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賢者の子は剣を握る  作者: 市木 拝世
第一章 進み、そして、出会い
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第五話 モフモフとバーベキュウ??

今日は、台詞が多い感じですね。

サカキがハルバルドの門を抜けると


「うわ~~~~」


サカキは思わず声を漏らす(もらす)。大通りに馬車が通っていたり、鎧を着た人達が話していたり、子供達が走りまわり賑やかさを出す。こんな、賑やかさは山育ちのサカキには、未知の世界だ。

それより、サカキが気になったのは、獣人だ。ここ、ハルバルドには様々の種族が、いろんな国や村からやってくる。


「猫耳、はぁはぁ~」


サカキは、猫耳の少女を見て興奮している。別に性的に見て興奮しているわけでわない。

ただ――――


「モフモフしたい。」


そう、サカキは、モフモフしてさわりたいだけだ。サカキが前世を思い出してから、なぜか、こういったモフモフしたものを見るとさわりたくて興奮してしまう。きっと、サカキの前世がモフモフした物が好きだったのだろう。

サカキは、モフモフしたい気持ちを押し殺し、(こぶし)を握りそして、思う。


(いつか、大物になったら、あっちから「モフモフしてください!」って言わせてやる!)


サカキはそう誓い、食べも物を買えるところを探しに歩く。

さすが、大冒険都市、サカキが歩いて一分もせず見つかったようだ。


「あの~それなんですか?」


サカキが店のおじさんに訪ねる。


「なんだい、坊主知らないのか?これはハルバルドの名物‘バーべキュウ’だ。」


おじさんが返事を返す。


「バーべキュウ??」


サカキは、どこかで聞いた事があるようなと考える。


「坊主、一本食うかい?」


おじさんがサカキに一本渡す。


「いっ、いいんですか!?」


「おう、いいぜ。今回初めてだからだ、二本目から銅貨一枚もらうぜ。」


「いただきます。」


サカキは、一口食べる。


「おっ、おいしいです。」


「だろう、もう何本か食うか?お金もらうが。」


「はい!十本ください!」


サカキは、バーべキュウを気に入ったようだ。


「あいよ、銅貨十枚な。」


サカキは、銅貨十枚をおじさんに渡し、バーべキュウを受け取る。

サカキは、その場で十本のバーベキュウを一瞬にしてたいらげた。


「気に入って、くれたようだな。」


「はい!」


サカキは、「はい!滅茶苦茶気にいりました。」というように返事をする。


「そうだ、坊主これからどうするんだ?」


「冒険者になります。」


「そうか、頑張れよ。」


「ありがとうございました!」


サカキは、深く一礼をし、走って移動する。


「そうだ!坊主!名前は?!!」


おじさんは大きな声で走っているサカキに名前を訊く。


「サカキです!!」


サカキは、その場で止まり返事をした。


「そうか、大物になれよ!!そして、またバーベキュウ買ってきな!サービスするぜ。」


「はい!!ありがとうございます!!」


サカキは、元気良く返事をし塔の方へ向かう。

いかがでした?評価やコメントなど受け付けているので、協力していただけると幸いです。

では、次回もよろしくお願いします。

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