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手作りご飯

作者: WAIai
掲載日:2026/09/08

土曜日のお昼。

俺は緑のエプロンをして、キッチンにいた。

「ー今日はコロッケを作るぞ」

新じゃがいもの季節なので、ほくほくできるはずと期待する。

まずじゃがいもの皮だが、包丁の背の部分を当てて、こすっていく。

「…うわ。面白いように、とれていくよ」

皮が薄いので、途中で水で流しながら、作業を進めていく。

「よし!! じゃがいもの皮むきは終わり!!」

張り切った声を出すと、次はじゃがいもを茹でることにする。

水から茹でるので、鍋に水を入れて、じゃがいもを小さく切ったものを入れていく。

大きいままでもいいのだが、時間がかかり過ぎるので、小さく切ったのだった。

「…その間に」

鍋に蓋をし、早く沸騰させるようにすると、冷蔵庫から玉ねぎと合いびき肉を取り出す。

玉ねぎは皮を剥き、みじん切りにするのだが、目にしみて涙がこぼれてくる。

「痛っ」と言いながらも、何とかみじん切りにすると、油をひいたフライパンの中に入れていく。

合いびき肉も一緒に入れ、炒めていく。

「うわ、美味しそう!!」

玉ねぎはしんなりしたらで、肉に火が通ったら、終わりだった。

炒め続けること数分。

ちょうどいい炒め具合になったので、塩胡椒を入れる。

お好みの量でよく、下味ができれば完成だった。

「えっと…じゃがいもは」

すでに沸騰しており、竹串を用意する。

1つに刺してみると、新じゃがいもだけあって。茹であがるのが早かった。

もういいかなと思い、火を止めて、ザルを用意する。

そこにじゃがいもと湯を流し込み、よくきると、また鍋に戻す。

火をつけると、水気をきるように、軽く炒めていく。

シューという音とともに、じゃがいもがほくほくになっていく。

そろそろかなと思い、火を止めると、マッシャーで潰していく。

まだ熱いので、気をつけて進めていく。

形があるよりはないほうがいいので、マッシャーで細かく潰していく。

「よし、できあがり!! あとは肉と玉ねぎと合わせて…」

鍋の中に炒めたものを入れ、混ぜていく。

良い香りがふわりと鼻を刺激し、味見したいが、まだだった。

手が熱くならないように、冷ましていくと、丸められる温度となる。

「俵型にして…」

少しまだ熱かったが、俵型にすると、バットの上に並べていく。

全部終わるまで丸めると、今度は小麦粉と卵とパン粉を用意する。

形が崩れないように、小麦粉をまずつけ、次に卵を溶いたものをからめると、最後にパン粉をまぶす。

できあがったものは、バットに入れ、やはり並べていく。

手が小麦粉やパン粉で太くなるので、水で途中、流すと楽になる。

「あとは油で揚げるのみ!!」

フライパンに油をたっぷりいれ、適温になるまで待つ。

その間、使った道具を洗い、しまっていく。

菜箸で温度を確かめると、まだだった。

なので、ひと休みということで、きゅうりにマヨネーズをかけたものを食べる。

「あ、美味しい!! マヨネーズ、最高!!」

パリパリと食べていくと、菜箸を油の中に入れる。

シュワっという音とともに、泡がついたので、少し火を弱火にし、早速、コロッケを入れていく。

「キツネ色、キツネ色!!」

早く、早くと出来上がりが楽しみだった。

目をきらきらさせ、コロッケの色が変わるのを眺めていく。

裏の色を見てみると、良い色に揚がっているので、反対にひっくり返す。

そちらの面も茶色になるまで揚げると、バットに乗せていく。

残りも同じように揚げていくと、汗が浮かんでくる。

しかし揚げ物を調理するのは嫌いではなかった。

次々と手際よく進めていくと、最後の1個をバットに乗せる。

「完成ー!! やったあ!!」

両手をあげ、大喜びする。

あとは後片付けのみなので、油を油こし器に入れていく。

全部入れると、キッチンタオルで、フライパンの油を吸い取り、環境に優しくする。

あとは普通に洗っていき、後片付けを終わりにする。

「そうだ!! せん切りキャベツとミニトマト」

冷蔵庫から慌ててキャベツを取り出すと、細かく洗い、せん切りにしていく。

皿を3枚用意し、キャベツとミニトマト、それに揚げたてのコロッケを乗せていく、

「よし!! Xにのせようっと」

スマホを持ってきて、写真を撮ると、「今、作りました」とコメントをつける。

それからとあるところに、電話して聞いてみる。

「あ、俺。あのさ、コロッケを作ったから、食べに来ない?」

もちろん、と返答があり、これからお客さんが2人来る予定だった。

「ソース、ソースと」

冷蔵庫から用意し、炊飯器を確認すると、3人分はありそうだった。

ソースをテーブルの真ん中に置くと、その隣にマヨネーズを並べる。

ーマヨネーズは俺専用。だって、美味しいから、我慢できないんだもん!!

ジュルっと唾液が出てくる。

早く来ないかなと時計を気にしていると、チャイムが鳴る。

「はーい!!」

急ぎ足で玄関に向かったのだった。




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