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賢者の子は剣を握る  作者: 市木 拝世
第一章 進み、そして、出会い
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第四話 大冒険都市''ハルバルド’’

今回もよろしくお願いします。

サカキが家を出て歩き続けて一週間。今、サカキ山を登っている。


「は~~~~~まだ着かないかな~~~」


サカキは、三日で着くと思って、旅に出てから二日で食べ物を食べてしまい、もう五日なにも食べてない。

サカキはやっと、山のてっぺんに着いた。

そこで、見えたのは―――


「綺麗....」


その、風景は、絶景だった。真昼の太陽が一つの町を照らす、‘大冒険都市ハルバルド'その町はモンスターが入らないように、壁に囲まれていて、四つの大通りがあり、いろんな建物(たてもの)がある中、一つの建物(たてもの)がサカキの目を釘付けにした。


「.....デカイ...」


他の建物(たてもの)より、比べ物にならないくらい大きい(とう)だった。

高さ60メートルくらいあるだろう。

サカキがその建物(たてもの)に目を釘付けにされていると―――


ギュルルル


「お腹空いた。」


そろそろ、サカキも腹の空きでもう、限界だ。


「よし、行くか」


サカキは、小走りでハルバルドの向かった。


                 ☆☆☆


サカキは、ハルバルドの近くに着くと何人かの人が並んでいた。馬車や馬に乗っていたり、鎧を身に着けている人もいる。人達が並び門の所に居る兵士と話して、中に入ってゆく。

サカキが並び以外と早く二、三分ぐらいでサカキの番がきた。

そして、サカキは兵士に尋ねる(たずねる)


「あの、中に入って冒険者になりたいんですけど、どうすればいいですか?」


サカキは、兵士に尋ねる。


「年は?」


兵士がサカキに年を訊く。


「十五です。」


「そうか、身分所証、もっているか?」


「すみません、もっていません。あの、もしかして、身分証ないと入れなかったりするんですか。」


サカキは、心配そうに尋ねる。

「大丈夫だ、そんな人はよくいる。身分証をもってないひとには、仮身分証を作ってもらう仮身分証は今ここで作れる。銅貨三十枚かかるが、つくるか?」


「はい、お願いします。」


「では、説明する。仮身分証は、身分証と違い期限がある。期限は、一周間だ。一週間以内に身分証を作れなかったら、また、ここにくればまた作れる。金は、取るが。一週間以内に身分証を作る事が出来ず、ここで再発行しに来ないで兵士に捕まったら奴隷にされるから気をつけるんだぞ」


「はい。」


「これが、仮身分証だ。」


兵士はサカキに仮身分証を渡す、それはカードのような大きさのもので取り扱い安そうだ。


「ありがとうございます!!」


サカキは元気よく礼を言う。


「他に、質問はあるか?」


「冒険者になりたいんですが、どうすればいいですか?」


「そういえば、そう言ってたね。あのデッカイたてものがあるだろ?」


兵士は、町で一番大きい塔の方を指す。


「そこだ」


「ありがとうございます。」


「そうだ、お前名前は?」


「サカキです。」


「サカキ?もしかして極東のから来たのか?」


「いえ、ずっと母さんと山の奥に住んでいました。」


「その、母ちゃんは?」


「亡くなりました。」


サカキは悲しそうに答える。


「そうか、すまなっかたな、まあいい、おれはハンズ、ハンズ・ジョナンだ。よろしくな」


「はい、よろしくお願いします。」


サカキは、元気よく返事を返す。


「そうだ、お前何か、困ったらこっちに来な、相談にのるぜ。」


「ありがとうございます!」


サカキは、笑顔で返事をし門の中に入って行った。

いかがでした?評価やコメントなどを受け付けているのでよろしくお願いします。

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