表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
賢者の子は剣を握る  作者: 市木 拝世
第一章 進み、そして、出会い
7/20

第六話 冒険者ギルド(1)

今回もよろしくお願いします。

バーベキュウのおじさんとこから歩いて、十分やっと、塔に着いた。


「やっぱり、デカイな.....」


サカキは、下から塔を見上げる。サカキには、デカイしか言いようがない。その迫力にサカキは、引き込まれいく。

サカキが塔をボーっとして見ていると―――


「がき!邪魔だ、どけ!」


馬車のおじさん「どけ!」怒鳴ってきた。


「すっ、すみません!!」


サカキは、慌てて道からどいた。


「やばい、ボーっとしてた。」


サカキは、そう呟き、近くにいる人に冒険者ギルドは、どこかと尋ねる。


「あの~、冒険者になるには、どうすればいいですか?」


「冒険者ギルドに行けばなれるよ。」


サカキの質問に答えた。ここ、良い人ばかりだなサカキは、思う。


「それ、どこですか?」


「そこ、塔の下に大きな扉があるだろう。そこに入って、また人に訊け()ばいい。」


「ありがとうございます!!」


サカキは、一礼をし扉の方へ向かった。


               ☆☆☆☆☆


サカキは、扉を抜けると。そこには、いろんな人がいた。鎧を着ている剣士らしき人、ローブを着ている魔法使いらしき人、様々な服を着ている人達がイス座って話していたり、受け付けで、受け付けの人と話していたりしている。

サカキは、そこら辺にいる男の人に訊く。


「あの~、冒険者になりたいんですけど?」


「そこに並べばいい」


男は、人が並んでいる列の方に指を指し答えた。


「そこなら、早めにお前の番が来るから。」


「ありがとうございます。」


サカキは、一礼をし。列の方に向かい並んだ。

男の言うとおり、他の列より早く進みサカキの番が来た。


「あの~、冒険者になりたいんですけど?」


受付の人に尋ねる。


「はい、身分証か仮身分証のどっちか見せてください。」


サカキは、仮身分証をポケットから取り出し受け付けに渡す。


「仮身分証ですね。しょしょ、おまちください。」


受け付けの人が少しの間いなくなって、少女をつれて来た。

その少女は、茶髪でショートな髪が整った顔にあって清楚感を出す。サカキは、その、美しさに飲み込まれそうだった。


「はじめまして、私は、エミリア・R・レノシオです。」


少女は、赤くなりながら名乗る。


「よろしくおねがいします。」


「では、あっちで話ましょう。」


少女は、あっちにある席を指す。


「はい、わかりました。」


サカキは、返事をし少女と一緒に席を移動する。


                  ☆☆☆☆☆


エミリアとサカキは、向き合った状態でイスにすわり話をする。


「では、冒険者登録を行います。これが終わったら冒険者用の身分証を発行します。」


「はい、よろしくお願いします!」


「では、名前を言ってください。」


「サカキ、サカキ・アル――――


サカキが自分の本名を名乗ろうとしたら、昔の記憶が流れてきた。「ヴェルフェゴールの名を名乗るな!名乗ったら殺す!」母と自分を追い出した父の正妻を思い出す。


「大丈夫、ですか?」


エミリアが心配そうに訊く。


「いっ、いえ、少し長旅に疲れただけです。」


「そうですか。あまり無理しないでくださいね。」


「はい」


「では、名前を教えてください。」


「三条、三条サカキです。」


サカキは、前世の名前を使う。


「三条?もしかして極東から来たんですか?」


「いえ、別にそういうわけでは。」


「その、黒い髪、黒い目、そして、名前と名字極東から来たとしか考えられません。」


エミリアはサカキを問い詰める。


「そうですか?でも極東から来たんじゃないです。でも、父は黒髪、黒目でした。」


「そうですか、ハーフなんですね。」


「はい」


サカキは何とかエミリアの問い詰めを乗り越えることができた。

いかがでした?

評価やコメント受け付けているのでよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ