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二度転生(中断版)  作者: Riu
第一章 約束.転生〜そして親友の死亡。
6/46

第05話 ここから

前回投稿日からほぼ一ヶ月空いてしまって申し訳ないです……。

本当にすいません…

テストやら部活動の試合やらで忙しすぎて

忘れてました

今回は書きたかった戦闘シーンがあるので最後まで見ていってください!!

           :第五話:

      ここから


 ユウキとアルトは、大急ぎでスギさんの元まで走った。

 背中にある剣を早く、使いたくてしょうがない二人なのであった。

   

   

 そう思っている内に、二人はスギさんの元に着いた。


「うお? オメーら、どうしたんだ?何か忘れ物でもしたのかぁ?」 


「ハァ、ハァ……今すぐ、村に帰りたいんです!!」

「?? 急にどうしたんだ…?」

「そ、それが、…」


 アルトが簡潔にわかりやすくあったことを話した。


「なるほど……わかった、二人とも村に帰って剣の特訓をしたいんだな…?」


「「はい!!」」


アルトとユウキがそう説明するとスギさんは胸を張ってこう言った。

「諦めねぇことはいいことだぜぇ!!」


 するとスギは馬車の準備を始めた。

 それを見た俺とアルトは口を揃えて

「「ありがとうございますっ!!」」

 と言ったのだった。


 かくして、二人は剣を習うことこそできなかったものの代わりに新たな志が生まれたのであった。



          ✵ 

          ✡

          ✵



 ユウキは馬車に揺らされながら考える。

 剣はどのようなものかを


 やはり、二人だけで特訓して剣の腕前が上がるのか、不安があるものの、今ユウキの心の中は不安よりワクワクとドキドキが勝っている。

 そしてユウキは妄想を始める……。 剣の構え方……立ち回り方…その他諸々…



 今思いつくこと全てを!やってみたい!!どんどんどんどん!湧いてくる…!間違っていてもいい…!―――と様々な欲求が生まれる。

 ユウキは妄想を膨らませながら馬車に揺られる…。


  


 アルトは考える…どのような特訓がいいのだろう、と。


 剣の腕前を上げるため必要な訓練がわからない。

 たまに、村に来るドプロ町の騎士たちに、どのような

特訓をしているのか聞いてみるつもりなのだ。

 アルトは効率的に…そして確実に上達したいのだ。


 それぞれ違う考えをする二人なのであった。


「アルト…楽しみだね…!」

「うん、早く……早く剣を使いたい!!」


 そのやりとを聞いてスギさんは微笑んだ。 


                        

          ✵ 

          ✡

          ✵



そして日は流れ……

「「スギさん、ほんっとうにありがとうございました!!」」


 ユウキとアルトは村に帰ってきた。

 そしてスギさんに感謝の礼を伝えた。

 ドプロ町に行ってすぐ戻るとかいう迷惑をかけてしまった二人であったが、当のスギは案外迷惑に思ってはいなさそうだった。


「おう!なにか困ったことがあれば俺に言えよぉ? なにか力になれるかもしれねぇからさっ!」

 

 スギはそう言うとユウキとアルトの肩を叩いた。

 スギなりの激励のつもりだったのだ。



 それじゃあ仕事があるんでな!またな! と言い残しスギは二人と別れた。

 そしてユウキはアルトと顔を見合わせ、ようやくといった感じで話し出す。


「ユウキ…!ようやく……!!」

「あぁ!さっそく行こう!」


アルトがユウキの手を引っ張って、村外れの森に入っていった。



「ユウキ……やっと…やっと…!剣を振るえる!」

「ああ!早速打ち合ってみようぜ!」


 そう言うと、どこからか拾ってきた丈夫な木の棒を剣に見立て二人は対峙した。



 すると早速アルトが木の棒を振り下ろしながらユウキを狙った。

 ユウキはそれを サッと避け、アルトの右側に移動し

アルトの左腹を狙い、切り込んだ。



 アルトはそれを読んでいたのか 振り下ろした剣をユウキの剣にピンポイントに当て、弾き体勢がくずれた。

 ユウキに追撃の蹴りをいれてきた。


 それをまともに受けたユウキは少しヨロめき後ろに下がり体制を立て直した。


「お、おい………そんな本気で…やるなよ…」

「本気でやったほうが、身につくだ…ろっ!!」



 そういうなり、アルトが走り込んできて切り込んできた。

 ユウキはそれを剣でガードし、弾く。 

 今度はアルトの頭めがけて剣を振り下ろす。


         ガキィッッ!―――



 ユウキが剣を振り下ろすことを読んだアルトは剣を頭上に置き、受け止めた瞬間、後ろに引いてユウキの体勢を崩した。


 体勢が崩れてしまったユウキはアルトに、右足 左横腹 左肩、の順で剣を入れられまともに食らったユウキは降参した。  


 勝ったのはアルトだった。


「げっ……げほっ…、う…いいてぇえ……」 


 

 アルトはかなり強めに打ちつけてしまっていた。その証拠にユウキの体は腫れてきている。



「あ、ゴメン!………つい、やっちゃった」

「つ、つい…じゃ、ねぇよ……それにしても、よくわかったな、振り下ろすって」



「なんとなくわかったんだ。我ながら冴えてたと思う」

「受け止められたとき『うっそ!?』って思ったもん」


「アハハ、記念すべき第一戦は僕の勝ち、だね!」

「ちくしょ〜…くやしぃ……」



 ユウキは悔しがりながらも、この短い時間で感じたことがあった。

 それは、やはり剣というものは奥が深い、ということだ。


「剣って面白いね…」

そう呟いたユウキにアルトは

「わかる!!まだまだこんなもんじゃない…!もっともっっと!上手くなってやる!」


 と返した。

アルトがこれからも特訓しよう!


と言ってきたのでユウキは当たり前のようにそうだな!次は勝つ!!―――――と言ったのであった。


 こうして少年二人は、剣の特訓に性を出すようになったのであった。 

 二人を照らす、太陽の光。

 その光は、俺たちを見守ってくれているようで………

その光の下で、今日も明日も明後日も、互いに切磋琢磨する。


そして――――数年後……

少年だったユウキとアルトは青年となった今でも

毎日毎日剣を振るっている…………。

どうでしたか?

感想、誤字脱字に対するコメント等など、どんどんどん書いてください!

次回は数年後のユウキとアルトを書くので楽しみにしてくれたら幸いでございます!!

それではまた〜

しーゆーあげいん!

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