第三冒険目 復讐完了?
「本気でやるのは控えめにしておこう・・・」
「よしじゃあ重いけど手で持ってくか・・・」
俺は蛇をおんぶするように持った。
「着いた・・・冒険者ギルドだ」
そして、入ろうとしたその瞬間!
「あれ、入らない」
そう、ハイパードスネークが大きすぎて入らないのだ。
「こっから話しかけるか」
「すいませーん!!!」
「はいなんですか」
と言って受付の人がやって来る。
「解体・クエスト完了報告しに来たんですけど。」
「わかりました。」
「解体屋ならお隣の建物ですよ。」
「ありがとうございます。」
その後移動し、
「ここか」
解体屋に入ると
「おめえさん解体頼みに来たのかい?」
「はい」
「そんならこっち持って来い。解体は無料だ。」
「ありがとうございます。」
とケンジは言い、大きなテーブルの上にハイパードスネークを置いた。
「てかお前すごい腹から血が出てるが大丈夫か・・・」
「はい。大丈夫です。」
と言って解体屋を後にした。
次に行くのは冒険者ギルドにある医務室だ。
「すいませーん」
ケンジは三回ノックして入った
「はい。って・・・!どうしたのそれ・・・!」
「ハイパードスネークにやられました。」
「そう・・・ちなみに倒したのは一回?」
「はい。それが?」
「ハイパードスネークは・・・・・・一度生き返ることができるのよ・・・」
「え?」
「急がないと・・・!」
「あっちょっと待って!?包帯がまだ・・・って行っちゃった・・・」
ケンジは全速力で解体屋まで走った
「ドーン!!!」
「・・・!」
「キキ―!!」
「大丈夫ですか!?」
「ああ・・・大丈夫だ・・・ゲホッゲホッ・・・」
解体屋のおじさんは血を多めに吐いた
「・・・!」
「シャ―――――――――!!!」
「・・・」
「行くぞ・・・ハイパードスネーク!!」
「シュッ!ドーン!」
ケンジはハイパードスネークを蹴り飛ばした
「ジャア・・・!」
「ビュッ」
「ドゴーン!!」
さらにケンジはハイパードスネークに蹴りを入れた
「ガッ・・・ジャア・・・」
「ジャギ・・・」
ケンジは双剣を取り出した
「シャ・・・シャア・・・!?」
「このクソ蛇・・・いや、ゾンビ蛇め・・・!」
「シュッ!」
「死ね・・・」
「シャ?」
「魔双剣術 ~魔連斬~」
「ブシュ―――――――――――」
ハイパードスネークのいたる個所から血が噴き出ている。
「じゃあな・・・ゾンビ蛇」