
一人で国語の教科書でも読んでろ!!!
迷惑なのでもう二度と此処(ネット小説の世界)に戻って来るでないぞ。
私としては、作品を読取(解読す)ることが出来るだけの完成度があれば充分なのです。
あとは、
校正の度合いが高ければ、
「丁寧に作品を仕上げている作者」
誤字脱字や単語の誤用が目に付く作者は
「更新を心待ちにしている読者を優先」
どちらであっても、またその中間であっても
何れにしてもありがたい限りでなのであります。
さて、作者さまには申し訳無いのですが誤字には楽しみ方があります。
★ローマ字変換
「お願いいます」本当は「お願いします」ですね。
これはローマ字変換入力の場合子音の ”S”を打ちもらして
しまったため「し」⇒「い」となったタイプミスです。
「はい、しうします」本当は「はい、そうします」
母音の ”O” を間違って隣にある ”I” キーを打ってしまったときのミスです。
他にも沢山ありますが、ローマ字変換典型のタイプミスと言うのは慣れると本当は何だったのか想像出来るようになります。
私は、「ああこの人はローマ字変換」で作成しているのだなぁ~と作品を通じて作者の姿を垣間見るようで、等身大の個人としての作者を感じたような、なんとなく暖かい気持ちになるのです。
★かな入力
「そけで」本当は「それで」
隣接する「れ」と「け」の打ち間違いです。
私は「かな入力」が出来ないので、「あっかな入力だ」と思うと一寸尊敬なのです。
★まとめ
人によって打ち間違いのパターンがあります。
筆跡鑑定のように調べるのはストーカと同じで気持ち悪いのですが、
「そう言えば以前にも同じ打ち間違いがあったなぁ~」
程度の感想を持つことは許されるでしょう。
誤字脱字を鬼の首を取ったように騒ぎ立てる位ならむしろ、人として生活されている等身大な作者の姿を思い浮かべ、暖かい気分に浸るを方が読者として健全だと思います。
有体に言えば
「誤字脱字位で馬鹿みたいに(下らない粗捜しで)騒ぐな!!」
「作品を届けて下さるだけでありがといと思え!!」
「ネット小説と国語の教科書を混同するな!!!」
「補完は読み手の甲斐性だ!!」
と言うことです。
【補足】
今回の誤字脱字はネット小説の補完よりもPCメールで常態化しています。
それを、ネット小説に持ち込んだに過ぎません。
でも、仕事のメールで補完作業していても楽しくは無いの(普通)です。
次回は、今までのような批判ではなく、
とあるネット小説との出会いの一場面をお伝えしたいと存じます。
ご覧下さいましてありがとうございました。