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視界が白んでいき、体を支える手の力もぬけ、彼の上に崩れる。最後の感覚は、体がふわふわと軽くなった。まるで空を飛ぶような。
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「ねえ。」
優しい声をかけられ、そっと瞼を開ける。彼がいた。
彼の金色の目が、すっと細められる。私も彼に微笑む。
それからどちらともなく、手を取り合い、まだ真っ白な世界へ、
私たちは進んでいった。
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To be continued…?
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