#3
「アリサおねーちゃん♡ありがとう♡」
我が妹ながら単純…。まあ、可愛い服とかアクセとか買えたし満足満足!
.•*¨*•.¸¸♬
家に到着しました!自分の部屋のベットに潜り込む。首にかかっている宇宙色のペンダントを手にする。ため息が出るほどの美しい色。吸い込まれそう。ずっと見ていると意識が飛びそうになった。その途端、ペンダントが輝き出した。
私は驚いて飛び起きた。私がペンダントを見ていると、ペンダントがより一層強い光を放ちながら消え、少女が現れた。
「私はリンカ。貴女の力となる存在よ。」
黄金の腰まである美しい髪は毛先の方が濃紺のグラデーションのなっていて、吸い込まれそうになるほどの宇宙色の美しい瞳、白い、天使のような服を身にまとった少女は見とれるほどの美貌の持ち主だった。彼女は私の手を取りキスをした。
「これで契約完了。よろしくお願いします。お嬢様」
私の右の手の甲には薄いパープルの紋章のようなものが付いていた。
「それは私の…印のようなものね。これで貴女の身に何かあった時、貴女は魔法が使えるわ。貴女は強い魔力の持ち主だから今にすごい魔法少女になるわ」
私は何も言えずにいた。彼女の美しさに見とれて、また自分の身に何があったのか私の頭では理解出来なかった。
「貴女の本棚に魔導書が沢山あったから目に付くところに置いておいたわ」
私の部屋にそんなものがあるなんて知らなかった。私の部屋は壁一面にが本棚となっていて、さらに私専用の図書館?のようなものもあるからすべての本を読んでいる訳ではない。
「でも、家に魔導書があるのってすっごく珍しいのよね〜」
リンカは私の顔を覗き込んで真面目な顔でこう言った。
「貴女の苗字ってなに?」
みなさんこんにちはころろです。前回はアリサの秘密にちょっとだけ触れました!そして今回は謎の少女リンカ。物語の展開が早すぎてこっちがついていけません…笑では次回もお楽しみにしてください!