Storia7 現れし魂の前世
大きな猪を倒した後、滝に向かう道を歩き俺は辿り着いたが、なかなか絶景で水量は多くも少なくもないし、橋が在り滝により修行すると得る力が違うらしい。 一応鑑定結果を言えば、体力回復やスタミナアップや疲労回復に傷等の自然治癒能力が、付与されるがまあ自動肉体再生みたいな能力らしい、何分その効果は在るかは分からないが、自己治癒(小)とは記載されていた、因みにビタミンも豊富でもある。
「一応、あの猪は高級豚肉より美味しいらしい、しかも肉質ランク5AとかではなくS1と出た、しかもAより高い等級…………異世界いやユズリナ様の世界は凄い」
後で解体してから、美味しくいただこう………解体しても何か今ならケロッとしてそうな、自分が居そうだからまあ何とか成るな、それに味は食べなければ実際どうかなんて分かる筈がない。 豚丼にカツ丼や豚汁にぼたん鍋………ごくり、腹減って来たがその前に修行しないとな、何しに来たか分からなく成る。
一応滝修行の服装は何でも良いらしい、因みにおバカな服装でなければらしい、一応全裸には成る気はないし猪が来る事は無いらしい、一応普通は其なりの格好で滝に打たれるが、俺は普通に水着で滝行をする………何故かって? 風呂ではないし、修行に服を濡らしながらは抵抗が在るから、あと滝の近くに温泉が在るから着物とか着た状態で、入りたくはないし一応焚き火も用意してから滝行をする。
水の温度は其なりに冷たい、まあ当たり前だけど其でも少しは水温に期待はしたかった、買った水着で岩場の滝に打たれる場所に座り、無の心で滝に打たれてたが暫くすると何故か冷たさを感じなくなる、不思議と身体全体を暖かい膜で覆われてる様な感覚だ、何か最初にミコト様に教わった気の様な感じに似てる気がする。
更に寒さを感じなく成り、不思議な感覚と何故か不思議な二人に出会った、回りは暗い空間で何故か二人は懐かしい親友の様に、俺の前に立ち何かを言ってるが俺に言葉は届かない、その一人は漢の渋味がある仏頂面をした、江戸時代風の時代劇に居そうなさすらいの浪人、もう一人は黒髪に赤味のある髪に、やや優しい瞳は俺に似てる気がしなくもないが、体つきは外国人の様にガッチリ系だが、何故かいやに懐かしさを感じる………俺よりも、二人揃って痩せてるしフツメンだし………何か悔しさが沸々と沸くな。 何故に滝行の修行中に、二人が現れたのか分からないが話をしてみる。
「君達は誰だい」
そして浪人が、ゆっくり口を動かし何かを伝えてる。
「た・き・ぎ・ょ・う・を・や・め・て、お・ん・せ・ん・に・は・い・ら・な・い・と・し・ぬ・ぞ」
滝行をやめて、温泉に入らないと死ぬらしいが、そんなに長い時間滝に打たれてはないが、忠告には従おう………何か微妙に寒い気がするが目を開くと、何か陽射しの角度が何か違う気がする。 まさかね…………気のせいだよな、だが何故か身体がどんどん寒く成り唇が震えてる自覚をする、何かヤバい気がするので立ち上がったが微妙に足腰の踏ん張りが、足の震えと何でか足が痺れを感じる、この足の痺れは長時間座ってる時に痺れを感じるのと同じだ、まさかではなさそうだな。
この男、集中が高過ぎると時間感覚を忘れて没頭する癖がある、そして修行中に雅史の中に現れた二人は後に判明する。
「……………さむい」
それはそうだ、唇が紫色に近い色に成ってるぞ雅史よ。
「さむい」しか口が動かない、俺は慌てずに足をガタガタと震わせながら歩き、何とか温泉前に着きお湯を身体に掛け暖めてから、温泉に浸かれた………生き返る………そんなに滝行してる感覚は無いんだが、あの二人は一体誰だろうか?
「確かユズリナ様に、紹介を省いた場所の取扱説明書的なのが、スマホ的なアプリにあった様な気がする」
一応インベントリアから取り出し、どう見ても携帯しか見えない物体の電源をいれると、何故かチビッ子いユズリナ様キャラがメールアプリを見ろと、アプリのマークを叩いてた。 何か来てるのだろうか? 一応、指でタップしメールホームを開けば、ユズリナ様からメールが在りそこには「色々設備の場所や、修行出来る場所のアップデートしたから、セペデト世界の地図アプリをダウンロードしときましたよ」と、メールが来てたから地図アプリを見ると、セペデトとは書いて無いがリゲル世界地図と名前に成ってるが、確かリゲルて太陽の23倍の大きさの恒星だった筈なんだが、まあセペデトも恒星のシリウスのエジプト名だった様な。
リゲル地図を開いたら、広過ぎてまったく縮小すると今居る場所が消える、しかもミリスタ達が居るのは俺の拠点から、そんなに離れてない場所ぽい…………広いから色々見て回れよ。 あと何ヵ所かにワープゾーンが在り、ユズリナ様は説明してなかった場所かは不明だが、魂の道場とかこの秘境溪谷以外にも修行する場所が在る。
まあその前に、ステータスまだ見て無いんだよな、俺も結構迂闊に忘れてるよなまったく、さて異世界の自分のステータス確認をしょう。 先ずはメニューから、能力値をタッチしてと。
雅史が画面をタッチすると、画面は変わりステータスが表示されるが、雅史は目を疑うステータスに何回か目を疑う数字を、何度も見返す。
名前:下沢 雅史
年齢∶41歳 性別∶男 職業∶無職
Lv.1
HP120/120
MP700+950⇢1650
魔力容量900+9500⇢10400
STR125
VTI350
DEX20
AGI100
INT250
LUK750
WIL680+1200⇢1880
CHA65
武器熟練度
剣 大剣Lv1
太刀 刀Lv1
斧 槍 小剣Lv0
杖 棍棒Lv0
弓 銃Lv0
体術Lv3
特殊Lv0 (創作物兵器・その他)
魔法熟練度
光魔法Lv1
闇魔法Lv1
火魔法Lv1
水魔法Lv1
風魔法Lv1
土魔法Lv1
精神魔法Lv1
特殊魔法Lv1
黒魔法Lv25
天空魔法Lv25
オリジナル魔法Lv5
EX固有スキル
・幻想と無限のヴェルク
・アカウント
固有スキル
・瞬間転移
・次元瞬間移動
レアスキル
オリジナル魔法
スキル
・魔法基礎・応用
・????
称号
・魔導基本講師
・中年残念剣士見習い(笑)
・中年残念魔法見習い(笑)
・オッサンドライバー(古の免許証)
・レア魔法師
何か年齢が一つ増えてるんだが、修行で魔力が凄く成長してるから良いが、運が普通に高い気がするが何故に高いのか不明だ、あと薄く? と表記された不明なスキルが一つ在る、まだ覚醒してないスキルて事かな?
その通りとは、現時点では言えませんね。
あと魅力低いのは仕方ないが、もう少し配慮した数字にして欲しいな。
※その要望は無理ですが、このステータスを育てないと後に大変に成ります、この魅力のステータスは人生の分岐点として、精神と魅力により色々分岐点に成ります。
魅力だから容姿だろう、酷いな………本当もう少し配慮してよ。
※ちゃうわぁー!!
だが他に思うのは、猪を狩ってもレベルが上がってない事だ、猪ではレベルアップに必要な熟練度は無いか足りないのだろう。
在る意味正解です、だが猪を狩ってもレベルアップに熟練度が足りないかは、秘密ですよ。
「武器熟練度とか低いし、まだまだ修行する必要が在るな、魂の修行場は分からんが、この先にあと二つ滝が在るし行ってみよう」
俺は身体が芯から暖まり、身体の調子も回復してるのでさっさと着替え、旅装備に着替えて奥に向かう木製の橋を渡り、次の滝を鑑定したが『聖霊の滝』とは出るが何故か、内容が目隠しされてる………酷くない。 だが何故か近くに、たまゆらの様な光が二つ居て、何故か付いて来いと言ってる気がするが、俺はたまゆらに導かれながら最奥の滝行き、滝の方に道が在るので行くと滝裏に道が続き、たまゆらもそちらに行き俺はその後を追う。
滝の裏には洞窟が在り、暗いし先が見えないがたまゆらの光で見えるかもと、付いて行ったが暗くて見えなかったが、目が慣れれば見えると思ったがまったく見えない、何故か背後の入り口が消えてるし仕方なく前を歩いてたら、いつの間にか天の川の様な模様の庭園に出たが、薄らと青い花から光が漏れてるが、回りを見れば他の花も薄らと銀河の様に光を放つ。
「何か銀河ぽい庭だな」
※当りです。
一応鑑定すると、『天の川ガーデン』と表記されるがどんな場所かは出ない、そして一応庭園の出口に行き外に出れば、何故か『剣術道場』と書かれた日本家屋の時代劇に見る、道場と何故か違う場所には不思議な扉しかないが、何処かに行ける青いタヌキの不思議道具の様な、木製の扉が一つ在るし近くには何か江戸時代位の旅籠が、一件在るがまあその前に道場に足を向け、道場に上がるとそこにはさっき現れた、漢の渋味がある仏頂面をした江戸時代に居そうな、さすらいの浪人が神棚の下に正座をし待ってた。
「来たな、未来の我が魂よ」
「……………ハイ?」
俺は意味が判らず首をかしげると、向こうはニヤリとして言う。
「拙者はまあ芳野と名乗ろう、お前さんの数前世の一人だ」
「? 何を言ってんの?」
雅史は理解しない、だが芳野からしたら魂の輪廻の記憶から、目覚めた時に理解しそしてもう一人と芳野は、雅史を鍛える為にこの隠された世界に肉体を一時的に得た。
「まあ拙者も、普通ならそう言うだろうが事実、拙者は数前世前のお主の魂だ」
「私の転生前の魂とか、言われてもな………」
芳野さんは立ち上がり、此方に歩き手を俺の頭に置き一瞬何か大量のイメージが、頭の中に流れて来るが此はこの辰川芳野と言う、武芸者の生きた証しとその技術や憐れにも、元同門のライバル達に闇討ちされ死んだらしい最後、しかも旅をしてる間に友と成った男は、元婚約者に討たれてしまったがそれは、真犯人が兄の仇と知らずに。
まあ芳野さんが、後で真犯人を正々堂々と切り伏せたが、それにしても動きに無駄がない剣捌き、闘気使い手の芳野さんは本当に俺の前世か疑りたい、まあ転生してるから容姿が違うのは仕方ないとしても、まだ自分を納得する様な確証はない。
「まあ疑ってもしかたあるまい、拙者がお主を鍛えるから、どれ程の腕か見せて貰おう」
何故か芳野さんと、少し稽古をする事に成ったが、先ずは木刀ではなく得意な武器を見る事から始まった。
「武器の手応え次第では、少し教えの仕方が変わってくる………拙者の得意な武器は少ないからな」
「あんた次第かよ!」
思わず俺は芳野さんに、ツッコミをしてしまった………何か、芳野さんに親近感を一瞬感じたが気のせいにした、認めて成るものかよ!
「うん…………結構、木刀や打突系の練習武器が豊富だな」
「左様だ、拙者も来た時同じ事を思ったからな」
「………………」
どうやら芳野さんは、この道場の主ではない様だが見た目と存在感は、もう道場の師範だよな………俺よりも若そうだが。 一応大剣型や木刀に、大太刀型の模造木刀が手に馴染む、三つを手前に置くと芳野さんは大剣を放り投げ、放り投げた先の場所にもう一人、さっき居た外国人が居た。
「その剣はあやつが得意だ、拙者の未来の魂の一人だ」
その男は名前を誇らしげに言う。
「俺はユンケル、宜しく未来の我が魂」
「アンタもかよ!」
何か分からんがこのユンケル、俺とは違い警戒心を抱かせない雰囲気を持つ、俺は警戒心手より自分から警戒するが、まあ小さい頃は人見知りではなかったが、身体が弱かった小学生のある時期から人見知りに成ったな、たまに病院に入院したからな………おたふく風邪の菌が、普通では無い場所に出たりまあ色々体質が弱かった。
そして俺は二人に稽古を受けた、先ずは対人は芳野さんにそしてモンスターまあ魔物は、ユンケルが得意とししかも屈強なモンスター討伐の騎士団団長に、登り詰めた元冒険者らしい…………成り上がり凄いな。
先ずは戦い方だが、剣道とは違うのは時代劇を観てれば其なりに理解してるが、だが実際に学ぶ芳野さんの足捌きや自然体の動きや、戦いのプレッシャーはユンケルとの模擬戦闘では、芳野さんの方が対人慣れしていた、もうこてんぱんに五戦連敗のユンケル………魔物には強いみたいだが。
「くぅ~っ! まさか俺が負けるなんて」
本当に悔しがるユンケルに、芳野さんは澄ました顔で言う。
「まだまだ腕が若いな、ユンケル」
「俺と芳野さんと、一緒にしないでくれよな、雅史」
「だよな、ユンケル」
何かユンケルに呼び捨てされても、何故か許せる雰囲気と嫌味の無い雰囲気とかまあ、天性のひとたらし的な部分が在る気がする。
「ひとたらしだな、こやつ」
ニヤリと笑いながら、悪そうな顔で芳野さんがユンケルに言う、俺もそれに同調する。
「確かにな、芳野さん」
「人聞きが悪いぞ、ソコの二人!」
真っ赤な顔でキレるユンケル、既婚者を弄って何が悪い。
因みにこの二人は腕は良いが、果たして剣の技術を手に入れられる師に成るかは、まったくもって俺は想像出来ん、何故なら二人揃って負けず嫌いだし、たまに蹴りや肘鉄等も繰り出していたし、何か剣術より喧嘩だなこりゃ。
それにしても、この二人が俺の前世の何人かの内の二人らしいが、体型もまったく違うがユンケルは何か同じ匂いがする、芳野も何か似た雰囲気を感じるが体型を見ると霧散する、なんか腹立つし…………太ってるから腹が立つてる訳ではないぞ。
こうして二人に剣を教わるが、芳野さんの剣は特に闘気を纏う剣で、しかも何故かしっくり来た大太刀の扱いが素晴らしく立ち回りが上手い。
「本来の拙者の得意武器だ」
「刀ばかり使ってる、雰囲気だっが」
俺は思った事を言うと、芳野さんは言う。
「大太刀よりも、刀の方が道場や剣術が諸国に多かったからな、我が師範武光も剣術は刀だったからな」
何故か遠い目をし、芳野さんは懐かしむ様に言う。
「まあ同門の馬鹿たれ共は、稽古の相手に成らんヒヨっ子だったな」
なんかいきなり苛立った顔付きに成り、同門の仲間に対する口調は相当根深いのか、苛立った雰囲気を出しながら芳野さんは言う。
※とある事により、同門達に闇討ちされたからです。
「それにしても雅史よ」
「何?」
何故か嬉しそうに、芳野さんは俺に向かい言う。
「拙者と同じ才能があるぞ」
「………」
芳野さんの言葉には、何か我慢してる様な気がする。
雅史は直感的に、芳野の口調に違和感を感じた。
「何故にジト目で、拙者を見る?」
「普通の口調で構わないよ、肉体は若返ってるが二人より年上だが、何か拙者とか余り使って無い様な感じだし」
芳野さんは溜め息をすると、砕けた感じに口調を変える。
「まったく敵わんな、よかろう本来の口調に変えたからには、俺は厳しく教えるぞ、雅史よ!」
「口調と性格を同時に変えるな!」
こうして初日は、芳野さんに鍛えられた………筋肉痛に、翌日成らないと良いな。
次回に続く。
作者∶さてさて現れた、結構前の前世の代表二人ですよ。
高貴なL様∶この二人の能力の一端が、雅史が武器を扱える原点ね。
大神のミコト(偽名)∶因みにあの世界を弄ったのは、私ではありせんよ。
作者∶因みにこの作品の神達は、某宗教とかの神に属さないので御安心下さい。
大神のミコト(偽名)∶私の事ですか?
高貴なL様∶私の上司にして、私の父かしらね。
作者∶それは言えません、L様。
大神のミコト(偽名)∶…………あの方かしら?
作者∶それも言えませんよ、ではまた次回。
大神のミコト(偽名)∶…………あの二人かしら?
高貴なL様∶また次回に、バイバイ。




