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2.錚々たる友人

学校へ着くと俺は足早に教室へと向かう。

なぜならというと意外と目立ってしまったからだ。

俺には特に特筆すべき点がないが唯一、周りに誇れるものがある。

実は俺は身長がめちゃくちゃ高いのだ。

俺の身長は175センチメートル。

おそらく平均よりも20センチは高いはずだ。

目立ちたがり屋だし別に人見知りというわけではないが、やはり周りにいる全員から視線を開けると心地が悪く変な気分になる。

それゆえに早く座ってあまり目立ちすぎないようにしたかったのだ。

まぁ、1:1くらいの比率だったせいで結局意味はなかったのだが…。


ほどなくして定刻になり、式が行われる体育館へと向かう。やはりマンモス高というべきか校内はとても広く、始めてきた身としては絶対に迷ってしまいそうだった。

中へ入るとやはり身長が高いせいか周りからの視線を感じる…。

入学式の内容は至って普通のものであり、退屈だ。

(…暇だな…)

そう思った俺は友達づくりを始めようと隣にいる奴に話しかけようとする。

(まぁ初対面だし式で緊張しあってる時だから今じゃなくてもいいと思うが…)

と考えつつふと隣に目をやると俺は思わず変な声を出しかけてしまった。

そこにいた奴はなんとがっつりスマホをいじってたのだ。

(オイオイこの学校スマホの使用はダメなんだろ!)

俺はそう見過ごせるわけもなく小声で話しかける。

「なぁなぁお前さ…」

「ん〜?」

と気の抜けた声で返事をしてくる。

しかしそこにに先生と思われる人が割って入ってくる。

「おい君、この学校ではスマホは禁止だ。」

と、半ば強引にそいつが持っていたスマホを取り上げる。

するとそいつは下を向いたまま向けて話しかけてくる。

「おまえのせいじゃん。」

「いや、理不尽すぎるだろ。」

「だってお前が…」

そこで顔を向けたそいつは俺を見て思わず身震いをしていた。

そりゃそうだろう。顔を上げたら自分よりずっと身長の高い奴が注意をしていたんだから。

「…とりあえず、この入学式終わったら職員室行かなきゃだしついてきてよ。」

なんだか理不尽に付き合わされそうな気もするがここでNOと言ったらそれは伝説の男には相応しくない。

「ああ、いいぜ。それとお前の名前教えてくれよ。」

「…三田…理玖。」

これも伝説を作るための第一歩だ。


「三田か、よろしくな。俺は白坂涼介。」





こんばんは、笹間渡です。

昨日の今日なので特に話すことはありませんが一つだけ。

投稿する時に気づいたのですが、僕は昨日の第一話で涼介くんの名前をがっつり間違えていました!

本来は「白石」涼介のはずなのですが、「白坂」涼介になっていました…。

あとで殴られそうですね。

というわけで第二話いかがだったでしょうか?

作者の文の構成が下手くそなせいで若干読みにくさがあるかもしれません(汗)。

それはこれから投降していくと共に改善していければなと思っておりますので、今後とも笹間渡とさくら伝説をよろしくお願いします。

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