表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

神の子供たち

マツバギク

作者: なるで

花をしっかりと閉じてしまった君

何故花を咲かせないのか


...


おーい


...うーん よく寝た

あれ?

まだ雨降ってんじゃん

もう少し寝よっ


...少し私に付き合ってくれないか


え?

新手のナンパ?


いや、そういうわけでは


なーんだ

アタシのびぼーにやられちゃったカンジかと


確かに君は花を咲かせれば美しいのだろうが

その花を閉じてしまっては意味がない

咲かせないのか?


うーん

そうしたいのはやまやま たにたになんだけど〜

雨が降ってるとさ、出ないじゃん、やる気


そうなのか?

大概は水を得て元気が出るはずだが...


じゃあアタシはその大概に当てはまらないトクベツな存在ってことよ

だから寝かせて!


...最後に質問していいか?


えー

手短にお願い


いつになれば君の笑顔が見れる?


うーん

この雨、いつやむかなぁ


明日には


じゃあ明日の晴れてる時においで


わかった

では明日





輝かんばかりの紫の花

...美しいな


ね?言ったでしょ

アタシのびぼーにやられちゃうって

読んでいただきありがとうございます

マツバギクの花言葉:「怠惰」「怠け者」「勲功」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ